見出し画像

【 Queen 】

イギリスのロックバンド『Queen』2021年は正式結成から50年、そしてボーカル、フレディマーキュリー没後30周年の節目の年でした。

こちらnoteでは、先にマイケルジャクソンについて書きましたが、私の一推しは実はQueenなのです。ファン歴も長い、もう40年以上になります。1979年の日本ツアーに参加して、その時まだ存命であった、フレディマーキュリーのステージを生で観れたファンの一人です。

私とクイーンとの出会いは、中学1年の頃の"キラークイーン "のヒットだと思います。初めてラジオから流れる"キラークイーン "を聴いて、心がざわつきました。"只者ではない" 子供心にそう思ったことをよく覚えています。しかし、私はその流れでクイーンファンになった…というわけでは何故かなく、その頃は、同じイギリスのアイドルグループ、ベイシティーローラーズに黄色い声援を送っていました。

私には小中と夏休みだけ会える一つ年上のナオちゃんという幼馴染がいまして、ある夏休み、毎年会うことを楽しみにしているナオちゃんの勧めで、一枚のレコード(当時LPレコード)を聴くことになりました。それがクイーンの"QueenⅡ" というアルバムです。「キラークイーン」が好印象でしたし、私も思春期に差し掛かった頃で、大人を意識する気持ちが芽生え始めていた頃。可愛らしいタータンチェックの衣装を着て、ニッコリ微笑むポップアイドルに、ちょっと物足りなさを感じ始めていた頃でした。大人ロックを聴ける!とても興味津々でした。

まずQueenⅡのアルバムジャケットは、もはやQueenのアイコンにもなっている、暗闇から4人の顔が浮かぶび上がるという、斬新で独特な世界観がありました。アルバムを聴くとクイーンの世界にますます引き込まれ、一気にその魅力に取り憑かれました。その頃すでにアルバムを4枚ほどリリースしていたクイーン。少ないお小遣いで何ヶ月もかけて買い揃えました。全部好きになって、何度も何度も聴きました。そして、アルバムJazzの日本ツアーで待ちに待ったクイーン生LIVEを体感することになったのです!フレディが激しくステージを動き回っている姿を今もぼんやりと覚えています。その後も写真を集めたり、レコードを買ったり、ファン活動は続き、アルバム「The Game」まで買い揃えたと思います。

学校を卒業し、社会人になり、さまざまな事や物に興味を持って20代を過ごすうちに、音楽の興味も幅広くなり、熱いQueenへの思いは少々ヒートダウン。そんな時、フレディマーキュリー死亡のニュースをTVで知ることとなります。意外にも冷静に受け止めたことを覚えています。

その後はすっかり離れてしまって、マイケルジャクソンのライブに行ったり、マドンナ聴いたり…洋楽だけではなく、サザン聴いたり、山下達郎やら日本のポップスもよく聴く様になります。それでも"QueenⅡ" のCDだけは常に車の中にあり、たまにドライブBGMにしていました。

いろんな事があったけど、それなりに幸せに過ごしてきたここまでの人生。日々淡々と過ごし、QueenのCDもほぼ聴かなくなっていた3年前、「ボヘミアンラプソディー」というフレディマーキュリーを通して描いたQueenの映画が上映されました。昔、自分が大好きだったバンドが映画になるなんて、もうびっくり❗️さっそく観賞!そして感動、何度も観ました。Queenが「伝説」と呼ばれることにとても不思議な気持ちになりました。そこには年月の流れを感じざるを得ません。

彼らと出会って実に40数年… 気がつけばずっと心のどこかに存在したバンド。今では音楽だけではなく、趣味でメンバーの絵も描かせてもらってます。Instagram @norinori_queen で良かったら覗いてみて下さいね😊

今年還暦になった私。今まで私の人生を楽しませてくれた音楽やアーティストはたくさんいたけど、最後まで心に残ったアーティストは、絶対Queenと…マイケルジャクソン。私のlegends❤️どちらも80年代の輝けるアーティスト!70年代80年代は多くのlegendsが生まれた音楽の黄金時代だったと思います。今も輝き続ける音楽とその存在は唯一無二、世の宝物と言っても過言ではないのでしょう。

今、「フレディライブ観たよ」とか「マイケルライブ観たよ」と言うと、「凄いね」「羨ましい」とよく言われます。何だか誇らしい、彼らの時代にドンピシャハマった私の人生、とってもラッキー❗️彼らから今また幸せと元気をもらっています💕






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?