【みやまる】「奥田民生 ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム」に感動。

 この感動を文章にしたためねば!という番組を28日に見たので書こうと思う。「奥田民生 ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム」はタイトルの通りカープの本拠地球場MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で行われた奥田民生のワンマンライブの生中継。満員の観客の中演奏するのは奥田民生ただ一人。文字通り「ワンマン」で、アコースティックギターだけで万単位の観衆を湧かせるOTの姿に神々しさすら感じた。

 バックスクリーン後方から現れた姿はまるで「コンビニへ行くついでに立ち寄った」くらいの、力まず緊張も無くゆっくりと中央の仮設ステージへ歩いてゆくだけで映画のワンシーンのように見えた。青い空に白い雲、青々とした天然芝にレフト後方の美しい中国山脈とこれ以上奥田民生の曲を聴くのに適した環境はないだろうなという場所で『674』『イージ(ュ)ー★ライダー』『何と言う』、更には『デーゲーム『雪が降る町』などUNICORNの楽曲も。

 10曲を弾き終えると30分のインターミッションを挟み後半がスタート。爽やかな曲が多かった前半とは異なり『The STANDARD』『custom』といった「オトナな」魅力が際立った曲が続く。日が刻々と傾いていくのと相まって妖しい色気を漂わせていた。特にミッシェル・ガン・エレファントの『世界の終わり』のカバーはより一層セクシーに映った。

 09年のUNICORN再結成をきっかけに高校時代からみやまるはずっと奥田民生を聴いていたが改めて「惚れ直した」という感じである。これからも彼のような大人になれるよう日々努力し続けよう。誇らしげに言うのならば、きっとそういう感じだろう。


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