【みやまる】ロックン落語 一席

-立川談志≒ミック・ジャガー- 

 以前どこかのwebページで「立川談志とはミック・ジャガーである」という書き込みを目にした。みやまるは落語も洋楽もちょっとしか聴かないので、すぐに「なるほど~」とはならなかった。しかしそれを読んでからというもの、談志師匠の過去の高座や映像を見るとミック・ジャガーを思い出すようになり、逆にローリング・ストーンズの『ブラウンシュガー』や『サティスファクション』を耳にすると家元を思い出すようになった。

 両者に共通して言えるのは歳をとってからもちょっと世間に対して斜に構えてる「不良中年」という雰囲気ではあるが、それ以上にお洒落であり都会的な軽やかさがある人物である。こうやって結論づけると双方の作品を以前よりも一層深く聴き入ることができるようになった。というわけで今回からの新コーナー「ロックン落語」。落語の○○って××に似てるよね~という話をしていきたい。


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