「サブカルくそ婚活」について語ってもらうには結局はこの人ということになるでしょう。和菓子、じゃない、我が師ジョン・ヒロボルタ。主催者として「サブカルくそ婚活」はいかがでしたか？

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やってよかった、くそ婚活

文／ジョン・ヒロボルタ

　今回のイベント、これだけ多くのお客さんがいらっしゃったのは予想外でした。まさに嬉しい悲鳴です。どうもありがとうございました！　最後にやったアンケートによって、めでたく１組のカップル（同性を入れたら２組？）も誕生しましたが、それ以外でも皆それぞれＬＩＮＥなどを交換していたようです。なのでひょっとしたら、さらなるカップル成立も後日あったのかもしれません。

▲エントランスに飾られていた看板

　▲参加者同士で交流を深めるクイズ大会

　これまで一緒にフェスボルタを主催してきた盟友・キネボルタも、「キネボルタさんですか？」と会場でブロス読者に声をかけられたり、「（キネボルタがやった）ＤＪの選曲が神」とアンケートに書かれたり、バーカウンターの前でかわいい子と喋っていて有頂天になっていたりしました。やった甲斐がありました。

　ネットでも話題になっていた「布団」ですが、ステージにそれが敷かれ、そこでパフォーマンスを鑑賞できる「お布団鑑賞券」争奪クイズ大会をしたのも楽しかったです。

▲布団鑑賞する皆さん。

　今回はあくまで婚活がメインでしたが、物販がとても盛り上がっており、お菓子、フェルトで作ったキーホルダー、ホモピザなどの売れ行きも好調。占いとマッチ棒クイズも、人がひっきりなしに並んでいました。タダでも欲しくないと僕は思っていた佑村河内攻さんのリストバンド（１個３００円）ですら10個も売れたらしいです。

▲マッチ棒クイズで出店していただいた、図Yカニナさん。

　ステージも見応えがありました。「人とゆめ」さんのストリップは、獅子舞とストリップの融合という予想外な展開。その前衛的なパフォーマンスを観た、海外マーケティング会社に勤めてらっしゃる方が「外国人向けのパフォーマンスでイベントに呼んでみたい。上司に怒られるかもしれないけど」と言っていました。

　王子様風のルックスでゲスい下ネタソングしか歌わない、けど、全く気持ち悪さがなく、少年のような無邪気さが光る酒井少年。「♪オ〜ナニ〜　オ〜ナニ〜　それが僕のすべてさ〜♪」で会場がひとつになった時、どういうわけか神々しさすら感じました。スターが誕生する瞬間を目撃した気がします。

　とにかく最初は、予想以上の来場者数で完全にキャパオーバーになってしまい、「このままでは、お客さんが暴徒と化すのでは？」とステージ上でＭＣをしながら本気でビビってました。ですが夜中１時頃、ふと周りを見渡すと、婚活そっちのけでプレステ『ボンバーマン』をしている人、ステージを楽しんでいる人、テーブルで会話している人、物販を楽しんでいる人、そして布団でスヤスヤと寝ている人…、それぞれがこのイベントの楽しみ方を見つけているようでした。

▲ボンバーマンコーナー。名人に買ったら一杯おごってもらえる。

▲ただただ踊り狂う人たち。

　果たしてこれが“サブカル”だったのか、どうかは僕にはわかりません。ただ、アンケートの「どんなデートをしてみたいですか？」という欄に「ディズニーランド」と書いている人に限って、

感想欄に「意味がわからなかった」

と書いてあったのを見て、これでよかったのだと確信できました。出演者を含むお客様、スタッフのみんな、どうもありがとうございました!!　またぜひやりましょう！

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　来場した皆様。最後のアンケート結果気になってるんじゃないですか？ふふふ、もうブロス本誌を手に取ってくれた方はご存知のとおり。相関図お見せしちゃいます！

　「ええ？！、俺の名前書いた人いたのっ？」という方も居るんじゃないですか～？いや、僕も実はちょっと期待してたんですけどねえ・・・この相関図に名前無いじゃないですか・・・。そういうことです・・・。

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