日々是好日
第一回目の禅語は「日々是好日」です。
読み方は「にちにちこれこうじつ(こうにち)」です。
なんとなーく、わかりますよね。意味
平たい理解では、毎日が良い日である。となります。
これだけでは面白くありませんので、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。
禅には、人間の価値観で物事の良し悪しを判断しない。という考え方があります。というか基本そうです。
そのことを前提に考えていくと、自分にとって良い日か悪い日かという判断ではなく。
人間の価値判断(分別)から離れてみたとき、おのずから毎日が良い日であるということが自然にわかります。
相田みつをさんの
「花はただ咲く、只ひたすらに、ただになれない人間の私」
という詩にもあるように、花は価値判断をせず、ありのまま咲いています。
それに比べて私たち人間はすぐに良し悪しの判断をして、それに一喜一憂します。
頑張ることをやめ、花を見習って、「ただ」生きてみるというのもいいのかもしれませんね。
あしゅら 合掌
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