メタモデルの攻略まとめ

メタモデルの攻略まとめ

こんばんは。観測ログです。


メタモデルとは、人の偏見や歪曲、また思い込みによって生まれる「停滞」といった状態から、どうしたら建設的な状態を生み出せるのか、そういったコミュニケーションの場面で活用できる質問のスキルです。

このメタモデルは、自分との対話でも使えるわけで、

問題を明確化させていったり、
視野を広げることで、
本当の問題を見つけていくことが出来ます。

これメカ節子が以前キャスで言ってたのですが、僕には出来ないので説明文だけ書いておきます。



問題が起きる要因

日常、ビジネスにおいて問題と呼ばれるものの要因として、
情報の認識の違い、視点の違いがある。
(自分の中での認識の違いであったり、他人との間での認識の違いで問題が生じる)
今回のnoteでは、根本的な問題の要因になる「情報」を解析し、
それによってあなたが抱えている「問題」をより明確化させていく(解決)方法をお伝えしていきます。

人間は情報を都合の良いように解釈する

まず、前提として人は情報を100%吸収することが出来ない。
情報を100%吸収できる状態というのは、一瞬で今目の前に見えたすべての情景、音、感覚を全てそのままインプット出来るということ。
例えるなら一瞬見ただけでその景色を1mmも狂うことなく情景画を描けるようなもの。つまり、人間の脳は見たもの、聞いたもの、感じたものを
自分の都合の良いところだけ摘み取っているということ。

特徴的な部分であったり、興味関心がある部分であったり、意識的に集中しない限は無意識が不要と思っている情報はまず入ってこない。だからこそ、広告とか商品は意識して貰えるように特徴を出す必要がある。

成長するためには無意識を意識化

不要だと思っている、意識化出来ていない情報は入ってこない。
ということは、意識的に必要な情報はアンテナを張っておかないと得れないということ。
引き寄せの法則などがいい例。
目標、夢を紙に書くことで、情報のアンテナを張る役割がある。
(具体化させていくとより叶いやすくなるのはより意識化出来るため)
その紙に書いたことで無意識化から意識化へ移り、脳みそが勝手に必要な情報をキャッチするようになる。その繰り返しは無意識で起こるため求めているものが引き寄せられてきたかのように感じる。

人間は、情報を以下の3つで解釈してしまう。

■一般化
■省略
■歪曲

本来の情報は一般化、省略、歪曲、もしくは組み合わせで解釈してしまう。
この一般化、省略、歪曲が生じるため、コミュニケーションに問題が起きる。(自分、他人とのコミュニケーション)

それらの情報から隠された情報(他の側面)を見つけ出し違う側面を見つけることがメタモデルという言語ツール。
色んな側面が見つかっていけば、情報が立体化していく。(より明確になっていく)明確になっていくことで問題を改善出来る。

一般化

情報の一部分だけを切り取って全部がそうであるかのように
(自分の中の視点で)解釈すること。
■1:可能性「出来ない」
■2:断言「すべきだ、すべきではない」
■3:普遍的数量詞「絶対、決して、いつも」

などの言葉が入ると
一般化されている場合が非常に多い。
その時に違う側面を見る必要がある。

一般化の例

■「普通の人が成功なんて出来るはずがない。」(可能性の否定)
⇒普通の人が成功出来ないってなぜ言えるのか?
■「健康でいるには規則正しい生活をすべきだ!」(断言)
⇒規則正しい生活をしていない人でも健康な人はいないの?
■「いつも私は運が悪い。」(絶対的断言)(普遍的数量詞)
⇒運が悪くない時は一度もなかったのですか?

省略

情報の一部だけを切り取ってそれをすべてだと解釈すること。
■1:具体性の省略
■2:比較対象の省略
■3:評価基準の省略

というような省略をされる場合が多い。
こういった場合には、省略されている情報を探す必要がある。

省略の例

■「もっと幸せになりたい。」(具体性の省略)
⇒具体的にどう幸せになりたいのか?
■「もっと稼げるようになりたい」(比較対象の省略)
⇒何と比べてもっと稼げるようになりたいのか?
■「学歴がないと稼げない。」(評価基準の省略)
⇒誰がそう決めたのか?何を基準に言っているのか?

歪曲

情報を自分の視点を入れて違った情報に変えて解釈すること。
■1:等価
■2:前提
■3:因果
■4:憶測

この4つで歪曲されている場合が多い。
視点を広げて別の角度から見る必要がある。

歪曲の例

■「ブログにアクセスが少ないので稼げない。」(等価)
(ブログにアクセスが少ない=稼げないと同じ意味として解釈してしまっている。)
⇒サイトにアクセスが少なくても稼げる場合はないのか?
■「どうすれば仲良くできますか?」(前提)
(仲良くないことが前提となっている。)
⇒どうして仲良くないと思っているの?
■「お金がないので講座に参加出来ない。」(因果)
(お金がないという理由と講座に参加出来ないことを結び付けている。)
⇒どうしてお金がないことが講座に参加出来ない原因なの?
■「怒っているに違いない。」(憶測)
⇒どうして怒っているとわかるのですか?

情報というのは、
「一般化」「省略」「歪曲」されているため、
それらの情報から隠された情報(他の側面)を見つけ出すことがメタモデルという言語ツール。

つまり、「問題」というものは、情報が「一般化」「省略」「歪曲」されているために生じるものであり、明確に出来れば解決出来る。

問題を分析する

あなたの抱えている「問題」
を分析することから始めましょう。
まず、あなたの問題というのは、
「一般化」「省略」「歪曲」どれで解釈されているのか?
更にたとえば、一般化されているのであれば、
一般化の中の「可能性」「断言」「普遍的数量詞」
どれなのか?を分析する必要がある。
※それぞれが組み合わさっている場合もある。

問題分析例その1

<問題>
「もっと時間があればクオリティの高いサイトが作ることが出来るのに!」
<分析>
■1:【歪曲】の前提
時間があることが前提
⇒時間がなければクオリティの高いサイトが作れないのか?
■2:【比較】の省略
⇒何と比べて時間がないのか?
⇒クオリティが高いサイトって何と比べて高いのか?

問題分析例その2

<問題>
「お金がないから人生が充実していない。」
<分析>
■【歪曲】因果
お金がないという原因と人生が充実していないことを結び付けている。
⇒お金がなければ人生は充実しないのか?
■【省略】具体性の省略
⇒人生が充実するとは具体的には?
⇒お金があるとは具体的にどれぐらい?
■【省略】比較の省略
⇒何と比べてお金がないのか?
⇒何と比べて充実していないのか?

問題分析例その3

<問題>
「いつもモチベーションが上がらない。」
■【省略】比較の省略
⇒何と比べてモチベーションが上がらないのか?
⇒どういう時と比べてモチベーションが上がらないのか?
■【一般化】普遍的数量詞
⇒モチベーションが上がった時はないのですか?
いつもではないですよね?
■【省略】具体性の省略
⇒モチベーションが上がるとは具体的にどういうことですか?

まとめ

問題を解決するためには、
問題の情報を分析して、
隠された情報(違う視点)に焦点を当てることが必要。
焦点を当てるためには、「違う側面の質問」をしていく。
質問を繰り返ししていくことで、隠された情報がどんどん見えてくる。
(自分で気づいていくことが重要)
隠された情報が見えてくると問題の解決に繋がっていく。

これ書いてる本人が出来ないので参考にはしないで下さい。

note乞食してます。100円是非下さいw嘘です