見出し画像

新型青黒セシル ver20230715

どうもー、ふみやです。
今回紹介するのは先日ユウケンさん達ともお話して、ブラッシュアップをしたセシルです。

7/15~16の参加4公認大会でなんと12-0全勝!! デッキレシピは細部ちょくちょく変えていますが、大体は一緒です。
ユウマのとき同様、「デッキレシピは見たけど回し方がわからない」というご意見も複数頂きましたので、できるだけ丁寧に解説していこうと思います。この文章書き始めたばかりだけど、こういう書き出しのときは大抵めっちゃ長いすごく丁寧に書こうと意識しています。前回の記事も参考にしてもらえればそこまでは長くならない予定です。

■デッキレシピ(ほぼ一緒)

7/15 池袋イエサブ、大宮アメ優勝
7/16 カードパラダイス
7/16 アメニティ池袋

上記優勝レシピの時系列順。対戦ありがとうございました。

メインどころのカードは特にニュアンスが変わったりしていませんので、こちら↓の記事をご参照ください。
青黒セシル全力解説
https://note.com/0726238/n/n62b5c1e0770c

変わった部分だけ変遷と使い方を解説します。

ピン刺しユニットズ(デッキに1枚採用)


友人や娘曰く、私がピン刺し構築大好きというのは周知の事実(知らんけど)らしいです。このデッキは邪悪な取引での回収がセシル+なにかになることが多いこと、発掘やURセシルでユニットを墓地に落としやすいことでピン刺しをして適時回収する動きが噛み合うんですよねー。ただの性癖ではなく、ちゃんと理論武装した性癖です。ピン刺しユニット使うの気持ちいいぃぃぃ!!!!!!!!!!_(┐「ε:)_
というわけでピン刺しユニットの立ち位置や使い方を紹介します。ピン刺しユニットは結構頻繁に入れ替えているので、皆さんもオススメカードがあったらコメントで紹介してください(笑)。

天眼銃撃 ナディヤ

納得の制限カード


初動で1ドロー1ヒットが狙える制限カード。セシルは色拘束が重めのカードが多いので、色拘束が青1と少ないサブアタッカーはかなり重宝します。ナディヤは1ターン目で登場して1ヒット取り、返しで殴り返される展開が常ですが、このデッキでは2ターン目アサルト開放なので殴り返してきたユニットをさらに殴り返しやすい点と、ナディヤが倒されるとスターターセシルでライフトップにナディヤを置ける点で他のデッキより初動ナディヤアタックが裏目になりにくいです。積極的にアタックしにいきましょう。

新進機鋭 エイラ

こんなところに表現規制しなきゃいけないパーツあんの!?
ってぐらいなぞのヒカリっている。青の世界は神秘がいっぱい。


ナディヤと違い初動でドローができない代わりに1ターン目から4500と安定したステータスで安定した働きをします。2ドロー1ディスカードで特定カード(接続血晶とか)を探したいときはナディヤより優先度が高くなります。手札か2ドローの中に発掘作業があるとレガシーの材料にもなりウルトラカードになります。URセシルとアグニのコンボで発掘が手札にいることは割りとあるので発動しやすいコンボです。

マッシヴコンバット セレス

攻殻機動隊みたいな服


コマンド多めのデッキなのでコストには困りませんが、青拘束3コストが重めの8500デコイ。役割はセシルで取りにくい5500以上のユニットに対して攻守で活躍する傭兵(メインの動きとは違う立ち回りをする)ユニットの立ち回りです。セレスをアグニで守る動きは相手への牽制力が高く強力です。前述の通り色拘束が重いので複数採用は難しいですが、邪悪な取引で拾ってきて展開までに合計7コストと比較的少ないため、頻繁に回収の選択肢に乗りますし、結構出します。

死に微笑む者 ベストーラ

攻殻機動隊みたいな服

アグニの横においておく系女子。得意なことは相手が接続血晶など全体除去を構えているときにアグニの横に出して嫌そうな顔されることです。サバサバ系。
ベストーラは色拘束が軽いこと、相手がアグニを狙ってくるかサイドアタッカー(アグニ以外のユニット)でセシルの立ち回りは少々異なるため、どちらでも切り替えができるベストーラはサイドアタッカーとして優秀です。邪悪な取引発動時にすぐに回収したいカードがない場合や、適当なユニットでライフ取りたいケースで選択肢になります。具体的にベストーラを優先するケースだと、リソースの回収タイミングがナディヤよりも遅いので手札オーバーを防ぐケースや、ベストーラ→回収ナディヤとすることで手札消費実質無しでサイドアタッカーを途切れなく展開するケース。あとはブロッカーに回して相手の攻撃を止めつつ次のエースを回収するケースなど多岐にわたります。
初動で使いにくいこと、強みを活かすのに多少相手依存があること、短期集中訓練が乗らないことで1枚採用ですが、十分に活躍してくれます。

要撃班 漣のパメラ

履いているセシル、穿いてないパメラ。理由はストレスかな?

ユウケンさんが使っていたパメラが強そうでいれました。俺が使うパメラは弱いのに、ユウケンさんが使うパメラは強そうでずるいと思ったので、嫉妬の1枚です(ハイライトが消えた瞳)。

俺のときはライフ1点払う能力だったのに!!
ニコニコしながら出したURセシル効果で1枚もバスター乗らないのに!! 

パメラがやりたいことはライフトップにおいたバスターの回収。しかし、パメラがいて、アグニのアタックまで進めて、ライフトップにバスターがあるケースは、ビルディバイドにおいてはかなり要求値が高いなぁと思っており、強い認識はあれど使いこなせないと抜けていました。
しかし、バスター回収できるケースがないわけじゃないというのがひとつ。接続血晶を嫌って相手がイエロー止めしてきたときに不意に出してライフをレッドに持っていく役割で2つ。1ターン目に立たせておくと5500ブロッカーなので攻撃がほぼカットできて速攻やミラー相手で強いことが3つ目。青黒エナジーとしておけるなら色拘束が厳しいこのデッキでは重宝するだろうというので4つ目。なんだかんだ3コストユニットなのでヒットを稼げるし、青だから短期集中訓練も乗せれるので5つ目。うわぁぁぁぁ要求値が高いカードは使いこなせないからいれたくねぇーーーー!! と思いつつ、他の3コストユニットの選択肢でここまで多機能なユニットもいないので、十徳ナイフ的な役割で1枚採用です。


■その他入れ替えた&入れたカード


OUT
大陸弾道弾 ディスペア 2→0枚
先史文明の遺産 2→0枚
八咫烏 3→1枚

IN
遅滞戦術 0→4枚
短期集中訓練 1→2枚
要撃班 漣のパメラ 0→1枚
※デッキ枚数は50枚をキープ。

遅滞戦術

彼女たちは履いてることが確認できる。

発掘調査で手札にコマンドが入る機会が多いので、打てないディスペアやオーパーツより、打ちやすい遅滞戦術を優先しました。アグニ復帰で4コスト使っちゃうんで、5エナジーのカードは手札にあっても使いにくいです。
アグニを除去してアタックの動きを取る相手には遅滞戦術をケアする余裕がないことが多く、結果として2コストで相手の攻撃を無効にしつつ1ドローのフルスペックを発動することができます。最近ではヒット数を参照する諸葛亮にヒットマイナスを打ち込んで機能不全にするムーブでも活用できます。手札も減らないし余った2コストを活用できるのでとにかく使い勝手がいいです。
採用ショットが切札のみで除去ショットがなくて大丈夫かと心配される方もいるかと思いますが、接続血晶のお陰であまりに気になったことはありません。むしろ劣勢時に攻撃を止めつつ1ドローから連鎖してリソース回復カード(新兵器開発や邪悪な取引)を引き込む形で攻撃ユニットが途切れないほうが勝率を上げてくれていると感じます。対戦環境にグラナディカがよく出てくる人は1〜2枚抜いてレイフォウにするぐらいかなぁ。個人的にはグラナディカが多くても遅滞でいいような気もしますが。

短期集中訓練と八咫烏


どちらも普段は手札に来ても活躍できるかは五分五分なのに、特定のマッチアップや試合展開ではめちゃくちゃ欲しくなるという類のカード。その日の自分が"持っている"と吸い付くようにいいタイミングで手札に来るので、その日の調子がいいかどうかの指標になります。ダメそうなときはエナジーに埋めてください(笑)
ちょっと話がズレますが、中盤以降の発掘調査でデッキトップのコマンドを探しに行くとき、意識しているのが以下の3種の枚数です。
・接続血晶コンボ
・遅滞戦術
・短期集中訓練
コンボ用、防御用、攻撃用です。上記3種は試合運びに大きく影響し、勝敗を決定づける威力があるので発動前に枚数を確認しています。発掘でデッキトップをめくる効果を使うときにデッキに残っていてほしい関係で短期集中訓練が2枚、八咫烏は1枚にしています。ただまぁ、どちらもゲーム中に使いたい回数は0〜1回です。なくてもいいけど、あると刺さるときにぶっ刺さるという感じです。
あ、リソースを回復させたいような状況のときは種類が何でも手札に入ってくれる枚数が多い方が嬉しいので入るカードはなんでもいいです。このデッキは強いコマンドしかないので、何が入っても基本的に問題ないです。


■ちょっと詳しめの戦い方

序盤


前回も書きましたが、セシルは序・中・終盤で、アグロ→ミッドレンジ→コントロールと戦術が変わる天才かわいいデッキです。天才かわいいは言いたかっただけですすいません。

基本形として、序盤は4アサルトの多面並ぶ特性を利用して多少は殴り返しやショットで撃破されることを許容してでも攻撃を重ねて相手のライフを削ります。序盤はお互いのエナジー総数の兼ね合いで大きめの裏目がでにくい(仮にショット踏んでも序盤ならゲームの趨勢が決まることはそうない)ので、積極的にライフにアタックしていきたいところです。もちろんレストの相手ユニットがノーリスクで倒せるなら基本的には取り得ですので基本的には、ということになります。
もし相手の1ターン目2ターン目の動きがなかったり、ライフからバスターが多めにめくれてえぐめにダメージが通ったときはそのままダメージを叩き込んで勝ってしまうのが最上です。短期集中訓練なども遠慮せず使って削り切ってしまいましょう。4コストアサルトの特権で速攻決めて勝ちきれるなら言うことないです。
速攻で仕留めきれなかったときは時間かけて戦う中盤戦に移行です。

俺が思うセシルとアグニの関係性は概ねこれ。

中盤


中盤戦は序盤の攻撃で使ったリソースを回復させつつアグニのヒット1を丁寧に通していきます。アグニの攻撃は非常に止められにくい(クイック手札コストのみで複数5000パンプになりえるユニットにちょっかい出すのは怖く見える)ので、膠着するときはアグニを通すプレイングを意識すればとおもいます。ブラフも活用して手札にバスター持ってるようなふりして殴りましょう。
セシルのリソース回復方法ですが、これは多岐にわたります。発掘調査取引新兵器で純粋に枚数を回復させる方法もありますし、相手のデッキがリソース回復遅めのデッキなら相手を削るという方法もリソースの回復とほぼイコールで考えて良いです。どんどん枚数差をつけていきましょう。目標は相手と自分の場と手札を計算して、相手+2枚ですかね。この2枚が後の接続血晶になっていくのが理想です。
中盤戦はアグニさえ生き残っていればいいので、アグニが生きていて手札が枯渇しそうなら一旦攻めるのを止めてもいいです。序盤からガンガン攻めた攻め手を止めるのは結構見極めが難しいですが、攻撃が通らなくなってきたら一拍置くぐらいでもセシルは大丈夫です。返し札もたっくさんあるんで、数ターン攻めなくても最終的に勝てる手段は結構あります。詰め手段について考え始めたら終盤戦です。


終盤

終盤は相手によって立ち回りが異なります。
対ビートダウンでは強制接続+貫く血晶からの盤面リセットと短期集中訓練からの詰めを確保を優先します。相手が攻撃してくるからこっちの攻撃も通るはず。なので、相手の攻撃を通す→こっちの攻撃を通す→相手のターンは接続血晶で吹き飛ばす→ユニットを追加してさらに攻撃を通す、で実質2ターン分の攻撃を叩き込むことができます。ここに短期集中訓練が乗れば全員ヒットプラスで前のターンと合わせて実質3ターン分の連続攻撃で相手を落としに行ければ良い計算になります。訓練を切るときはできればそのターンで仕留めに行きたいところですね。
相手が接続血晶を警戒して手札にユニットを温存しているならそれはそれでこちらの対抗札を温存できるのでオッケーです。ちなみに相手がこちらの接続血晶を吐かせるためにユニット1枚で攻める戦術にはカウンターとして遅滞戦術がよくささります。私個人的な意見ですが、接続血晶を無理なくて組み込めるセシルだからこそ、アグニ除去後殴ってくるヒットを2コストで削れる遅滞戦術にはかなりの信頼をおいています。

対コントロールではセシル+アグニ+3コストの優秀ユニット達の波状攻撃で盤面処理+セシルでライフ+その他で受けという形を作ります。コントロールは単体除去+ユニットで受けてくる形を取ってくることが多く、3面作れると1点は通すことができます。受けに使うかライフとるかは都度状況によりますね。対面が除去に偏ったテリトリー(ヴァストヴァルナとか遊技場とかアーセナルとか)だと、ただただアサルトで2面復帰しているだけで終始有利取れるので自分の手札エースの枚数に気をつけていれば大丈夫です。


■番外編〜小ワザ集〜

よく使う細かい立ち回りを紹介します。本当に細かいし、それ普通じゃね?みたいのも思いつく限り書くので、参考程度にどうぞ。

・アグニ+パメラ+ライフトップバスター

アグニアタック→レストしたらパメラ効果コストでクイックでライフの先頭を破棄→アグニ永続効果で手札に→パワー+5000効果発動。
ライフトップにバスターがあるときに使えるコンボ。パメラはコスト、アグニは永続なので手札にバスターが加わる動きに相手はクイックを挟めません。不意の衝撃を対策できたり、コンバットカードとして複数バスター持つことに意味があるタイミングで使います。

・フルアンタップ返し

アグニが1体のみで生き残っているときに、手札からユニットを追加せずそのままアグニで攻撃していく戦法。ショット踏んだときに当然アグニに飛んでくるので、次のターンセシルから2面復帰で被害を最小限(実質0)に留めることができます。
また、エナジーを残して返すことで遅滞戦術→新兵器などクイックリソース回復の動きも1ターンかけてやる価値があるアクションですので覚えておいて損はないです。

・アグニ効果起動+デッドストック

バスターを捨てたターンならデッドストックが2コストで打てます。機会としてはあまりない(4コストとして打つ機会のが圧倒的に多い)ですが、意識はしときましょう。

・アグニ効果+発掘調査をレガシーで発動(1コスト安い)

発掘調査は墓地から使うレガシーのがコストが少ないので、速攻対面やゲームを急ぐときにはやむを得ず手札コストで捨ててから墓地発動でコストを抑える方法です。コストあまりが許されないぐらい競ったゲームほどよく使います。

小ワザ系はこんなもんかなと思います。

以上です。
セシルは天才かわいい良いデッキなので、ぜひぜひ読んでくださったみなさんも作ってみて、お気軽にコメントくださいねー。

いいねとスキはデッキビルダーの活力!!
参考になったという方はぜひぽちっとよろしくお願いいたします!!

ではまたー。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?