日本の空を彩る花火大会。特に夏は全国各地のいたるところで花火大会が開催され、大いににぎわいますね。かくいう僕も夏の花火大会シーズンを中心に、大小様々な花火大会に足を運び、撮影したり見て楽しんだりしています。

そんな数ある日本の花火大会の中でおすすめな大会を4つ、僕が実際に撮影した13枚の写真とともに紹介していきます。

なにわ淀川花火大会

関西では有数の規模を誇る花火大会！毎年8月の第1 or 第2土曜日に開催されます。淀川を広く使ったワイドな花火は圧巻です！僕も関西に住んでいたころ、毎年堤防パノラマシートから花火を撮って楽しんでいました(残念ながら2014年は台風の影響で中止になってしまいましたが…)。

この写真は2011年の大会で撮影した一枚。大都市・大阪梅田のビル群を背景に打ちあがる花火は圧巻のひと言です。

2012年の大会での一枚。「これぞ淀川の花火！」といわんばかりのカラフルで迫力あるワイドな花火です。淀川のワイドな花火は、ぜひ堤防パノラマシート(有料)から見ることをおすすめします！とんでもない迫力ですよ！！

こちらは2013年の大会で撮影した一枚。四段に積み重なるカラフルな花火です！淀川の花火はワイドな花火だけでなく、高さある花火も楽しめます！

なにわ淀川花火大会らしい、ワイドな花火です！日本の花火らしく、落ち着いた色合いの花火もまたきれいですね♪

開催日(2016年の日程は未定)、観覧席、打ち上げポイントの情報は公式ホームページを確認してみてください。

足立の花火

お次は関東の花火大会から一つ紹介。毎年海の日あたりに打ちあがる、夏の始まりを告げる花火大会です。大小様々なカラフルな花火が上がりますので、見ていて飽きません。また、会場も広いので観覧場所の確保が割としやすいのもうれしいところ！ちなみに2015年は始まるまで台風ばりの暴風雨で、開催が危ぶまれましたが、何とか無事に開催されました(持ってきた折り畳み傘はあっさりぶっ壊れるし、カメラはぜんぜんセットできないし…あきらめて何度か帰ろうと思いましたｗ)。

水面も彩るカラフルな花火で、まさに夏の始まりにふさわしい一コマ！

2015年の足立の花火は、赤やピンクの花火が多く打ちあがっていました。なんだかかわいらしいですねー(・∀・)

長岡まつり大花火大会

日本三大花火大会の一つである長岡まつり大花火大会。都会の花火大会では味わえないスケールの大きさ、美しさのみならず、長岡に携わる人々の復興、平和への想いが詰まった感動的な花火の数々が見られます。今まで色々な花火を見てきましたが、これは生きているうちに是非見る＆撮ることをおすすめします！

平和を祈願して打ちあがる「白菊」です。太平洋戦争から70年にあたる2015年の大会では合計三発が夜空に打ち上がりました。

長生橋の背後から打ちあがる花火は大迫力ですね。ちなみにこの写真は観客との一体感を表現するために超広角レンズで(35mm版換算でおよそ22mm程度)撮影しています。

そして、長岡まつりといえば復興祈願花火フェニックス！平原綾香さんのJupiterとともに打ち上がるこの花火は単にスケールが大きいだけでなく、長岡の人々の思いが詰まった花火です。新潟県は中越地震、福島新潟豪雨と立て続けに自然災害に見舞われ、その復興を祈願するために打ち上がるようになったのが始まりです。これは実際に見ると「涙が出るぐらい感動する」という理由がわかりますね…。

こちらも長岡花火の象徴である正三尺玉です。規模と爆音がとにかく破格のスケール！！長生橋の下流から上がってくるのですが、超広角レンズを全力で引いて(35mm換算で12mm)ようやく収まるぐらいのとんでもないスケールの花火です。ちなみにこの花火が打ち上がると、近隣の家は震度3クラスの揺れを感るとかそうでないとかｗ

お台場レインボー花火

お台場で年末に10分間だけ打ち上がる花火です。花火大会というと夏に開催されるイメージが強いですが、この花火大会はなんと冬に開催される珍しいものです。冬に夜空は夏に比べて空気が澄んでいることが多く、より綺麗に見えるのも大きな特徴です。例年12月の毎週土曜日に開催されます。

都会の冬の夜空に打ち上がる花火、素敵ですねー。打ち上げポイント近隣の海上には、打ち上げの時間に合わせて多数の屋形船がやってきて、鮮やかに彩ります。撮影は難しそうですが、屋形船から楽しむ花火もまた素敵ですね。

こちらはテレコムセンターの展望台より撮影したお台場レインボー花火。間近で見る花火も良いですが、高台からの花火もまた素晴らしいものです。ここは意外と穴場なのと、何より暖を取りながら撮影＆鑑賞できるのが嬉しいですね。ただし、撮影する場合は写り込み対策が必要です。

いかがでしたでしょうか。今回は日本各地の花火大会のうち、おすすめの花火大会を写真とともに紹介していきました。写真を見て楽しんでいただいたり、デートや撮影での花火大会選びの参考にしていただければ嬉しい限りです。

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