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日本人らしさと守破離とは?

【第47回】日本にクリエイターを増やす為に
「日本人らしさと守破離とは?」

Clubhouse定例roomにて
2022年2月6日 19:00〜21:00

守破離とは?

そもそも「守破離」とは何?

守破離
(読み)シュハリ
デジタル大辞泉「守破離」の解説
しゅ‐は‐り【守破離】

剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
「コトバンク」より

元々は日本の「道」から
発生したものの様です。

コウチョウが教えてくださったのは、

嘉納治五郎さんが、
「柔術」→「柔道」に変えた

そんなお話でした。

日本には
日本古来の
「武道」というものがあります。

この話を聴いて
わたしが思い出したものは
千利休の『利休道歌』

稽古とは
一より習い十を知り
十より帰る元のその一
「利休百首歌より」

高校生のときのクラブ活動で
毎回この首を読んでから
はじまったことを憶えています

守…知識の蓄積

では、
教育や保育、療育における
「守」とは何でしょうか?

よっしーさんは、

知識をインプットすることの大切さ

について
語ってくれて居ます

新しいものを生み出す為には、
基礎的な知識が必要!

知識の上に枝葉が出来る

コレはコウチョウ
子育てを「木」に例えて
良くお話してくれます

わたしは未就学児や児童に関わっていて
受験市場には
あまり介入していないのですが、

義務教育に関しての知識量は
明らかに
日本の教育が高い訳です。

それは、
大学受験というシステムが
あるからかもしれません。

基礎的な知識があるからこそ
疑問を疑問として
感じることが出来ますし、

実際、
基礎的な学びが
入っているからこそ

高度成長期に
伸びてきたことや、

「和」つまり「協調性」も
高まったのだと思います

「木」の「根っこ」の部分が
しっかりしていたら、

例え傷ついたとしても
また枝葉を出して
伸びることが出来ますからね♪

破…教えない教育と化学反応

tadayukiさんが、
グラレコを教えるとき

T…徹底
T…的に
P…パクる
S…そして進化する

を心掛けて伝えているそうです

それは、
コウチョウ
わたしもなのですが、

ある程度
基礎だけを伝え

子どもたちが迷いながら
創り出して行く工程を
観ていると、

時々子どもたちの中で
化学反応が起きて

新しいものが
生まれることがあります!

今回の話の中でも

子どもたちが
わたし達
指導・伝達側を超えた話が

幾つも出て来ました。

わたしも
お絵描き遊びの中で

わたしの創造を
軽く超えてくる表現をしてくる
子ども達や、

おとなの中でも
5つの色だけの
絵本作家さんが誕生したり、

さまざまなことが
起きています。

小林さんも、

「これこそ教育者としての醍醐味だよね!」

そう仰ってました。

離…グローバル社会の中で生きる

かといって、
プラスαのカリキュラムを増やし
更に詰込を増やして行けば良いか?

というと、
違うような気がします

様々な経営者や有識者の方々と
お話させて頂く中で
良く出てくる話は、

自分たちの子どもに対しては
もっと遊んで
沢山の原体験を積ませてあげたい

という話が良く出る訳で、
そこでの原体験の有無が
差をつけてくるという話が出て来ます。

前回Johnさんのお話でも、
その話は
出て来ていたと思います

日本人が
世界市場に出たときに、

インド人を黙らせることと
日本人を喋らせることは難しい

と言われるくらい
日本人の発言するチカラの乏しさが
明白に言われています

このことは
日本で身に着けて来た
コミュニケーションが

対諸外国では
通用しないということになります

実際、
今の日本は
国際競争力31位ですし、

日本の大企業と言われる企業のトップが
インド系の方々であることも
事実です

moderatorのMartinさんも、
労働環境調整をするとき、

対外国人の方々に説明する場合、

「何故?」「どうして?」
という質問からの説明の必要性

を良く感じるという話が出てました

つまり、

グローバルスタンダード
としては

今までの日本での
年功序列システムなどを
見直す時期が来ている

と…言うことかもしれません

輪廻…新しい世界観を作る

グローバル社会に出たからと言って
完全に日本を忘れて良いのか?
と言うと

そう言う訳でも
ありません

何故なら
日本を出た日本人の殆どが、

日本の良さ

に、
気が付いた!
とおっしゃいます。

それは
外に出たことで
感じることなのだそう。

かつての日本は
徒弟社会でした

「観て学べ」

の世界だったからこそ

生まれたのが
ものづくりの技術力であったりも
する訳です。

知識も勿論大切ですが、
こうして観て学び
空間を共にして生きることは、

ドイツで言うところの
マイスター制度
にあたるのかもしれません。

コウチョウが、

「守」「破」「離」は
三角形になっていて
これが循環して回って行くものなのかな?

という意見に
わたし自身も納得出来ました!

日本人らしさとは?

2/11は建国記念日ですが、
改めて「日本らしさ」を
見つめ直したとき、

今の教育制度の良さと、
ICT化の遅れを
どう補って行くか?

いつも議題はココになります。

世界から遅れを取って
プログラミング教育も
はじまりました。

これまでのシステムを
ガラリと変えるのではなく、

実は知らず知らずのウチに
なんとなく変わっている

それも
日本らしさなのかもしれないな

と、
今回わたしは感じました。

昔から変わらないと思っている
老舗のお菓子も、

硬さや味など
気が付かれない程度に
いつの間にか変わっている

そんな話を思い出しました!

今、ICT化は
急務ではありますが、

本来の日本人らしさも
忘れずにこの部分が浸透すれば

より、
日本に新たなクリエイターが
育まれるのかもしれません✨

今回、まとめが難しくて
私的考察に
寄り過ぎたかもしれませんが

読んでくださり
有難うございます🧚🏻‍♀️✨

Mahalo nui loa🌺

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「日本にクリエイターを増やしたい!!」 ★保育士しながら認定心理士資格取得★ パート→非正規→正規(無認可)→正規(認可) →フリーランス保育士・児童指導員 保育士時代に学んだ心理学を 子育てや保育、描画コンテンツに 生かし実践! 主体的で能動的な日本人を増やし続けてます♪