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キャッシュレス社会は訪れるのか?個人経営飲食店での各決済方法シェアを出してみた。

こんにちは。
東京の武蔵小山で小さな飲食店 kenohi を営んでいるひかると申します。

友人からリクエストがあったので、「キャッシュレス(現金以外)決済ってどれくらい使われているの?」か算出してみました。

前提が長ったらしくなったので、結論だけ知りたい方は下記の目次から2に飛んでください。

1. 前提

・集計期間:2019年4月~2019年8月の5か月間

・決済方法一覧

楽天ペイに内包されてるものはすべて。

あと、paypay、merpay、line payです。
 

・業種:飲食店(席数12席)
ざっくりいえば、がっつり食事もできる喫茶店です。
 - ドリンク およそ500円~600円
 - 食事 およそ850~900円
 - お菓子 およそ300~600円
 - テイクアウトもできるけど、イートイン利用が肌感で99%を占めます。
 

 - 客単価は平均で1200円ほど
 - 客数は5ヶ月で2400人ほど(ユニークではないです)

・立地:武蔵小山駅から徒歩7分の平和通り商店街内に位置します。近くに小学校や公園がある住みよい住宅街です。利用者のほぼほぼは近隣の方々です(ヒアリングベースです)

・客層:20-30代がボリュームゾーンです。
年齢:20代が40%、30代が23%、40代が12%、50代が9%です。
性別:女性が60%くらい

※主観で会計時に判断しています。

・集計方法
 スマレジ、freee、各決済サービス会社のアプリor webサイトを駆使して集計しました...。
(どうでもいいですが、楽天ペイではアプリ決済/電子決済/カード決済の粒度でしかデータをダウンロードできず、取引履歴を見ながら手入力で頑張りました...(iDなのかQUICPayなのかまでのデータは落とせず...)

2. 結果


圧倒的現金の勝利でした。

現金以外だと、paypayとカード、QUICPayが多いですね。次いで交通系マネー。
種別でまとめてしまうとこんな感じ。

まとめてしまうと、電子マネーの利用率が一番高いですね。現金除くと。
結論、kenohiでの現金以外の決済利用率は26%くらいでした。

※蛇足:売上金額シェアだと微妙に結果が変わります。が、利用率という意味では、取引回数(会計回数)で見るのが妥当かなあと。

ちなみにカフェ業態最大手のスターバックスでキャッシュレス決済の利用率は30%以上みたいです。(kenohi、肉薄してる...!?)

3. おわりに&宣伝

個人的には、なんとなく2割くらいは現金以外で支払われている気がしてました。思ったより高かったです。肌感だけじゃだめですね...。

「なんで手数料とられるのに色々導入してるの?」
とよく言われるのですが、「自分だったら嬉しいから」というだけです。

現金以外で支払えたら確実にそっちを選ぶ。
大打撃を受けるほどの支出でもないですし。

最後にちょっとだけ宣伝します。

▼kenohiについて

2019年4月にオープンした小さな喫茶食堂です。
東京で一人暮らしをする人をターゲットに、「家よりも居心地をいい場所」を提供しています。
生活や気持ちを整える場所になればいいなあ、という気持ちで作りました。
主にInstagramを更新しています。

▼店主ひかるについて
大阪府吹田市生まれ。神戸大学卒業。六本木のITベンチャー企業への就職を機に上京。3年間働き、退職。現在社会人4年目の27歳男性です。

kenohiをはじめた理由は下記にまとめています。

noteでは、毎月の収支報告や、kenohiで行うイベントや変更点などアレコレ書いています。
もしご興味を持っていただけましたら、スキ/フォローいただけるととっても嬉しいです。コメントも大歓迎です。

以上です。読んでいただきありがとうございました。


kenohiという小さな喫茶食堂を運営する中で思うことや考えていることを書きます。もし、万が一、応援したいと思ってもらえましたら、サポートいただけると嬉しいです。