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サイユウキ「再」第5話

悟空と悟底との闘いの中で亡き三蔵に出会った
二蔵は傷を追い眠っていた。
同じように、悟底にやられた悟空も結構な深傷を
おい意識を無くしていた。
三蔵が黄泉の国へ帰る前にその場に居る者達に
こう言った。
「悟空の事お願いしますよ。それと、こうなってしまったのはあの子のせいではありませんから」
と眠る悟底の方を見て
「だからあの子を責めてはなりませんよ。悟底には罪はありませんから」
と言った。
一蔵を含め寺の者達は涙を流し三蔵を見送った。

二蔵は夢を見ていた。
「本日のメインレース!まもなく開始っ!!」
「さぁーはった!はった!!」

二蔵は
「俺は・・何をしてた?」
「ここは・・?」
あたりをキョロキョロしていると男が二蔵に
話かけた。
「お兄さん!まもなく投票締切だよ」

その言葉を聞いた二蔵は
「まぁーいいかっ!」
「それにしても何だ?この感覚は?」
「全てが上手く行きそうな感覚」
「いっちょ、やってみるか!?」

二蔵はとある馬に全財産を賭けた。

男は二蔵に言った。
「よっ!男前!!幸運を祈るぜっ」

カラン カラン カラン
レースは始まった。

レースは一瞬にして決まった。
「1着は2番っっっ」
場は歓喜する者、対して絶望する者に分かれた

「よし!獲ったぜぇ!!」
二蔵は見事ギャンブルに勝ち大金を手に入れた。

「これだけありゃー当分は豪遊できるぜ」
「それにしてもなんだこの感覚は??」
「まーいい。とにかく存分に遊ぶかっ」

そして美女達に囲まれ豪遊した。

「今日は俺の奢りだっ!パァーっとやろう!!」

札束を投げ、美女達に囲まれて

「キャー!二蔵様っ、大好きっ!!」

「酒に食物(くいもの)!遠慮はいらねぇ〜っ!
ジャンジャン持ってこいっ!!」

「さぁさぁ、二蔵様、飲んでください」

「まだまだ宴は続くぜぇ!!」

「ねぇ〜二蔵様?私、フルーツが食べたいっ」

「食え、食えっ」

イェーイっ

宴は盛大に盛り上がっていた。

すると
「おーこれはこれは二蔵ではないか?」
突然、男に声をかけられた二蔵は振り返った。

「あんたも飲む・・あっ、貴様ぁぁ!!悟空じゃねーか??こんな所で何してやがる?」
悟空は言った。
「何をしてる?って決まってるじゃないか!」
「この美女達が俺に付くか??それともお前に付くか??賭けをしてる最中だろ?」
二蔵は
「賭け?しかも俺とあんたどちらに付くか?」
「笑わせないでくれ!あんたみたいなオヤジに俺が負けると思うか?なぁ?みんな俺に付く・・」
すると美女達は突然
「キャー見て!!この子、可愛いぃ」
と言って次々に二蔵の元から離れていった。
二蔵は
「ちょっと・・ちょっ・・」

美女達は
「可愛いぃ〜っ、僕、お名前は?」

美女達が群がった先に居たのは悟底だった。

二蔵は
「コラっ!ガキ!!ここはガキが来る所じゃ
ないんだっ。ほらさっさとパパと帰りなさい」
「あんたもあんただ!ガキをこんな所に連れて
くるとは・・なんてイカれた父親だっ」
「おいっ!クソガキっテメーも何か言えっ」
と悟底の方を見ると

悟底はまんざらでもなかった。

二蔵は
「お姉さん達?こんなガキなんかほっといて」
と言うと美女達は
「今は可愛いがトレンドですからね」
「フルーツご馳走様でしたぁ〜」

悟空は
「この賭けワシの勝ちだな」
「ほれっ!」
と言って何かを二蔵に渡した。
二蔵はそれを手に取り
「はぁ?何だこれは?」
と言って中身を見た。

「はぁーーっ!?何だこの金額は??」

悟空は
「負けたほうが支払うって約束だろ?」

二蔵は
「ふざけるな!!壱、拾、百・・・」
「0が何個あるんだ?ふざけるなっ!?」
悟空は
「そう言う事だからっ!ご馳走様」
はぁ!はぁ!はぁ!
と大声で笑いながら
「さぁー続きを楽しむとしよう!!」
と言って去って言った。

二蔵は
「おいっ、猿野郎!」
「なめた真似すんじゃねーぞっ!!」
と言ってテーブルをひっくり返し、悟空に向かって行った。

「ぶっ殺すっ!!」

悟空は
「だいぶ、うなされていたぞ」

二蔵が目を覚ますとそこに悟空がいた。

「あっ、テメー」
と悟空に言った。

悟空は
「そんな元気があるなら大丈夫だな」

二蔵はさっきまでのが夢だった事に気付き
「なんて目覚めの悪い事だっ」
「俺はあれからどれだけ寝てた?」
と悟空に聞いた。
悟空は
「俺は丸一日だから、それから・・」
指で数を数え
「7日だな」

二蔵は
「7日!?」
悟空は
「もしや半月かと思ったか!?」

二蔵は
「ちっ、7日寝てあの夢はないだろっ」
「それはそうとあのガキは?」

悟空は
「あぁ悟底か、悟底なら3日前に目覚めて今では
あんな様子だ」
と言って窓の外を指さした。

悟底は僧侶達と一緒に寺の片付けをしていた。

それを見た二蔵は
「はじめて見た時とは別人のようだな」
「あんたもだけど」

悟空は
「別人?そんな事はない、アレが本来の悟底だ」

二蔵は
「へぇ〜、ちゃんとガキしてんだなぁ」
と言ってタバコに火をつけた。

悟空は
「言っておくがワシもだぞ」

ゴホンっ、ゴホンっ

「やっぱ、7日ぶりだとガッツンとくるわ」
「でっ、俺に話があるんだろ?」

悟空は
「鋭いな」
「そう言うとこ、三蔵に似てるぜ」

フゥー
二蔵はタバコの煙をふかした。

悟空は話を続けた。
「天竺は存在する。俺は手始めにお前とした賭けに負けた。だから悟底を一緒に行かせる」

二蔵は
「あれは結果三蔵の力だろ?あんたも見たろ?」

悟空は
「確かに。あれは三蔵だ」
二蔵は
「だったら、イカサマで賭けは仕切り直しじゃないのか?」
悟空は
「仕切り直しか!?その必要はない」
「お前がどれだけの力量があるのかをこの目で
確認した。今回の悟底との闘いでお前は更に力を
手に入れただろ?」
それを聞いた二蔵は
「らしいなっ!コイツだろ?」
と言って髪の毛をかきあげ、両耳の耳飾りを
悟空に見せた。
それを見た悟空は
「はははは」
と笑い出した。
「何がおかしい!?」
悟空は
「すまん、すまん。三蔵!そう言うことか!!」
「はははは。これはあり得るな」
二蔵の耳には三蔵から渡された金と銀の耳飾りが片方づつ付いていた。
二蔵は悟空にこの耳飾りの事を聞いた。
すると
「二蔵っ、目を覚ましたか?」
一蔵と悟底が部屋へ来た。
「悟空様もおられましたか?」
失礼しますと悟空の前を通り二蔵に話しかけた。
「二蔵、飯食うか?」
「お〜いっ!誰かぁ〜??」
と僧侶を呼んだ。
「どうなされました?」
と僧侶が尋ねると一蔵は
「二蔵に何か消化のいいものを持ってきてやってくれんか?」
すると、後ろに居た悟底は一蔵の袖を引っ張った
一蔵はそんな悟底を見て
「おぉ、そうか」
と言って僧侶に
「悟底には甘いものを持って来てくれ」
と言った。それを聞いた悟底は袖を離しその場に
腰をかけた。
二蔵は
「このガキはなんだ?いつの間に仲良しになったんだ?」
一蔵は
「悟底は誰かさんと違い、実に真面目でいい子だ。寺の後片付けも一所懸命に手伝ってくれて、お前の包帯の取替もやってくれたんだぞ!礼を言えよ」

二蔵は悟底のほうを見て頭を下げた。
悟底はそんな二蔵を見て

「・・・」

二蔵は
「何か話せよっ!!ったく、ペースが狂うぜ」
「まーいい。おっさん!話の続きをしよう」
「このピアスにはどんな力がある?」
と悟空に聞いた。

悟空は
「金閣と銀閣。元牛魔王の傘下だった妖怪だ」
二蔵は
「牛魔王の手下か?」
悟空は
「そうだ、金閣と銀閣は、魔王城の門番として
牛魔王が許可した者以外は通さないと言われていた。俺たち4人は天竺へ向かう際に牛魔王討伐の前に金閣と銀閣と闘った」
一蔵は
「確か、書記にもその様な事が書いてあったような・・その闘いの時に爺様が牛魔王の術を解き
金閣と銀閣をその牛魔王の呪縛から解放したと」
それを聞いた悟空は
「その通り!」
二蔵は
「じゃー元は手下でも無かったって事か?」
悟空は
「そうだ。元々は天竺の門番だった。だけど牛魔王が天竺侵略の際にその門番であった、金閣と銀閣を呪縛で支配したってわけだ」
二蔵は
「操られたってことか」
「だったらこのピアスは?」
悟空は
「その金の耳飾りが金閣。銀が銀閣」
二蔵は
「ってことは?」
悟空は
「ほんと察しがいいな。その金と銀の耳飾りには
金閣と銀閣が封印されている」
二蔵は
「そうだったのか!どうりで凄まじい気を感じるわけだな」
悟空は
「その耳飾りがお前に渡った事で、金閣と銀閣は
お前を主人とし、お前の門番となる」
それを聞いた一蔵は
「それは敵無しではないか!」
と喜びを見せると悟空は
「だが、その主人を決めるのは金閣と銀閣自身だ
どちらか片方だけが認めても意味がない。両方に認められ始めて主人となるのだ。三蔵は牛魔王の呪縛を解いた事により両方から認められた」
「お前にその資格があるかないかは、金閣と銀閣が決める。好きだろ?こう言うの」
二蔵は
「わかってるねぇ。その賭け乗った」

うぅぅ

一蔵は泣き出した。

二蔵は
「なっ、なんだ?いきなり」
一蔵は
「お前がこんなにたくましくなったのを、私は
親として喜んでおるのだ」
と言って二蔵の頭をなでた。
二蔵はその手を振り払い
「やめろっ、気持ち悪い」
と言った。
悟空は
「恥じることはないっ、親としてこの成長は嬉しいもんだ」
二蔵は
「からかってんじゃねーよ!」
「話しを続けろっ」
悟空は
「簡単に言えばあとはお前次第だ」
二蔵は
「俺次第?」
「って何をすればいい?」
悟空は
「それはお前が三蔵から聞いているだろ?その通りにすればいい。俺はその時が来るまで、お前と悟底に稽古をつけてやる」

悟底は楽しそうに頷いていた。

それを見た二蔵は
「稽古ぉぉ!?」
「まぁいいだろ、闘いのセンスはあるからな
いい練習相手になるだろ!おい、ガキっ!」
と悟底を呼んだ。

悟底は「ふんっ」とそっぽむいた。

二蔵は
「生意気なガキだぜ」
「大丈夫なんだろうな?」

悟空は
「大丈夫だ!なんせワシは聖天大聖だからの」
「明日から早速修行だ。だから今日はたくさん食って休め」

そして次の日から二蔵は金閣と銀閣の主人になる為に悟空と悟底との修行が始まったのだった。

まずは体術、武術、気術と基本的な術の稽古から

でも、それは大変ハードな修行だった。

悟底は二蔵とは対象的に、遊んでいるかの様に
こなしていた。

そんな日が数日、数週間、数ヶ月続いたある日
遊んでいるかのような悟底を見て二蔵は
「やっぱ、若いっていいな?」
「ところでお前、歳いくつだ?」
と聞いた。悟底は地面に自分の歳を書いた。

「ええっ!?18?俺と2つしか変わらないのか?
てっきり10歳位かと思っていたぜ」
それを聞いた悟底はそっぽをむいた。
「怒ってるのか?やっぱガキだな」
と二蔵は笑いながら悟底をからかった。

「ガキって言うな!」
と悟底が叫んだ。

それを聞いた二蔵は
「喋れるんじゃねぇか!てっきり喋れないのかと
思ってたぜ」

悟底は話した。
「俺が話すと、この口の布が取れてしまうから」
と少し寂しそうに言った。
「これが取れると俺は・・悪魔になってしまう」

二蔵はタバコに火をつけて
「お前、気付いていたのか?その布のこと」
「だから、喋らねぇのか?」
すると悟底は頷いた。

それを見た二蔵は
「やっぱ、ガキだな!?」
と笑いながら言うと悟底は
「だからガキって言うなっ!」
二蔵は
「いい声してるじゃないか」

怒っていた悟底は二蔵を見た。

二蔵は話を続けた。
「その声を押し殺すって凄くもったいないな」
「せっかくのいい声が台無しじゃないか?」

悟底は二蔵の話しを聞いていた。
二蔵は更に話した。
「もしその布がはずれたら?なんてそんな事考えるな!はずれたらはずれた時に考えれば良い。だから思った事は言葉にしろ!!」
悟底は
「でも・・」
と話出そうとしたが二蔵は
「だから、ガキなんだ!!斉天闘神か悪魔の子か知らないが、お前はまず悟底だろ?悟空と縁の息子だろ?親は子の声を聞きたいと思うぜ・・」
「恐らくだが・・いや絶対だ!って何言ってんだ
俺は?柄にもねぇ!と・に・か・く、思った事は
声に出せっ!そして、その闘神大聖の力をお前が操るんだ。わかったな!?」
そんな二蔵の強い言葉を聞いた悟底は
「わかったよ」
と言った。

二蔵は
「わかりゃいいんだよ」
そして悟底は小さい声で
「ありがとう」
と言った。

陽が西へ沈んでいく。

二蔵にその言葉が聞こえたのか聞こえなかったのかわからないが、悟底にこう言った。
「あの夕陽が沈んでいく先に天竺があるんだな?
最初は1人で行こうと思ってたが、流石に話相手くらい、居ねぇと暇だからな!」
と言って悟底の顔を見た。
悟底は
「仕方ないからついて行ってあげるよ」
と言った。
二蔵は
「そう言うマウント取りたがるのがガキだっつーのっ」

「ガキって言うなぁ!」
と悟底が言うと二蔵は沈んでいく陽を見ながら

「悟底。一度きりの人生楽しもうぜっ!!
         最後に笑ってられるように」
と言った。

「なんだ?それっ!?ダサっ」

      「オマエ、やっぱり黙ってろっ」

すると寺の方から
「お前らぁ〜、そろそろ飯だ!」
と悟空が2人に言った。

「腹減ったなっ、行くかっ」
と二蔵は悟底に言った。

その夜。
食事をしていると

一蔵は二蔵に
「二蔵?」
二蔵は
「何?」
と聞きかえした。
一蔵は
「ところであの日、爺様はお前に何を話したんだ?」
すると悟空も
「ワシもそれは気になるとこだ」
「とは言え、だいたいの事は想像つくがな」

二蔵は悟底を見るが、悟底は我関せず食事をしていた。

二蔵はそんな悟底を気にせず、砂の空間での事を話した。

一蔵は
「輪廻転生か!?凄い術だな」
二蔵は最後に言われた事を話した。

三蔵は
「これから借りてた体を返します。そなたは
現世へ戻り少しの間眠る事でしょう。それが、3日か7日か、それとも1ヵ月か・・もしかすると眠りから醒めないかもしれません」
二蔵は
「ちょっと待てっ!醒めないのは困るな」
三蔵は
「それはそなたの【気】次第です。気の量により期間が異なる。気が多ければ短期間で目覚め、少ないと眠り続ける。私が見たところ今のそなたなら、長くて1ヵ月」
二蔵は
「1ヵ月もっ!」
すると三蔵は自分の両耳に付けてあった耳飾りを
外し二蔵に渡した。
「二蔵、この耳飾りをそなたに差し上げます。
この先必ず役に立つ事でしょう。この耳飾りの事は話せば長くなりますから、目が覚めた時、悟空に聞きなさい。今は何も考えずその耳飾りを両耳に付けなさい。これで、15日は短縮出来るでしょう」

二蔵はその金と銀の耳飾りを言われた通りに両耳に付けた。
「なんだ?少し体が重く感じる」
と言う二蔵に三蔵は
「私の気を少し分けました。これは、体を借りた
利息です」
「今は大変重いかもしれませんが、この力を使いこなしなさい」
と言った。二蔵は
「どうすればいいんだ?」
三蔵は
「お寺の書院に私が書き記した書物があります
そこには経文の開示方法が記しております。
だが、私はその書物を封印している為、表向きはデタラメな物語が記されております。だが、私の気でふれる事で封印が解かれ経文の開示する方法がわかります。そなたはその経文を開示しこの
耳飾りの力をそなたの力にするのです」

二蔵は
「と言った話しだ。だから明日、書院へ行き
経文を開示しようと思う」
一蔵は
「まさか!?あの物語が」
何かを知ってそうな一蔵に二蔵は
「親父っ!知っているのか?」
と聞いた。
一蔵は
「知っているも何も、あれは悲しい2人の恋の話が書かれておるのだ。一度だけ会った事がある2人はその後2度と会う事がなく、恋文だけでやりとりすると言う物語だ」
「その物語に耳飾りの力が隠されておったとは・・」
二蔵は悟空を見た。

悲しくも一蔵にはその経文を開示する気は無かったようだ。

二蔵は
「恐らくこの数ヶ月、おっさんとそこの食べる事に夢中なガキとの修行で少しは三蔵の気に近づいてると思う。だから俺は、経文を開示し、この金閣と銀閣を支配する事にする」
「悟空のおっさん、あんたに聞きたい。今の俺は三蔵に近づいているか?」
悟空は
「なーにっ!?まだまだだ!!と言いたい所だが見えて無い訳ではない。お前はセンスがある。
だから可能性はゼロではない」
二蔵は
「遠くないって事だなっ、なら勝算はあるって事だな!おいっ、ガキっいつまで食ってる?」
悟底は手を止め二蔵を見た。
「明日、書院へ行くからな。もしかすると、お前に関する書物もあるかもしれないからな」
悟空は
「じゃーワシも行こう!三蔵から昔、書院の話を聞いた事があるからの」
二蔵は
「決まりだな!そこのガキっ!?聞いてるか?」
と聞いた。

悟底は
「ガキって言うな!」
と言って再び食事を続けた。

一蔵は、その書物に書かれた物語を思い返して
いた。

二蔵と悟底、そして悟空の3人は三蔵が残した
書物の封印を解く為に書院へ行く事にした。

【次回:金閣と銀閣】

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