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ジョンが出会った読者たち【第24話】

テレビブロスの読者であるキネボルタさんが暴走し、「フェスをやりましょう! 場所はもうおさえました」との連絡が僕に届きました。ごく普通の会社員である僕が血迷って携帯番号を誌面に載せたところから始まる、アメイジング・ドキュメンタリー!

旅情系温泉バンド『ハービバノンノンズ』のボーカル・キネボルタから来た一通のメール。それは「音楽フェスを開催する」という提案でした。しかも会場はすでにキネボルタが勝手に押さえていて、来年1月18日(土)に開催するとのこと。自分もこれまで勝手に場所を押さえて高校生たちと展覧会などやってきましたが、まさか読者の方から仕掛けられることになるだなんてボルタ感無量です。ということで、まずはキネボルタとデザイナーの幸平くん、編集木下を交えてミーティングを行ったのでした。

前号で『フェスボルタ2014 winter』と書きましたが、よく考えたら1月18日って冬?と疑問に思った僕は(そもそもwinterって付けたのも僕ですが)独断でタイトルを変えました。その名も『フェスボルタ2014迎春』です。早速そのロゴをデザイナーの幸平くんに発注。あがってきたデザインがコレです。

ロゴができると、一気に「俺、フェスやるんだ」感が湧いてきますねー! 完成度が高ければ高いほど、その気持ちが強くなります。ちなみにこの達筆な『迎春』という文字、習字もたしなんでいる幸平くんが実際に書いたものです。デジタルとアナログの融合、素晴らしいです! さすがは静岡ナンバー1バンド「THE WEMMER」のアートワークを手がけるだけのことはありますね。VOLTAの「O」の中にあるカタカナの「ボルタ」もいい感じです。ただ、あえてケチを付けさせてもらうなら、やもすると格闘技イベントのロゴに見えなくもありません。

ですがこちらの第二案なら、文句なしのロックフェスイベントのロゴに見えるでしょう。


桜舞い散る中、どこかで見たことがあるような女の子が(きっと気のせい)、ギターを奏でようとしています。おおお、今から始まるロックフェス! 何もまだ決まってないのに、ものすごい盛り上がってきました! よっしゃ、素材は揃った! あとは出演アーティストですよ! 自分としてはまずは、主催者のキネボルタや、今のところ出演が決まっているゆめたむボルタ(以前、ブロス26周年記念号で表紙を手がけた女子大生、たろおみボルタの姉)が個人的に呼んでみたいと思っているアーティストに声をかけるべきだと思っています。そのためにしなくてはならないこと、やはりアーティストの心を動かすには今も昔も“手紙”でしょう。手紙に熱い想いを込めて、大好きなあのアーティストに渡そうではありませんか!

ちなみに僕はAC/DCに手紙書きます

そのころZQN渡米プロジェクトは…

群馬県の高校生美術部員すずきゅうボルタ(通称:ZQN)がデザインした『ZQN Tシャツ』ですが、若干余ってます(連絡つかなくなった方が数名いらっしゃるため…)。今なら手に入れるチャンスです。興味がある方はぜひご一報ください。あと、ご購入された皆様、なかなか届かなくてすみません。初めての発送作業にZQN事務局スタッフ(というか僕)、戸惑っています。amazonの偉大さを痛感しています。物流ってほんと大事ですね。 あと、深刻な問題が勃発しまして…。なんとTシャツ全部売っても、父親の住むアメリカのインディアナポリスへの航空券が高すぎて買えないという事実がいよいよ現実のものとなってきました…。欧米バックパッカー御用達の英語サイトなどで、例えばインディアナの近くのシカゴとかもいろいろ見てみたんですが、最近は燃油代が上がっている上に、折しもクリスマスということもありまして…。旅慣れたどなたか、もしよい知恵がありましたら、教えていただけないでしょうか? 航空券代として6万円くらいだったら払えます。

どうしてもマル秘エピソードを知りたい方や、私も何か協力したい!という方は僕、ジョン・ヒロボルタの携帯番号090-6143-2407(平日は20時以降、土日はいつでもOK。酔っぱらいはお断り)またはメールhirotakufr@aol.comまでご連絡ください!

(「TVBros.」2013年11月20日発売号掲載)



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