見出し画像

なんと言おうと#35 ~ラジオ語り・A&G NEXT ICON 超!CUE&A(月曜)~

皆さま、こんばんは。なんと言おうと#35です。
このコンテンツは普段は人の意見に導かれたり、流されたりすることが多い僕がこの場だけは自分の考えを誰の意見にも惑わされずに言いたいという思いから成り立っています。

あまり人前では言えないんですけど、僕は1か月に1回くらいバンド「たま」の楽曲を摂取したくなるんですよね。両親がたまのファンクラブに入っていたり、妹が3たまのセッションを観に行ったりとうちの家族はたまが好きでして、音楽をやっていたにも関わらずあまり音楽を聴かない僕が小さい頃から親しんできた数少ない音楽です。たまはイカ天でブレイクして、今から30年ちょっと前に一世を風靡したグループで、スピッツはたまの影響を受けているという記事を見たことがありますよ。そんな昔のバンドを今さらと思うかもしれませんが、今人気のあるアーティストでもたまが好きという人はけっこういて、King Gnuの井口さんとか、オーイシマサヨシさんとか、月ノ美兎委員長とか・・・。あの独自の世界観、聴いてみたら分かります。いや、独特すぎて聴いても分からないかもしれない。あっ、聴いたら精神が不安定になります。だからこそ、仕事でうまくいかなかったときとか、心にぽっかり穴が開いたり、どことなく寂しい感情になったりしたときに聴くのをおススメします。より精神を複雑に、不安定にさせてくれますよ、それが心地良いんですけどね(笑)

さて、この時期と言えば、テレビ番組やラジオ番組は改編期ですね。新番組、終了する番組、沢山でてきますよね。僕の敬愛する文化放送超A&G+は全体をみれば終了番組は少ないのですが「亜咲花のTHE CATCH(月曜18:00~)」、「渕上舞のとりあえずまあ話だけでも(火曜17:30~)」など比較的長く続いていた番組が終わるなど終わる数以上に終了番組多いという印象を受けています、それよりも10月新番組が少なくて終了番組の枠を埋められずリピート新設ばかりなのが気になりますね。そして、今回紹介する番組も10月改編で終了を迎えた番組です。今回取り上げる番組は「A&G NEXT ICON 超!CUE&A」です。月曜~木曜夜に放送していた帯番組で、スマホアプリ「CUE!」及びTVアニメ「CUE!」とタイアップしたアニラジです。その中でも、4曜日で唯一初回から最終回まで聴きとおした月曜日にフォーカスをあてて紹介やら感想やらを書きたいと思います。それでは、スタートです。

A&G NEXT ICON 超!CUE&A

概要

番組名:A&G NEXT ICON 超!CUE&A
パーソナリティ:(月曜)内山悠里菜→週替わり※、(火曜)安齋由香里、(水曜)宮原颯希、(木曜)土屋李央
※2022年6月27日放送分より、守屋亨香、緒方佑奈、稗田寧々の3人から1人週替わり出演
放送期間:2019年9月30日~2022年9月22日(全156回×4日、生放送)
毎週月曜~木曜20:00~21:00
リピート:本放送翌日8:00~9:00
放送局:文化放送超A&G+
アーカイブ配信:ニコニコチャンネルにて放送後1週間限定配信(有料会員)
番組紹介文:この番組は、次世代のあこがれの的となる声優を目指して、みなさんからの声援にこたえながら、夢に向かって挑戦していく女の子たちの物語です。

月曜コーナー紹介

曜日共通コーナーおよび、内山降板前のコーナーについて紹介する。

【曜日共通コーナー】
ふつおた
 ☆
パーソナリティの近況トークとともに、リスナーからのメールを紹介するコーナー。アニメやゲームの感想、番組の感想及び月・水は所属するユニットDIALOGUE+の読み上げが多かった。
PICK UP CUE!
CUE!の魅力や最新情報についてお知らせするコーナー。
CUE!成長チャレンジ
パーソナリティ4人が週替わりで同じことに挑戦するコーナー。前番組(FIVE STARS)から踏襲されている。

【月曜限定コーナー】
月曜から補習授業

月曜CUE&Aを代表するコーナー。番組内で露呈された明らかな勉強のできなさ、CUE!成長チャレンジで行われた学力テスト(2020年3月2日放送分)の振るわなさを受けて作られたコーナー。内山さんが正解できそうな難易度の問題をリスナーから募集し、問題に解答していく。僕としても思い入れの強いコーナー(後述)で、このコーナーで生まれた珍解答の数々は他のコーナーにも波及していった。
たったいま考えた内山の言葉を、キミに捧ぐよ ☆
いわゆるセリフコーナー。リスナーからはお題となるシチュエーションとそれとは直接繋がらなさそうな「無関係ワード」を募集。内山さんがシチュエーションに無関係ワードを入れてリスナーの心に刺さる言葉をささげる。無関係ワードの意味を理解できるかがカギで、無関係ワードには補習授業で生まれた珍解答が選ばれることが多かった。
がんばれ内山!はんてん君チャレンジ
番組マスコットキャラクターのはんてん君(モルテン・・製のハン・・ドボール)の空気が抜けてしまったことを受け、空気を入れるべくミニゲームに挑戦するコーナー。放送末期ではあまり行われなかった。成功した数に応じてはんてん君に空気を入れることができるが、回によっては逆に抜かれてしまうこともあった。
東京ポリスオーバー
身の周りにいるちょっと悪いヤツを紹介するコーナー。補習授業の珍解答から生まれたコーナーで通称「TPO」。悪いヤツは東京ポリスオーバーに収監され、リスナーからのメールに対してTPO送りか無罪放免かを内山さんが判断する。
内山怒らせ大喜利
大喜利を通して、日頃あまり怒らない内山さんの怒りのボーダーラインを探るコーナー。基本的にあまり怒らないが、前髪に関することには怒る模様。一度怒りの判定が内容は繰り返し使用できないというルールがあったものの、線引きがあいまいというかメールチェッカー(作家)の見落としが散見されて納得いかないというか送れる幅が狭くなって送りづらい印象があった(僕自身は投稿経験なし)。
みんなのマイホーム探訪
「月曜CUE!&Aは私(内山悠里菜)にとってマイホーム!でもたまにはリスナーさんのマイホームものぞいてみたい!」ということで始まったコーナー。整理整頓された部屋からモノで埋め尽くされた部屋までオタクスペースを満喫できる。

※☆はメールの採用経験があるコーナー。終了したコーナーについては省略。

番組の思い出

番組初回、パーソナリティの内山さんによる「わっしょいわっしょい」の第一声でこの番組に引き込まれました。何週か聴いて一番面白いというか、「この子応援したい!」と思った月曜日は熱心に聴取していました。ゲームのほうも少しはプレイしましたし、アニメは半年間、しっかり視聴しました。
もちろんメールも送っていて、通算5回の採用をいただきました。ただ、送った回数の割には・・・なんだよなぁ。

一番の思い出は#24(2020年3月9日放送分)で、自身この番組でのメール初採用の回でした。メールの内容は前週のCUE!成長チャレンジの感想でざっくり書くと、「学力テストの結果が予想通りだったとはいえ頭を抱えた」「正解するところが見たい」というもの。そこからトークが発展していき作家からクイズコーナー(お勉強企画)を作るのはどうかと提案が。それで次週の#25から始まったのが人気コーナー「月曜から補習授業」です。だから思い入れがあるんです。僕のメールから一つのコーナー、それも長期にわたって続くコーナーができた経験は初めてで、今後ないかもしれません。僕自身、クイズの採用はなかったものの、数々の珍解答が生まれて沢山笑わせていただきました。いくつか紹介しますと、

Q:四国4県をすべて書きなさい。
A:愛媛県、香川県、徳島県、高知県 → 内山さんの解答:愛媛県(正解)、長島県、玉崎県、四車県
Q:1582年に織田信長が明智光秀に討たれた事件の名前は?
A:本能寺の変 → 内山さんの解答:法隆寺の件
Q:TPOを略さずいうと何か。
A:時間、場所、場合 → 内山さんの解答:東京ポリスオーバー
Q:GPSを略さずいうと何か。
A:グローバルポジショニングシステム → 内山さんの解答:ゴットポリスショット

面白いでしょ?これでも氷山の一角、雀の涙程度ですけどね。普通の人なら余裕で全問正解を狙える問題ばかりなんだけど、毎回頭を抱えるレベルの珍解答を残していき、リスナーの大爆笑をさらっていきました。ちなみに、1放送当たりの正解数の最高記録は3問(2021年8月30日放送分)。でも彼女、意外と漢字の間違いはほとんどなくって、まったく勉強ができないわけでもないような気はちょっとしています。嘘か真か、学生時代は中の上くらいの成績・・・とおっしゃっていましたし。

逆に辛かった思い出もあって。#123(2022年1月31日放送分)。その日のテーマメールで「特技」というのがあったんだけど、他のリスナーによる理系チックな特技が立て続けに読まれて、僕自身も理系な特技を送っていたのでこの流れはあるぞ!と思ったのに読まれなくって。そして、読まれた特技は内山さんにも他のリスナーにも絶賛されていて。悔しかったですね。僕も理系な特技を持っていたのに送っていたのに、その輪の中に入れず、まさに「蚊帳の外」にされた気分でした。この回以降、どうしても、「リスナーとパーソナリティで作る番組」ではなく何人かのメール職人・・・・・・・・・とパーソナリティで作る番組」、要は身内だけで楽しんでいるという風に思うようになってしまって、この番組にメールを送る意欲が大幅に削がれてしまい、何度か送ることはあったものの結局最終回までメール採用を勝ち取ることはありませんでした。

番組終了&総括

「何人かのメール職人・・・」と思ったおよそ半年後、今年の7月には原作のゲームアプリの再開断念が発表され、番組ツイッターでラジオ番組終了の報を見る前にラジオ番組終了を察してしまいました。確かに何人かのメール職人の文章の腕はものすごく高く、たまにメールを送る人たち(自分含め)が割って入る隙があまりなかったのはありますけど、「やっぱりなぁ」と思ったしまいました。
A&Gは「CUE!」というコンテンツをプッシュしていましたが、ゲームアプリはサービス休止後再開を果たせず、アニメは自分の思ったほどは流行らず、AiRBLUE(キャスト16人が作品と並行した活動していたユニット)も活動休止、さらには月曜パーソナリティの内山さんは体調不良で活動休止しラスト3か月は交代制を敷くという厳しい結果となりました。アニメでも言及されていましたがこれが一つ大きな仕事を得たからといって終わってしまえばその先は分からないという声優業界の厳しい現実なのかもしれません。一方でAiRBLUEのうちFlower、Birdのメンバー8人(CUE&Aでいう月曜と水曜の枠)で構成されたユニット「DIALOGUE+」はかなり売れてしまって。製作陣にも恵まれ、コンスタントにシングルをリリースしたり、アニサマにも出演したりと勢いがありますよね。これも響いたのかなぁと思います。

放送期間3年、思うところは沢山ありましたが、僕としては初回から最終回まで足跡をたどって来られた数少ない番組の一つになりました。特に月曜日はゲームコーナーではなかなか結果が出ない時期が続くも、勝利したときは本気で喜んでいましたし、どんなに分が悪くなっても試合を投げることなく全力投球するさまが印象的でした。もちろん、補習授業の大正解&珍解答の数々も。新人声優の登竜門的なポジションの番組だったし、内山さんは純粋なヒロイン役が似合いそうなので、活動再開できたらもっと売れて、声優の卵から殻を破って空に羽ばたいていってほしいなーなんて思います。

ラジオの話中心のつもりで書いてはいましたが、どうしてもゲームとかアプリ、ユニット活動の話も書かないといけなくなったんだけど、大して説明とかせずに書いていったので、下に参考となるリンクを貼っておきます。

参考URL・リンク


最後はこのコーナー!

今週の1枚!!

鳥取市用瀬町には美成(みなり)という集落があって、元・虹のコンキスタドールで現・煌めき☆アンフォレント所属の長田美成|《ながたみなり》さんと同じ名前と思って撮影しに行ったものです。
そしてこの写真、本人に認知されました。きっと日本中の長田美成ファンの聖地になるのかならないのか・・・。

それでは、また次回お会いしましょう!!

※投稿後、編集が入る場合があります

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?