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ttemilのnoteはじめました

 音楽にまつわるアイデアをとにかくやってみようという「ttemil(ってみる)」というチームが始まって、2年目になります。いくつかの事をやり、大半の事はまだまだこれからですが、自分たちの備忘録とも、興味を持っていただいた方々へのご報告ともいえるようなものとして、noteを始めることにしました。
 結局、我々がやってみたものに触れて理解していただく事が一番なのですけれども、こうして文章に書いて伝える方法というのも、今後の我々にとって大事な一つになってくれると良いなあと思っています。

 この文章が記念すべき最初の投稿になるわけですが、事前に「ttemilを作った動機」や「ttemilの理念」のような内容にせよというお達しがありました。しかし最近になって”自分の頭の中を理解してもらうには時間が必要だ”ということが薄っすらと分かってきました。膨大な時間を使って色んな事を話し合ってきたチームの中ですら、今でも「そんな事を考えてたんだ〜!」なんて言われるくらいですから。それに、無理にまとめて文字にしてしまうと、自分自身で自分自身の考えを決めつけてしまうような気がするのです。 だから、動機や理念については追々ということにして、今回は”こんな風に考えています”という事を、ふんわりと書いていきたいと思います。

 常日頃、問題意識を共有する事を大事にしています。身近な事を例にして書くとすると、例えば
「ちょっとそれ取って。」
というひと声は”なぜなに”が抜けているので、受け手にとっては分かりにくい上に、言い方もなんだかぶっきらぼうで嫌な気分にさえなります。だから
「喉が渇いたから水の入ったコップを取ってくれない。」
みたいな声かけにすると、多少は円滑になるはずです(ただこの場合は、そのくらい自分で取ったら良いんじゃないのという声もあるでしょうけれども)。
 誰かと何かをする時は、ある程度の理解をしてもらった方が円滑に事は進みますし、「喉が渇いた」のような問題意識の共有ができると、角度の違うアイデアが出ることもあります。
「喉が渇いてるなら、冷蔵庫にポカリもあるよ。」
などという展開になると、選択肢が増えるから良いなあと思っているわけです。誰かと何かをする時に問題意識の共有ができていると、良いことが起こる率が上がります。
 ただ、この”問題意識”というやつには悪い点もあって、問題意識が動機の核になっている時は、なかなか面白い展開にならない事が多くなりがちです。特にその”問題意識”がネガティブなものであればあるほど、妙にストイックで寛容さに欠けた”了見の狭い”展開になります。

 ttemilで何かをやってみる時、特に大事にしている事は
・問題意識に振り回されないこと(囚われないこと)
・動機はネガティブなものではなく、ポジティブであること
の2点です。問題意識は何かの”きっかけ”にはなるかもしれませんし、方位磁石のようなものにもなるかもしれませんが、動機の核にしてしまうとつまらない事になると思っています。
 思い入れが強いとなおのこと、「あれが嫌だから」とか「あれが間違ってるから」というのが無意識に動機になってしまう場合があります。ですが、面白い事や楽しい事、より良い事をやるためにはあまり必要ない場合が多いですし、問題を敬遠する事でその中にある面白い部分を見つける機会を失う事もあります(100%面白くない事なんてないはず)。そして結局のところそういった問題や課題は、ポジティブな行動の中で解決されることの方が多いと感じています。
 先ほどの例えを使ってあえて書いてみるとすると、何かをやってみる時は特に「喉が渇いたから水の入ったコップ取って」ではなく
「一緒に美味しい物飲もうか!」
とか言いながらビールでも開けて、美味い料理を作ったりする方が良いなあという事です。…お酒を飲む時はちゃんと水分も摂った方が良いというのはさておき。

 ここまで書いた上で、ああ、なんだ、結局理念的な話になっているじゃあないかと、自分の発言の一貫性のなさに我ながら驚いていますが、今回書いたのはほんの一部。端っこの端です。 それなりに野望もあるし、目標も、具体的なプランもあったりするのですが、今後の投稿の中で色々な取り組みについてご紹介しながら少しずつ書いてゆこうと思います。

 それでは、ttemilのnoteを今後ともよろしくお願いいたします。
 そして、後々になって遡ってご覧になっていらっしゃる方も、引き続きttemilをよろしくお願いいたします。

なみへい著


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