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今週のキングダムPART108「オギコの勘」


はじめに

 いよいよ、終局となった今週のキングダム。本当に悲しみの今週。
 詳しく知りたい方は、上記のリンクをご確認下さい。それでは、どうぞ。

キングダム第747話「オギコの勘」感想戦

 ようやく、駆け付けて来た上和龍、虎白公を含む趙国の援軍。
 桓騎軍は、敗北を喫してしまいます。李牧軍の大勝利で、幕を下ろします。
 黒桜は、失意の表情を浮かべながら、後ろから、腹を貫かれ、ゼノウも襲い掛かりますが、上和龍によって、倒されてしまいます。
 徐々に、終わっていく桓騎軍。傅抵は、厘玉に対し、すぐにでも、殺してやろうか?と提案されますが、お頭の近くに向かいます。
 先ほどまでの敵だった傅抵に、感謝を述べ、桓騎の下へ向かいます。

 その報告は、李信達、飛信隊の面々にも、届きます。桓騎軍は、崩壊しますが、李信は何としてでも、桓騎を助けようと向かおうとします
 それは犬死に等しいと河了貂に止められてしまいますが、それを拒否。
 クソヤロウですが、彼が居なければ、秦国は終わってしまうからだと。

 そんな迷いを知ってか、知らずか。摩論、オギコ達、桓騎軍の残党が駆け付け、李信の最期の伝言を伝えます。
 このクソヤロウ以上から、始まり、これで終わるかと思いきや、今回の作戦は上手く行くか、行かないか、半々の賭けだったようです。その為、最悪の場合、摩論とオギコ、砂鬼一家を連れて、その場を離れろという内容でした。
 蒙恬ではなく、李信なのは、頭は悪いが、彼の方が、信用出来るからだとのこと。中には、召の桓騎の過去話は嘘だという話に、本当だよと突っ込む召(ここのやり取りに、信頼感を感じる)。
 これが最後の命令だ。絶対に脱出しろという言葉六将の証である金色の羽根を返還するというおまけ付き。如何に、桓騎が、この戦が詰んでいたかを、予期していたかを、物語っていますね。

 桓騎の思いを受け取った李信。トドメに、今までお頭と呼んでいた摩論が、桓騎と呼び捨てにして、この布陣は彼らを逃がす為、敢えての陣形だったのだと伝えた上で、このままでは、桓騎の完敗になってしまう。李牧を次に、倒す機会を此処で失ってはいけないと強い言葉で信を説得します。
 
 そして、李信は脱出を試み、秦国の敗北は決定的となり、戦は終わりを告げようとしていました。

まとめ

ついに来てしまった

 分かってはいました。桓騎軍の最期。歴史通りの展開となりましたね
 悲しい限りです。出来れば、来なくてよかったとどれ程、思ったことか。
 桓騎様が、大好きな僕にとって、この話を聞いた際は、ショックが大きかったですね。生きてて欲しかったに尽きるんですけど、彼は闇が大きかっただけに、ロクな死に方は出来なかったと思います。
 桓騎将軍は、誰にもまね出来ない戦略で、キングダムをけん引して来たキャラでしたからね。残念で仕方ないです
 虎白公が、喜んで殺してやると言ってたけれど、自害するんでしょうね。自害を選ぶタイプにも、見えないんですけども。

最初から詰んでいた

 そもそも、闇の穴に引き込まれた時点で、桓騎率いる秦国軍は終わっていました。それだけ、李牧の計画は完璧で、桓騎軍を滅ぼすには、充分だったと思います。
 その中で、此処までのよくもまぁ、桓騎軍は善戦したと思います兵が減っても、尚、諦めることもなく、最後の最期まで、戦いきったと思います

 桓騎自身、負けが分かっていたとはいえ、彼も諦めていたわけじゃないのが、凄く強いなと思いましたね。本当に六将として、一人の人間として、とても、カッコよかったと思ってます。
 ここまでのアツい展開を作り上げ、最後の最期まで、分からない予測不能な激熱展開を以てしても、尚、李牧を追い詰めることは叶いませんでした。

 趙国にとっては、吉報。秦国にとっては、凶報でしかありません。この先が、どうなるかは、分かりませんが、秦国のダメージは計り知れません。それはもう、立ち直れない程に。
 秦北東部軍や、壁軍と言った兵も失い、皆、ボロボロの満身創痍。これ程ない絶望的状況だと言わざるを得ません。
 李牧、本当に嫌としか言えない。僕の推しは大体、アイツの所為で、死んでるから、好きな時期もあるけど、基本は嫌いです。仕方ないと思う面もありますけどね。

お頭

 それぞれの戦いが終わり、黒桜は、後ろから、突かれ、ゼノウは両断に対し、厘玉は、まさかの桓騎とのエンドって・・・。傅抵のやさしさよ。
 あの黒桜の最期の表情は、忘れられないな。本当に夢に出てきそう。
 ゼノウも、あそこまでズタボロにされてなかったら、
上和龍に勝てていたかもしれませんが、あの人ら、本当に強すぎた。

 摩論は、最初から反発してたから、生き残っていたと思うんですけど、これまで、お頭を徹底していた摩論が最後に桓騎と呼び捨てしていたのは、今回の驚きポイントでしたね。
 彼自身、これまでは、その言葉を貫いてきましたが、別れを意識しているからこそ、彼の覚悟が見え隠れする場面だったと思います。
 故に、この戦を李牧の思い通りにさせてはいけないという言葉は、逃げたりして、桓騎を信用してはいたけれど、卑怯な面も多かった彼ですが、その誠意が伝わった場面だったと思います。
 オギコはともかく、砂鬼一家を残したのは、やっぱり、桓騎がこの地獄に巻き込んでしまった後悔の念が強かったからでしょうか。そうでなきゃ、この布陣はありえないですよね。もしかして、砂鬼一家、仲間になるフラグか?摩論やオギコも?それは勘弁してくれに尽きるんだが。
 完敗ではいけないという言葉に、彼の中の桓騎でも成し遂げることが出来なかったことを、李信なら、託せるという桓騎の思いを無駄にしない為にも、そんなことがあったんだと思います。
 
 言われてみると桓騎様は、一度も蒙恬と会話してない気がする。白老とは、あんなに親しくしてたのに、何でなんだろうか?

 桓騎様だけのことを、語るのは、その時が来てからにするとして、李信はまた、諦めないといけない日が来てしまったんですね。
 麃公将軍の時のように、足掻こうとする李信の諦めの悪さ。桓騎の喪失は、秦国にとって、大きな打撃なのは、間違いないですけどね。
 桓騎が、李信を信頼している描写は陰ながらですが、意外とあったので、驚きは少ないですが、もしかすると同じ下僕で、きる為とはいえ、拷問や殺戮を繰り返してきた自身とは違う道を歩く彼が羨ましかったのかもしれませんね絶対ないし、そんなこと言わないとは思いますが、李信と桓騎、合わせ鏡のような2人なんだよな。逆だったかもしれねぇ。
 何だかんだいいながら、あの金色の羽根を大事に持ってたのは、ちょっと、好感度高いですね。それを託されたからには、流石の李信も撤退せざるを得ないでしょうね。きっついよなぁ。

 ともかく、終わりが始まる宜安決戦。次回が来ないことばかりを、祈りつつ、感想戦は終わります。来週が辛い。

最後に

 次回来ないで

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 それでは、皆々様、ご武運を。

 



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