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【世の中に悪い人なんか一人もいない】

タコみちさんとの約束


なんで急にこんな記事を
書こうと思ったのかというと、
ツイッターでのちょっとした
やり取りから始まりました。

そいさんという
先生をされていてkindle本を
出されているステキな方が
いらっしゃるのですが、
そいさんのつぶやきが
私はとても好きで
良く拝見しています。


「どんな生徒でも好きになれる」
というつぶやきを見て思い出したのが、
昔読んだ漫画のセリフ。

そしてリツイートしました。


「世の中に悪い人なんて誰もいない。
 ただ、タイミングが悪いだけなの。」

このコメントに対して、
そいさんも「深いなー。」と
コメントをくださったのですが、
それを見たタコみちさん

えっ…深い。
その一言を掘り下げるだけで、一記事書けそうですね


と、コメントしてくださいました。


私も思わず、では書いてみます!
と言ってしまった。


だけど、小学生のころのかすかな記憶は
なかなか鮮明に思い出せなくて・・・


だって、もうかれこれ40年前!!なんですもん。


というわけで、
タコみちさんとの約束を果たすべく
またまた「えいっ。ぽち」
っと買ってしまいました。


大人買いです。
漫画を全巻買うなんて、
人生で初めての体験
です。


私、今、noteの収益化に向けて、
毎日チートライティングを学んだり
noteも(落としちゃったけど)
毎日投稿したり


クライアントさんの対応とか
会社員としての仕事とか


やることたくさんあるんだよ。
漫画を読んでいる時間なんて私には・・・・・


と思った瞬間。没頭!!!!笑


40年前の自分にタイムスリップし、
1ページめくるたびに、
ストーリーがよみがえってきて
ああ、この瞬間のこのコマの絵を見て
きゅんとなってたなーとか


ここのセリフ、
何度も読み返したなーとか
閉じていた過去の記憶が
バンバンよみがえってきました。


『ファミリー:渡辺多恵子さん著』
について


ここで、この漫画「ファミリー」について
ちょっと解説しておきます。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
『ファミリー!』(ファミリー)は、渡辺多恵子による日本の漫画。『別冊少女コミック』(小学館)で1981年7月号から1985年9月号まで連載されていた。舞台はアメリカのカリフォルニア州。ロサンゼルスに住んでいるアンダーソン一家のもとに、ある日パパの隠し子と名乗る少年ジョナサンと飼い犬のアダムが現れる。

しかも、この少年の母親がパパの元カノだと知り、家族中が大パニック…かと思いきや、家族のほとんどが彼を受け入れてしまう。

当然パパはショックで寝込んでしまう。そして、一人納得のいかないフィーは彼に対して敵対心をむき出しにする。

アンダーソン家の家族愛に
満ち溢れたストーリーは、
小学生の私の心をわしづかみにしました。


なぜって、この漫画に出てくる
家族のキャラ設定と
ストーリーに希少性があり、
聞いたことがない、
見たことがない世界の話に
のめりこんでいった
ためです。


当時ではなかなか漫画として
出すのが難しかったと思う
ボーイズラブ、隠し子、不倫、などの
テーマをさらっとストーリーの中に
入れ込んでいます。


そして、その様々な問題を救うのが、
みんながいつもあなたのことを
本気で気にしているよ。

という事に気付かせてあげるオチ。


私は何度もそのストーリーを見て泣きました。


そして40年たった今でも
やっぱり泣きました。


人のやさしさってなんて素敵なんだろう。


40年間、私を守って支えてくれたセリフに再び出会う


さて、話はもどり、

私が印象に残っているこのセリフ。

「世の中に悪い人なんて誰もいない。
 ただ、タイミングが悪いだけなの。」


本当のところはどんなシチュエーションで
どんなコマ割りだったのか覚えていませんでした。


そのセリフを探して読み続けたところ、
3巻のP.210(文庫本の方です)に見つけました。


著作権のことがあるので、
ページを載せることはできませんが
ちょっとだけネタバレさせちゃっていいですか。

渡辺先生、ごめんなさい。


ある女の子が、
お父さんの新しい彼女と
うまく溶け込めなくて
ちょっといじけて、公園で
飛んじゃうお薬をつかってやる!
と、ふてくされていました。


そこへ現れたのが、
ファミリーの登場人物の「ママ」



「ママ」は地上のマリア様と呼ばれていて、
クッキーモンスターが大好き。


ある日、着ぐるみが当たった!
と喜んで見せたのに
家族中が落ち込む事件があって、
だれも相手にしてくれません。


しかたがないのでクッキーモンスターの
着ぐるみのまま外に出かけます。
(今なら絶対無理な設定)


そこで出会ったのが、先ほどの女の子。


その女の子は悪いものをちょっとだけ口に
くわえただけだけど、これが幻覚症状!
と勘違いし、クッキーモンスターを
普通に受け入れ、話し始めます。


クッキーモンスターが全力で
自分の話を聴いて
味方になってくれるので、
徐々に心を開き
女の子が言うのです。


「あんた、いい人ね、ありがと。
    本気で心配してくれて。


というと、クッキーモンスターが言います。


(ク)「あら、それはあなたがいい子だからよ。


(女の子)「あたし、いい子なんかじゃないわ。」


(ク)「いい子よ。だってこの世の中に
                悪い人なんかいないもの。


(ク)「それでも、だれかといがみあったり、
    腹を立てたりしちゃう時ってあるけど
 

 そういうののたいていは人が悪いんじゃなくてーーー


 タイミングが悪いのよね。」


ああ、これだ。
私が40年前に見て、
40年間ずっと大事にしてきた思い。



私だって、怒ったり、許せなかったり
するときがあります。
だけど、この言葉があったから、
頭が噴火しそうになると


そうだ、タイミングが悪いだけ。
人は悪くないんだった。


って思えたんだ。


たまに、
「田島さんはやさしすぎます。」と言われるのは
きっと、この言葉が私をそういう風に
育ててくれたから。


今、大人になって、色んな事が毎日起こるし
生きてくのって結構大変だなーって思いますよね。


あなたがもし、誰かとうまくいっていなかったら
ぜひ、この言葉を思い出してください。


暴力をふるう人からは、
絶対に逃げないといけないけど
お互いの気持ちがすれ違っているだけなら
きっと役に立つから。


タコみちさん、こんな記事になりました。
読んでくれるかな。


SNSでつぶやいた一言が、
こんな形になるってすごい事ですね。


今日は箸休めのような記事でしたが
最後まで読んでくださってありがとうございます。


もしよかったらあなたも読んでみてください。


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