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実徳を蔵して、外相を荘らず


曹洞宗の開祖、道元禅師の言葉

『じっとくをかくして、げそうをかざらず』と読みます。

外見ばっかり磨かずに、中身をしっかり磨きましょうという意味。

決してボロ衣を纏っていなさいという意味ではなく、中身にあった外身でありなさいということです。つまり自然体ということ。

過剰に外にアピールしなくても、漏れ出すものです。


一方で曹洞宗には、威儀即仏法(身なりには、仏法が表れる)という教えがあります。矛盾しているように感じますが、後者を道元が言ったかどうかは不確かで、前者は確かに道元の言葉です。


修行僧の衣の乱れを戒めるために、後から作られた言葉なのかなとも、、、

とはいえ、かなり浸透しているのが現状で、

作法がそろっていて、服装の乱れがないのが曹洞宗的なイメージは坊主業界では定着してるかもしれません。



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