お知らせ(私の記事が本になりました)

私の2019/01/06のnote記事(「居場所」という可能性について)が、下記の本に採用されました。

NHK「ハートネットTV」編(協力:note)
『#8月31日の夜に。(生きるのがつらい10代のあなたへ)』

【書籍情報】
・毎日新聞出版社ウェブページ
http://mainichibooks.com/books/essay/10-17.html
・Amazonで購入ならこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/4620326011/ref=cm_sw_r_cp_api_i_RP9vDb1HYCJS5

私は、執筆協力者特権で発売前に完成本が届きましたので、先ほど読み終えました。

“自分ひとりで悩まないで。
「学校に行きたくない」「生きるのがつらい」「毎日がゆううつ」……
そんな気持ちを抱えるあなたへ、現役10代とかつての10代からのメッセージ。“

…というのが、本の帯のキャッチコピーなのですが、そのコピー通りの本だと思いました。


「はじめに」「あとがき」含めて総勢40人がエッセイを掲載しています。

ティーンエイジャー向けの紙媒体にしては珍しく、「死にたい」「死にたい気持ちを抱えながら今も生きてる」というかつての10代の声も、「今は幸せに暮らしている。あの時死ななくてよかった」という大人の声も収録されています。

執筆者が40人もいれば、40通りの考えかた・体験談があります。

本のNHK制作局の渡辺氏のあとがきにもありますが、少なくとも私は、執筆者のひとりとして、「この人はちょっとアレだけど、この人はわかりみが深い」でもいいし、「は?なにこれ?」でもいいし、読んだ方がとにかく何か感じて発信してくれたらと願っています。そして、誰かと共有してみてほしいです。
現役10代の、そして、かつての10代のみなさんのお守りみたいな本になればと願っています。

とはいえ、現役10代にとって定価1,200円(税抜)の本を買うのは、しかも、親の目を気にしている子にとっては、死ぬほど勇気が必要なことかもしれません。

この記事を読まれている大人の方で、夏休み明けの子どもの自殺に毎年心を痛めている方がいらしたら、ぜひ地域の図書館や学校の図書館にリクエストを出すか、ご寄贈いただけたら幸いです。

私は執筆陣なので早めにいただいておりますが、一般購入者向けの発売日は2019年8月24日となります。
よろしくお願いします。

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