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“ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず” 病気して(今もだけど)、今さら…

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“ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず” 病気して(今もだけど)、今さらながら、とりあえず今を大事に生きようと。 時々“置いておく”感じで徒然に書いています。 猫好き

マガジン

  • 日々雑感。

  • 坐禅について、、、

  • メンタルヘルス的なこと。

  • 猫のこと。

  • 本や映画などのレビュー的なこと。

    出会いのようなものだし、薦められるような文才もなくレビュー的に。

最近の記事

スマホスタンドを作った。

100均で買ってあったヒノキの板を見ていて思いついて作ってみた。 (この板はわりと良くて小ぶりの皿など作ったりしている) 背板のデザインは太極図をモチーフに。 途中から充電しながら使えると便利かなとコード通しを開けたり、充電プラグを付けたまま置けるように高くしたりしていたらバランスが崩れやや前重心になってしまい、スマホを置いてみたらかなりアンバランスでちょっと押したら倒れそうに… (いつものことだが設計図とかなしでアバウトに作り出すもので(^^ゞ) ふとアロマストーンを

    • 開眼・半眼で坐ることについて。

      はじめに 坐禅では開眼、そして半眼で坐る。 曰く「眼は開いたまま1m程先の床(壁の場合は45度ほど下)に視線を下ろし、自然な感じでまぶたが少し垂れたような薄目で…」などと。 坐禅会などで質問などを聞いたことがないのであまり気にする方はいないのかもしれないが、個人的には少し気になって“つぶらないんだぁ”と思ったのを覚えている。 (例えばアニメ『一休さん(大人じゃないほうの)』とか。昔ちょっと習っていた武道では始めと終わりに黙想(もくそう)と言って正座して眼を閉じる時間(ほんの短

      • 大人だろ…勇気をだせよ

        「目の前が暗くなる」という表現がある。 他にもショックなど何らか情動変化を視覚的に表現したものがある。 あるからには単なる比喩ではないようで、実際に病気ではうように・もがくように過ごし、仕事も長期間できずにいた時、全てがセピアがかって見えていた時期がある。 そんな時、ふと目にしたこの花だけが色付きで見え、きれいに感じた。 今思えば俯いていたから見えたのかもしれない。 そして何か良い方向へ向かう徴候だったのかもと感じている。 だから、下を向いて歩くのも時には悪くないの

        • 有賀幹夫さんのストーンズ写真展

          『THE ROLLING STONES 60th ANNIVERSARY 有賀幹夫 写真展』 @小平市茶間茶間 入ってすぐのチャーリーにしばし固まる。 紙面などで見ていた写真でも実物はやはり違う。 表情やカット割りの妙というのか。 ポートレートでは表情の柔らかさに驚かされる。 感慨深く会場を出たところ、何と有賀さんご本人に遭遇! 別の写真などを運んできたらしく横付けした車から荷下ろしするところだったので、こんにちはとだけ言ってちゃんとした挨拶は控えたが一瞬目が合ってラッ

        スマホスタンドを作った。

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          22本
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          8本

        記事

          当事者がしている希※念慮と病気への対処。

          希si念慮(※書くのも厭で一部伏せ字にしている)とうつ病という心(というより脳)の病気への対処について、当事者(数年前これで生活と仕事ができなくなり、復帰してからも後遺症に悩まされている)がしている対処を書いています。 うつ病など、いわゆる心の病になってしまった時に思うことは(おそらくほとんどの場合はじめは気づかずにいるので、正確には明確な違和感や不調、生活や仕事への顕著な支障などの事態になってから)、「(ただでさえこんな時に…)よりによって何で」、「今までそれなりにやって

          当事者がしている希※念慮と病気への対処。

          百日紅を見ると思い出すこと。

          夏の暑い盛り、紅や白、ピンクとそれぞれの色に開き秋まで長く咲いている百日紅を見ると数年前のこととある方のことを思い出す。 当時は後から思えば病気がかなり進んでいたらしくずいぶん心身の調子がおかしくなっていて、一応は仕事と生活をしながらも思うようにならない日々がかなり続いていて、病気を意識せざるを得ず、どころかもうやばいのかもと感じてはいたが、それでも仕事がひと区切りつけばなどと思いながら何とか踏み留まろうとしていた頃。 (後から思えば完全な思考停止・固着でしかなかった…)

          百日紅を見ると思い出すこと。

          私的ワクチン体験とこれらについて。

          副反応含めありきたりな話。備忘録的に。 1:接種記録 2021年の春過ぎ、いわゆるワクチンクーポンが届いた。 記載によると自分の年齢ではまだ先のことになるらしいが、この騒動において自分の属している自治体は取り組みが上手く、そして早期にいったほうではと思う。 もちろんもっと地域に根ざし、人が減ってしまった地域で近接している利点を活かした話やとても効率的に接種を実施した例などがあるが、事前の案内(実はかかりつけなどの手段があったとしても)と、おそらくは地元の医療体制と協力(とそ

          私的ワクチン体験とこれらについて。

          子猫の夢。

          子猫の出てくる夢を見た。 夢の中、休日の朝いつものようにウオーキングに出かけようと(これは現実にもたいていそうだ)玄関を開けた先にそれはいた。 初めは丸くうずくまっている毛に被われた小さなものが何か判らなかったが近づいてみると猫らしい。 何だってこんなところにと困惑したが、とても小さなそれはぎゅっと丸まって細かく震えていたし、いずれ雨が降ってきそうな空模様だったからとにかくはと抱えて玄関の中に入れた。 それで今は玄関の上がり框の際にうずくまっているのを眺めている。 よ

          子猫の夢。

          20年生きた猫。

          ある同僚の飼い猫の話。 これを聞いたのは、個人的には数年来の病気の後遺症を抱え不安定なところもある中で迎えたこの4月の転勤の影響でまた調子を崩し、しばらく休ませてもらってからの復帰後も息苦しさなどの不調が残っていてどんよりしていた時のこと。 いつもなら(立場的にも)最初から関わっている会話以外は聞き流している同僚2人の会話が耳に入ってきた。 「うちの猫が~」などと話していたから。 猫話となると耳がそばだってしまう。 つい聞くともなしに聞いていると今は亡くなったらしい飼い猫

          20年生きた猫。

          ある犬の思い出と木彫りのこと。

          垂れた耳と頭と腰に入った茶色がチャームポイントでバンダナがトレードマーク。 やや長めの白毛がきれいで、洋犬の血が混じっているのかいくぶん細身であまり尻尾を丸めない。 初めて会った瞬間にいい子だと感じたし控えめに言っても美人だと思った。 隣家の犬(幼い頃に保護されたそう)なのだが、優しく、賢くて、うちにもよく懐いてくれ何度も一緒に散歩に出かけたりした。 近づいてきて顔をすり寄せる仕草やごくたまにのことだが門を開けた自分に吠えた後「間違っちゃった、ごめ~ん」と手をなめるおちゃめな

          ある犬の思い出と木彫りのこと。

          火球に消えた男

          彼にはそんな願望が確かにあった。 消えたい。 もう充分だ。 そう思ってはいてもそれを選びたくはないとも。 ある日、夜道を歩いていた彼はゼロに還った。 何かを頭上に感じた瞬間のことだった。 同日この地方ではその時刻に光を放ちながら斜めに飛ぶ流れ星のようなものの目撃情報が多数あり(ネットには火球だとそれを撮したという画像があふれた)、この地域では直後に衝撃波を感じたとの情報も多く寄せられていることからおそらく流れ星・火球・隕石が落下・衝突したのだろうと思われ、付近を警察などが

          火球に消えた男

          久しぶりの献血。

          先日献血した。 公園に設置された車内で。 ずいぶん久しぶりのことだった。 理由と言い訳としてはここ数年病気で薬を飲んでいたから。 -もちろんこの時は薬をやめて一定期間経過し物理的に体に薬は残っていない。 COVID-19の影響で不足が懸念されていることをニュースで知っていたし、それ以前からいずれできたらいいなと思ってはいた。 だが今回はそれよりもいまだに続く身心の不調があって不謹慎でもあるが血を抜くことでショック療法的な回復を期待したからが大きく。 つまり自分勝手な考えが

          久しぶりの献血。

          Variety is the spice of life

          ある日のこと。 コンビニで買い物し、道を出たすぐ後にふっとバッグが軽くなる感触とガラスの割れる音がして驚いたら持っていたはずの飲み物の瓶が落ちて割れてしまっていた。見ると持っていたエコバッグに穴が… とにかく割れた欠片と瓶を拾い袋をもらおうと先のコンビニに持っていったらこころよく対処してくれた。 店員さんごめんなさい、本当にありがとうございます! 改めて1年使ってきたバッグを見返したら “Variety is the spice of life” その下には“Today i

          Variety is the spice of life

          ある犬達と飼い主さんのこと。

          休日のウオーキングでよく訪れる公園にしばしば見かける人と犬がいる。 いつも2匹のトイプードルと歩きながら自転車を押している。 犬達がかわいいのと飼い主の人柄からか、他の犬散歩の人達とだけでなく犬を連れていない人や売店の人と談笑などしているのを時折見かける。 彼らと初めて接したのは数年前、 当時ときどき休日午前の居場所にしていたあまり人の来ない東屋に坐っていた時のこと。 ふと気づくと足許に1匹の犬がきていた。 つやつやした少し茶がかった黒毛で目元まで覆われた小さな子が丸っこ

          ある犬達と飼い主さんのこと。

          桜染めのこと。

          桜染めという染色技法のことを子供の頃に副読本か何かで読んだことがあった。 おぼろげな記憶だが文意としては、木花は冬、花をつける前からその身に色をためている。 同じように人も準備や努力が大切なのだと説いていたように覚えている。 ただ、花びらから染めるのかと思ったらそうではなく、花咲く前の樹皮を煮出して桜色に染めるのだという。 これを読んでその文意よりも咲く前の色を採ることで花の色が損なわれてしまうように感じ、何もそこまでしなくても…と少し哀しくなった記憶がある。 これはた

          桜染めのこと。

          蓮の植付け

          先日、蓮の植付けというものを初体験した。 ご縁のあるお寺で数年前から蓮を育てていて、今年は数を増やすからと機会を設けてくれていたので参加させていただいた。 春の日曜、天気もよく穏やかな午後。 鉢を10ほど増やすということで参加者も10人ほど。 行程としては、土を水でこねて苗床を作り、そこに苗を置き水を満たす。 こう書くと単純だが何気にまあまあの作業でもあった(笑)が楽しかった。 境内にコロナ対応のため間隔をとって用意されていたのはポットに入っていくつか葉の出ている蓮の株と鉢

          蓮の植付け