鉄の檻に囚われていることを知る

理系だったので哲学はほとんど学んだことがなかった。
YouTubeを聞いて、現在人はマックスウェーバーが言うところの「鉄の檻」状態になっているらしい。

よく分からないのでマックスウェーバーについて調べてみた。
人は会社や団体に入り、マニュアルという鉄の檻をつくることで、とても効率良くなり、安定した給与をもらい、自分を守ることができた。しかし一方で物事の判断を鉄の檻に任せっきりになっている。

その鉄の檻に囚われているのはまさに現代人のサラリーマンと同じ。
自分らしさやアイデンティティを失い、逆に鉄の檻の中に入りたがる。

最近の大学生は特にそうで、自分のことを守るので精一杯。就活は大企業の良い鉄の檻に入るためにやっていて、自分の中から出てきるものではないというギャップが当たり前になっている。

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神もとても勉強になった。
簡単にいうとキリスト教の中で教会や教皇主義であったが宗教改革でプロテスタントが生まれ、神は減点方式で人の極楽浄土に行けるかを決めていると言った決定論を述べ、少しでも良くなるために神のために労働しなさいと言われたそう。

神のために労働する意味がよく分からないが、その精神性は経営者や支配層にとっては扱いやすい。

宗教や国の仕組みは基本的に支配層が支配しやすくなるためにルールを決めている印象。
それが現代の資本主義では経営者が労働者を支配する構図になっている。

その知識を押さえた上で自身で事業や独立を考えるべきだと感じた。

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