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昭和20年代、木造船として航路を維持『第二太洋丸』

昭和20年代、木造船として『第二東洋丸』『利禮丸』と共に航路を維持した『第二太洋丸』。写真から旅客輸送よりも島への物資輸送に特化したような船であったのか。

第二太洋丸(TAIYO MARU No.2)(写真出典:礼文運送)

第二太洋丸(木造船)
■総トン数 66トン
■馬力 155馬力
■就航 1941年(昭和16)
■改造 1944年(昭和19)
■退役 1954年(昭和29)

出典:ハートランドフェリー船舶表

『第二太洋丸』と同じ頃に活躍していたのが『昭豊丸』『第五十六北拓丸』です。残念ながら写真は所有しておらず船の情報も一部です。

昭豊丸(SHOHO MARU)木造船
■総トン数 115トン
■就航 1944年(昭和19)
■改造 1944年(昭和19)
■退役 1946年(昭和21)
終戦前後数年の運航ですので島への物資輸送を担った船だったと推察します。従来就航していた船の補助的役割を担っていたと思われます。

出典:ハートランドフェリー船舶表

第五十六北拓丸(HOKUTAKU MARU No.56)木造船
■就航 1947年(昭和22)
■退役 1950年(昭和25)
第五十六北拓丸も第二太洋丸と同じく島への物資輸送を中心に就航した船だったと思われます。

出典:ハートランドフェリー船舶表

参考・引用文献
・ハートランドフェリー船舶表

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