見出し画像

今週のキングダムPART47第687話「痛み」

 お久しぶりのキングダム更新にございます。今回は超久しぶりのアニメ感想も宜しくお願いします。桓騎軍窮地と扈輒の次の手、李信と岳白公との闘いについてと盛り沢山な本作をあっさりとお伝え致します。

 混沌の戦場

 雷土が倒れたことにより、平陽の戦場は完全に桓騎軍は圧倒的不利な状態に。雷土のいた右翼軍は総崩れとなり、完全な烏合の衆に。龍白公の名を引き継いだ竜布はその後を継ぎ、完全な殲滅戦に打って出ます。

 その影響もあってか、中央軍の黒桜の軍も窮地に陥ることに。その後、撤退を始めます。それとは逆に敵陣はここで終わらせる為に各地で殲滅に動く扈輒本陣。これにはもう、桓騎軍終わりなのでは?例え、勝っても、雷土が居ないのは、厳しいのでは?

 扈輒の憂い

 損殲滅が続く中、趙本陣の野営地で戦況報告を受ける扈輒。最早、これ以上のことは起きないと思いながらも、警戒を怠りません。雷土の仲間は全然、口を割らないのが、余計に扈輒には桓騎が何か企んでいるとしか考えられない様子。

 その上、桓騎軍を殲滅したとしても、王翦軍が控えているので、簡単に動くことに万全の警戒態勢を整えていました。それでも、王翦はきっと、動かないだろうとの考えに。油断をすれば、それこそ、桓騎の思う壺。その他にも、李信達のいる影丘が抜かれるのでは?といういうあり得ないかもしれないが、もしもの考えがまだまだ頭の中に過っているようです。

 その中でも、そんな戦況報告の任を背負っていた扈輒の部下である夏満は、桓騎は多くの痛みを背負った扈輒には勝てない。痛みを利用するような闘いをする桓騎には何があっても、勝つことはあり得ない。この言葉を聞く度に思うのは、痛みとは何か?犠牲を糧にしてきたことか?拷問のことではないと思いますが。この伏線が回収されるのか?

 それにしても、敵ながらアッパレと言わんばかりの扈輒の戦術。桓騎を敵と認め、彼に対し、徹底的に追い詰める姿は正に大将軍のそれ。これまで、桓騎様が葬って来た将の中でも、これはやり辛い。それにそれまでは情報が無かった面もあるので、此処まで大将軍となり、情報もこれまでの計略も大体、流れていたり、大規模な軍となったことも関係してますが、今回は本当に厄介この上ない展開が続きます。

 そんなこと考えているときっと、桓騎はそれ以上を考えているんじゃないかな?と考えずにはいられない位、今回は不気味な闘いに尽きます。

 大苦戦

 舞台は影丘に戻り、秦国本陣の野営地には玉鳳隊の頼れる男・関常が帰って来ます。ボロボロの姿ながら、何とか、生き残った部下と共にまだこの隊は終ってないことを河了貂に伝えます。

 そんな河了貂も、関常たちには、中々上に上がれない羌瘣達の隊の援護を依頼します。とにかく、生きてて良かった。影丘の勢いは飛信隊が優勢なものの、まだまだ油断ならない状況ということですかね。

 そんな影丘ではちょこまかと動く岳白公に李信は完全に振り回されてしまいます。例え、趙峩龍や龐煖を討ってきた李信と言えど、これには手を焼いている様子。そんな中、羌礼の体術というヒントに反応する李信は何故か、尾平を呼ぶことに。果たして、真相や如何に?

 まとめ

 久々のキングダムは中々に侮れない扈輒軍。確かに強い。序盤に摩論が絶対勝てないと言う通り、無謀に思える闘いですよね。しかし、キングダムをここ最近揃えた僕でも、違和感が拭えない程に桓騎様の得体の知れない動きに注視せずにはいられませんね。そういえば、ゼノウは何処にいるのかな?

 何がおかしいのかは、分かりませんけれど。

 岳白公はこれまでの武器を振るうだけで滅茶苦茶強い敵とは一味も二味も違う強敵という印象が強いですよね。どうにも、李信には不向きな感じがしますが、はてさて、何をひらめいたのか?

 今週のキングダム第3シリーズ14話・15話感想まとめ

https://kingdom-anime.com/story/detail.php?id=1000967

 一方、オリンピックばりに熱戦を繰り広げているのは、何も漫画版だけではありません。こちら、アニメ版も大熱戦が繰り広げられています

第14話「最強の漢」

 遂に決着を迎えた蒙武と汗明戦は中々に刺激的でしたね。ちょっと、昌平君が彼女に見えたのは、内緒。媧燐の策で、一騎打ちの妨害を支持し、弟の媧偃が向かいます。それに察知した蒙恬は父親の下に向かいます。

 この時の蒙恬の顔がマジで良かった。蒙恬推しの僕としては、たまんないです。これはもう、主人公なんじゃ?と思わずにはいられない程に動く姿がね。感動しましたわ。

画像2

 ようやく、蒙武と汗明の下についてしまった蒙恬。妨害は何とか、避けられたものの、その対価として、汗明の眼前に辿り着いてしまい、とてつもない一発を喰らってしまいます。それが蒙武の逆鱗に触れてしまいます。それが決め手となり、蒙武の武器で汗明は完全敗北を喫します。やられ方がグロイ。原作を踏襲して、マイルドになっているとはいえ、グロい。昔なら、ぼかしが入って、違和感を残して終わったことでしょう。此処は久しぶりというのも、あってか、スカッとしましたね。

 これは良い父親。王翦パパなら、愚か者がの一言で片づけられそうですがね。それはそれとして、蒙武覚醒のきっかけがこのような形で締めくくるのは、正にキングダムらしいと言いますかね。この闘いで蒙武に対する株価急上昇。そこからの蒙恬はこの程度では死なないは正に家族だなと。キングダムは戦災孤児やら家族のどれかが、狂ってるが多い中で、父親らしいキャラ居なかった中での今回だったので、色んな意味で好きな回でした。しかも、敵将が倒れても尚、闘う蒙武は正に化け物ですよね。文字通り。

 個人的に項翼が騰さんに攻勢しまくるとこが良かった。あの騰さんがチリチリになるなんて。本気だったか、そうじゃないかは謎だけれども。その他にも、楚の将軍が2人も倒れ、ほくそ笑む呉鳳明が良き哉

 しかし、2週連続のお休みで僕はこの回を録画し損ねるという大失態を犯します。どうやって、この回を見たって?配信だよ!便利だよねぇ、配信様様ですわ。

 そんな楚は二大将軍を失い、解説役の春申君は荒れに荒れますが、媧燐の采配がここで冴え渡ります。自らを囮に囮を重ね、函谷関の裏手に回るというあの奇策は震えましたね。あの場にいた男どもを完全に掌握し、盤上を操っていたというね。流石に尽きますわな。これには、騰さんも、蒙武も!でしょうね。読んでた当時、恐ろしい将が李牧だけじゃないんだとしみじみ、痛感した回でしたね。

第15話 函谷関の裏

https://kingdom-anime.com/story/detail.php?id=1000968

 そんな媧燐様の作戦で再び窮地の函谷関。蒙驁も、桓騎でさえも、ヤバいと思う程の窮地に。冷や冷やが止まりません。完全に詰んだと思った瞬間の王翦の増援には救われたことでしょうね。最初から、そういうことがあるかもしれないとルルーシュばりの先読みで制したといいますか。最早、守護天使ですわ。流石、今後の中心人物だけあって、頼りになるぜ。

 その過程であんだけ、王翦をこき下ろした挙句、大量の仲間を失い、彼の砦に籠っていたオルドさん。恐らく、今回の戦の戦犯というか、一番可哀想な人ですよね。生き恥を晒して、索敵も見つからず、函谷関の裏手にも辿り着かず。相手が悪かったとしか言えませんが、山岳戦最強のオルドさんですら、倒せない強敵。それが王翦なんですよね。本来なら、裏手に乗り込んで、函谷関を開けるという最高の役を仰せつかるはずだったのにね。

画像1

 その後の第3シリーズで気になってた媧燐様の変顔がマジで面白かったです。あの顔だけでこの回観て良かったと思える程に。彼女もまた、相手が悪かったに尽きますわなぁ。何故か逃げるバミュウのウザさもね。アイツだけはスキになれねぇ(褒め言葉)

 こうして、全軍撤退を始め、合従軍は終りに近い程の大打撃を喰らいます。本当は信の頭の悪い作戦とかありましたが、カットされてました。どうでもいいんですけれど。

 しかし、そんな終わりが近いと考えていた闘いにまだ、不安を感じ取る信と麃公将軍。そして、楚に亡命していた廉頗もまだ、この戦で何もしていないあの男がこのままで終わると思ってないことを楚の王に伝えます。

 そう、皆大好き李牧が遂に動き始めます。しかし、その動向を知る物は敵味方問わず、誰もいませんでした。

 さて、明日のキングダムはいよいよ、そんな李牧が動き出し、終わりに思えた闘いの盤上をぶち壊すことになります。此処から、また物語は毎話クライマックスの連続と言わんばかりが続きます。どうか、最後まで、眼を離さないように。

 次回「李牧の行方」お楽しみに

 最後に


 最後になりましたが、キングダムの新刊と公式ガイドブックが発売となりました。これが中々に興味深い内容なので、また日を改めて、紹介したいな。

 それと第3シリーズのOPEDもリニューアルしましたね。これがまたいいのなんのとか何とか。

 そんな2週の休みを経て、益々加速するアニメと原作含め、これからも、キングダムを応援宜しくお願いします。

 最後まで読んでくれた同志はスキとコメントお待ちしてます。

 フォローもしてくれると助かりますので、そちらもどうぞ。

 キングダム同盟も諦めてませんので、宜しくお願いします。

 それでは、皆様、御武運を!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?