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消防隊員の殉職と隊長の懲戒処分

「消防隊員殉職のビル火災で部隊隊長に減給処分」
ニュースに消防職員から失望の声が上がっていますが、みなさんは部下を死なせたとき、組織に守って欲しいのでしょうか?

勉強しない、訓練しない、そういう上司がのさばっているのは日本中の消防士の悩みだと思います。
一方で規定違反や訓練不足で部下を死なせてしまっても、組織には守って欲しいというのは、倒錯していると思います。
そもそも消防職員が一人、亡くなっているのに、小隊長の減給程度の処分が気になるのもよくわかりません。

「ならば中隊長や署長などの幹部はもっと重い処分を!」という意見もありますが、であれば中隊長や署長から進入や戦術を仔細に管理されることとセットになりますが、その覚悟はあるのでしょうか。

自分達は上司に縛られずに(自分の考える)合理的な戦術で活動したい。
しかし、その結果が事故を招いても組織には守って欲しい。
というのは、スジが通っていないと思います。

そもそも、消防職員の皆さんは公開された報告書を読了されましたか?
都合の悪い事を記載していない可能性を踏まえても、たくさんの課題を見出すことになる報告書です。
それを自隊や自所属の活動に反映させた方はどのくらいいるでしょうか。

SNSの投稿を見る限り、自身達が不満に思っている上層部と同じレールに乗っている方もいるのではないかと不安を感じます。
皆さんの活動は、戦術は、訓練は、準備は本当に自分や仲間や部下の命を守ることができるものでしょうか?
ぜひしっかりと見直し、検証し、改善して欲しいと思います。

「ロープを繋がない合理的理由がない」消防隊員殉職のビル火災で部隊隊長に減給処分=静岡市消防局|静岡新聞アットエス https://www.at-s.com/life/article/ats/1405890.html

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