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アンチデコイシフト 青単クラウディア

■現場からのクレームと要望


10歳娘氏「セレス鬱陶しい!! クラウディアの動き止まる!! なんとかして!!」

はい「ワイ」

いやまぁ、査定的には低コスト高パワーデコイのセレスがおかしいんじゃねぇかなぁ? クラウディアは墓地回収からセレス(8500デコイ)大量に出してくるデッキ無理すぎるんよね、、、。
というわけでセレスの分析から始まって、これならいけんじゃね?見たいのなのをデッキに落とし込んだのが今回の記事。デッキ制作の過程も含めて紹介しますー。

クラウディアを殺す形してる。

そもそも昨今デコイを出すデッキは、何かしらでデコイが定期的に盤面へ補充できるようになっている事が多い。特にグリゼルダは邪悪な取引以外にも複数回収札が採用されていることが多いのでとにかくデコイが着陸する。基本的にエナジーを使い切って行動するクラウディアではデコイをどかして1アクションという合計2アクションを取ることが難しいデッキなので、一度でも止まると、まくるのは難しい。

じゃあデコイ、除去ろっか。
というのが新型のアンチデコイシフト、青単クラウディアとなります。

■クラウディア【アンチデコイシフト】

以前の型は以下のリンクから参考にどうぞ。
10歳女子を大人&玄人しかいないTCGで勝てるようにするのはそれなりに理詰めで考えないとね!!!!!!!!!!!!

☆青単メリット①:青指定4以上のカードを入れれる。


青単のメリットは何と言っても青指定4〜6の青指定激重のカードをデッキに採用できることですね。デッキレシピだと
エルビラ
カトリナ
キーラ
ヨランダ
が実質青指定4以上であり、その分強力な性能を持ちます。特にキーラとエルビラは他に替えがきかないため、青単でまとめる理由ですね。

2ターン目6000、開放以降はデコイを殺して2ヒット。
不可避の1ダメ。
青以外(切り札とか)のカードを入れない理由はこいつのため。

デコイ(主にセレス)+クイック除去を構えるデッキの対抗戦術は「1ターン内で、デコイを倒しつつ、ユニットを出す」以外にないです。デコイ無視はクイック除去があるとケアされますし、エルビラも他に打点を通せるカードがないとダメージ量が足りません。ノーマルタイミングでデコイを殺す&ダメージを出すは1ターンで両立しなければ可能ですが、相手の墓地回収を考えると都合よく打点が通る場面は少なく、デコイの攻撃を受けている分でライフ負けします。デコイ除去+ヒットを作り出すと、相手はデコイのおかわり+クイック除去を作り直す必要があります。ドローソースや回収にもコストがかかるため、1ターンでの復元ができるかは、運要素がかなり強めです。クラウディアのラストアタックをねじ込めるかどうかはこの辺の駆け引きで相手のプレイングを歪ませる必要があります。10歳娘氏曰く、セレス出してくるデッキ相手に勝つには、相手が取引→デコイ多面展開でエナジー使い切って、一瞬ガードが下がるかどうかにかかっているらしいです。こわっ。

アドバンテージならいくらでもくれてやる
そのかわり
お前のライフををオレにくれっ!!

クラウディアでのブラフの貼り方と打点のねじ込み方はもはや俺よりうまいからね、娘氏、、、。

一応サブプランとして、クイックでデコイ除去ができるレイホゥとディスペアを採用しています。ただこれだと2枚目デコイが出てくる可能性もあるので、やはりメインプランの「1ターン内で、デコイを倒しつつ、ユニットを出す」ありきですね。

上記戦術ができるカードは限られていて、実用範囲にいるのはロジータ、キーラ、ブレインジャックorコンバージング・ファイア+3コストユニットぐらい。もし相手のデコイのパワーが6000以下なら上記にカトリナとバラージェス。3000以下ならクラウディアとガンクラッグが1ターン内でデコイを倒しつつヒットをねじ込めるラインに加わります。とはいえ、想定デコイとしてはセレスを対策するのがいいでしょうね。出会う確率が非常に高いですし、そういったデッキは使い回しを前提としていますから。
ブレインジャックとコンバージング・ファイアは手札2枚要求で安定しなかったため、1枚でデコイを処理しつつダメージを出せるキーラのみが残りました。キーラ4枚は今の環境ではクラウディア内トレンドだと思っていて、キーラ4枚を入れるためにタッチ赤を諦めた節があります。

☆青単メリット②:色事故がない。

青単のため色事故がないことも長所です。色事故が起きたクラウディアはデッキコンセプトとして6エナ縛りがあるため、普通のデッキだとできるあとで色比率を正すことができません。青単でエナジー事故自爆がないだけで総合的な勝率はぐっと伸びます。
青黒鬼滅型と比べ、流行りのスティール・ランで取られて厳しいカードが少ないことも好印象です(鬼滅型は鬼滅ショット減らされるのも一夜の悪夢盗られるのもマジできつい)。クラウディアにおけるユニットはだいたいショットかクイック除去を踏んづけて死ぬので、現在は除去ショットのみなので、スティール・ランは持たれていても打たれるユニットが生きていることはあんまりないです。


★青単デメリット:対象になる


逆に青単にするとネックになるのは、何と言ってもバドラトスや"凪"冨岡義勇といった耐性持ちを採用できないことですね。相手にクイックの呪われた切り札を始めとした除去を持たれるだけでダメージクロックが止まります。

赤青クラウディアのフィニッシャー。
鬼の3点、アンブロ、対象にならない。
青黒鬼滅型クラウディアのフィニッシャー。
鬼の3点、アンブロ、対象にならない。青黒の長所で墓地蘇生もある。

どのデッキでも採用されているクイック除去1枚で完全にダメージクロックが止まるのはかなり課題でした。なので以前の青単型はエルビラの直ダメに頼ってゲームメイクをしていましたが、分身ギミックの導入で攻撃の幅が増えました。


1枚から2枚になって分散攻撃が可能。
序盤3500としても運用可能な優秀な3or6可変機。
1枚から2枚になって分散攻撃が可能。
6500のユニットが場に残り、
相手に処理を強要できることができる。

分身は切り札を持たれていてもダメージクロックを進めることができますので、実質直ダメ1点の追加カードです。エルビラと違って不可避というわけではないですが、その分パワーでこじ開けたりユニットとライフに分散したりと器用に立ちわまれます。特にガンクラッグは適当に1ターン目に放り投げてライフ取るのに使ったりしますので、3or6のコスト変動の使い勝手のよさは非常にありがたいです。

★その他カード紹介

青単クラウディアの詰め担当。ガードを下げると意識外の7エナジーから飛んできてゲームを終わらせるビルディバイド界の絶望狼。絶望狼知らない人はでゅえるメイト読もう。

エヴォル登場時効果がDデッキからのプレイなので、実質はプレイ時にその場に応じた有効な効果になります。

相手がエナジーを使い切ってたら無我の一撃
ライフで受けそうなら戦友の形見
デコイとパンプ構えてそうならマルチパーパスランチャー
ショットケアと小型除去するなら信頼の絆
が選択肢ですね。相手にしてみればクラウディアの速攻を捌きつつ上記4択が有効でない盤面を作るのは、まぁ苦労します。

実体験のロジータ絡みの死にパターンだと、
デコイ2面エンド無我で全滅ウワァァァ
デコイ+不意エンドパーパスランチャーウワァァ
デコイ+魂の価値エンドパーパスランチャーウワァァァ
ライフ5エンド戦友の形見から4点→有効ショットなし(-5000捲った)バスター2枚絡みウワァァァ
ロジータ警戒で切り札持ってセレスパンチショット踏んでがら空き→ガンクラッグ分身ウワァァァ
ロジータ警戒セレスと切り札持ってエンド→キーラ効果でセレス除去&切り札使わされトップ邪悪な取引から回収セレスセレス両方プレイ、ロジータパーパスランチャーウワァァァ
ロジータアタックをライフで受けライフ0で捌き、デコイ+切り札構えエンドエルビラ直ダメウワァァァ

私はビルディバイド界屈指のクラウディアに轢かれ率を誇る男。死にパターンがなんとも豊富!!!!!!!(誇らしげ吐血

忘れがちですが、トップで引いても6コストでもプレイ可能なマルチフィニッシャーです。7エナジーまで伸ばすと、手が絞られます。使うときは狙いすました一撃でゲームをおわらせにいきましょう。

だいたいこんなもんですかね。
クラウディアってエース、1弾からいるのにまだ頑張れるのすごいよなぁなんて思いつつ、みんなも作ってみてねで締めます。

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