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ガンダムダブルオーの魅力をオタクが早口で語る

こんばんは。また緊急事態宣言が出て大会がほとんど潰れ、食べかけのクッキーくらいのモチベしか残ってないまっさです。

本当は新弾の機竜とかの解説がしたかったのですが、大会が無く(あるにはありますが、遠征できるような状況ではない)、何の実績も残せてないため、ボツになりました。

書くことがないので、今回は僕が自宅に引き込もっている時にドはまりした機動戦士ガンダムダブルオーについて、その魅力を語ろうと思います。

バトスピやっててダブルオーの話は聞くけど、本編は見たことない。という方々に少しでも”見たい!”と思って頂ければ幸いです。

目次                       ①作品のあらすじ              ②オススメポイント3点             ③機体解説バトスピのカードを添えて     

①作品のあらすじ

ガンダムダブルオーの舞台は24世紀初頭です。地球では化石燃料が枯渇し、人類は

軌道エレベーター

を作ってそこに太陽光発電装置を設置。エネルギーを確保していました。高度1万メートルを優に超え、1世紀以上かけて建造されたようで、まさにバベルの塔です。

しかしこの軌道エレベーター、建造には莫大な資金と気の遠くなるような時間がかかるので、どんな国でもポンポン作れるわけではありません。当たり前ですが。なのでこの時代、地球上の国家は軌道エレベーターを保有する3つの国家群に分かれていました。

南北アメリカ大陸諸国と豪州、日本を包括する「ユニオン」

中国ロシアインドの共産圏国家を主体とする「人類革新連盟」

ヨーロッパ諸国中心の「AEU」

この3つの国家群がお互いを軍事力で牽制しあう冷戦構造となっている場面から、物語は始まります。

作品の主人公、刹那・F・セイエイが所属する

私設武装組織:ソレスタルビーイング

彼らは

武力によって戦争を根絶する

ことを目標に掲げ、世界各地の紛争地域に

機動兵器ガンダムによる武力介入

を行うと全世界へ宣言しました。

3つの国家群が中東やアフリカで代理紛争を止めないから、圧倒的な軍事力を持って紛争当事者全員フルボッコにするで。

ってことです。当然、ユニオン、人革連、AEUの首脳たちは反発。ソレスタルビーイングとの全面対決を決意する。という訳です。

②作品のオススメポイント3点

その1、リアリティ溢れる設定

ガンダムダブルオーの世界観はかなりリアルです。GNドライブやガンダム関連になるとご都合主義的な設定が目立つものの、エネルギーの枯渇、軌道エレベーター保有国家群による冷戦構造、化石燃料の枯渇により貧困化した中東諸国での泥沼の紛争などは現在と通じるものがあります。

主人公、刹那・F・セイエイ(本名:ソラン・イブラヒム)は中東の貧困国家:クルジス共和国の出身で、洗脳され、実の親を殺害しています。その後、少年兵として自動小銃1丁のみでモビルスーツと戦わされているところをガンダムに助けられ、物語は動き出すわけなのですが、こうした

日本に住んでいると実感が湧かないけれど、世界のどこかで起きている問題

にこの作品は気づかせてくれます。

ちょうどこの記事を書いている頃、アフガニスタンで武装勢力が政権を奪還したニュースが入ってきました。今も世界のどこかで紛争は続いていて、多くの若者が命を落とし、家族を失っています。

コロナで大騒ぎできている日本は平和なんだ なぁと、その有り難みがわかります。

その2、作画がキレイ

機動戦士ガンダムダブルオーが放送されていたのは2007年なので、いまからもう14年も前になるのですが、信じられないほど作画がキレイです。特にダブルオーライザーがGNドライブから緑色のGN粒子を吹き出すところなど、圧巻の一言です。是非ご覧になってください。

その3、主人公:刹那がカッコイイ

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主人公:刹那・F・セイエイ。前述したとおり、中東:クルジス共和国出身で、少年兵として利用されていました。生身に自動小銃1丁でモビルスーツと戦わされていたところをガンダムに助けられ、それ以降、ガンダムを「紛争根絶を体現するもの」と考えるようになり、ソレスタルビーイングのガンダムマイスター(パイロットのこと)になります。

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↑このシーンです。ここから全てが始まりました。

ファーストシーズンではまだ16歳の若造であり、”自分勝手””コミュ障”な部分が目立ちましたが、「ガンダムで戦争を無くす」という強い決意と信念があり、成長していきます。

セカンドシーズンでは21歳となっており、名実ともにソレスタルビーイングの中心人物に。あまり多くは語らないながらも、心に秘めた覚悟・決意・信念は揺るがず、熱いものを持っています。

ところで皆さん、

・暗い過去がある

・口数は少ないが、熱い思いを秘めている

・揺るぎない覚悟や決意を持って戦う

どこかでみたことありませんか??

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そうです。我らが主人公、馬神弾さんです。刹那と弾さんは性格やキャラクター設定が非常に似ていて、バトスピをやっている人なら感情移入しやすいんじゃないかなと思います。

ちなみに刹那は”ガンダムバカ”ですが、弾さんは”バトルジャーキー”です。ここらへんも似てますね(笑)


③機体解説 バトスピのカードを添えて


・ダブルオーガンダム


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目覚めてくれ、ダブルオー。ここには、オーガンダムと、エクシアと、

俺がいるッッッ!!!

機体番号:GN-0000

ダブルオーガンダム

セカンドシーズン2話から登場。刹那のファーストシーズンの愛機である”ガンダムエクシア”と、刹那を救った”オーガンダム”(白晶防壁に映ってる機体)の太陽炉(=GNドライブ:無限機関エンジンのこと)を搭載した機体。初のツインドライブシステムを搭載した機体であり、GNドライブの粒子生成量が2倍ではなく2乗になるというとんでもない性能を持ちます。

しかし、太陽炉の同調が安定せず、戦闘中にオーバーロードしかけたことも。のちに支援機”オーライザー”が開発されたことで、この問題は解決します。

最も印象的なのはセカンドシーズン2話。ソレスタルビーイングの母艦”プトレマイオス”が敵の攻撃を受け、ピンチに陥った際、刹那が上記のセリフを発します。すると、これまで一度も安定稼働域に達したことのなかったダブルオーガンダムが安定稼働し、敵のモビルスーツ2機を””瞬殺””します。GN粒子の放出演出やBGMも相まって、非常にカッコよく、美しいシーンです。

・ダブルオーライザー

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貴様が行った再生を、この俺が破壊するッ!!

ダブルオーガンダムに支援機”オーライザー”がドッキングした姿。通常のガンダムを遥かに超えた性能を持つことから、名前から”ガンダム”が消えました。

オーライザーによってGNドライブの同調が安定し、常に最大限の力を発揮することが可能に。

・GNドライブのコピーを搭載した敵機10機以上をひとりで相手してボコボコにする

・量子演算装置からのバックアップを受けたイノベイド(人造強化人間)をひとりで圧倒

・一般的にガンダムより高出力で強いとされているモビルアーマー(最新鋭)を単機で瞬殺

等々、まさに

「オレまたなんかやっちゃいました?」

状態。”兵器を超えた性能を秘めし、ガンダムを超えた存在”は伊達ではありません。


・トランザムライザー

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未来のために、俺たちは変わる


ダブルオーライザーがトランザムした姿。ダブルオーライザーが2乗のGN粒子を生成できることは先ほど述べましたが、このトランザムライザーは”さらにその7倍”のGN粒子を生成。有り余るGN粒子により、”意識共有領域”を作り出すことができます。”意識共有領域”とは簡単に言うと”GN粒子の力でテレパシーが使えるようになった空間”のことです。意識共有領域で相手の真意を理解する→対話を行うことで戦闘を止める。これをLv2,3の手札全てを公開して手元に置く効果で見事に表しています。

さらに、この機体には”人類を革新へと導く”という物語の根幹に関わる役割もあるのですが、ネタバレになるのでここでは省きます。

・アルケーガンダム


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ところがぎっちょん!!


胴体がとても小さく、両足が太くて長いという異様な形態をしたガンダム。パイロットは”焼け野原ひろし”ことアリー・アル・サーシェス。幼き頃の刹那を洗脳し、両親を殺させた張本人です。ファーストシーズン最終決戦では、刹那たちの仲間であるロックオンストラトスを殺害しており、ソレスタルビーイングの宿敵です。サーシェスは傭兵であり、戦争中毒。戦争で儲けており、戦争のためならなんでもやるド外道と言えます。

アルケーガンダムは疑似太陽炉を3機搭載していますが、ダブルオーのツインドライブではないため、単純に×3の出力です。それでも十分強いんですがね。

アルケーの”破壊またはライフ減少で召喚できる”能力は”戦争の匂いに寄ってくる”サーシェスの本性を表しており、コストを支払うことで発揮する効果は”金を貰って仕事する傭兵”を表しています。

そのあまりに単純かつ優秀な性能から様々なデッキで大暴れ。7月31日付けで制限カード1となり、バトスピ勢からも作中人物からも憎まれる機体となってしまいました(笑)

まとめ

今回はダブルオー本編を知らないバトスピ勢をターゲットに、ダブルオーの魅力についてしゃべってみました。

機動戦士ガンダムダブルオーはファーストシーズン、セカンドシーズン、劇場版の全てをUnextで31日間無料で見ることができます。


早くワクチンが行き渡り、大会が再開する日が来ることを願ってやみません。


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