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秋刀魚を焼いて貰った。

昨日は旦那さんが仕事休みで、朝に薬局に行った帰りに秋刀魚を2匹買ってきた。私はこのまま焼いて食べればいいと思っていたけれど、旦那さんが「ワタを取らないで焼くと身が苦くなるから」と言って秋刀魚のワタを取ってくれた。

これが、心臓。これが内蔵。この透明な内蔵の秋刀魚は脂が乗っている、など丁寧に教えてくれた。

普段2人で食事をしないから、旦那さんは魚を捌いたり調理したり出来るとは知らなくて嬉しかった。

綺麗に焼いてくれて2人で秋刀魚を食べた。

最近、凄く旦那さんが好きだ。前は私を否定してばかりで、哀しくて泣いてばかりいたけど、否定する理由がやっと分かった。

「そうじゃないよ」「違うでしょ?」「そんな事その人は思ってないんじゃないの?」と言っていたのは。

「お前にそんな事言いたくて言った奴なんて絶対に居ない。そうお前が思えれば、少しでもお前の気持ちが救われると思ってた。」という意味で私を否定してた。

涙が止まらなかった。私に嫌われるのを覚悟しながら、私が傷付いて泣いてるのをみて、いつも、昔から旦那さんは「違うよ、本当はそいつはそういう意味でお前を傷付けたんじゃないと思うよ」と。

私は馬鹿だから「何も知らないくせに」と旦那さんを怒鳴りつけていた。

本当に、私の為に傷付いてくれてのは旦那さんだった。私は、旦那さんだけは信じよう。何も信じられなくても。心からそう思った。



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