そして家族の夢を見る

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ノート

守りたいもの、得たいもの③…セーフティ フォー ユー

「守りたいもの、得たいもの」はコンドームとコンドーム手にした人々の思いを歴史と共に考えてみるシリーズです。
①、②へはこちらのページから読めます。
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死に至る性病。
そんなものは過去、いや歴史上の話。江戸か明治か、大正か。私が最初にエイズを知ったのは10代の頃。イギリスでアーティスト達がエイズによる差別を無くそう、自分達の体を守ろうとキャンペーンを始めたから

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守りたいもの、得たいもの②…明るい家族計画へ

「守りたいもの、得たいもの」はコンドームとコンドーム手にした人々の思いを歴史と共に考えてみるシリーズです。①はコンドームが日本で作られた頃の話。①へはこちらからどうぞ。

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太平洋戦争中、コンドームは「突撃一番」や「鉄兜」の名前で戦地の兵士達に配られた。この時のコンドームの目的は性病予防。だが国内では「産めよ増やせよ」政策がとられ、家庭内でコンドームを使う

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守りたいもの、得たいもの①…日本でコンドームが初めて作られた頃

「コンドームの適正な使用は、避妊に効果があり、エイズを含む他の多くの性感染症に感染する危険を減少しますが、100%の効果を保証するものではありません。」

 この一文はコンドームのパッケージの裏面に書かれている。コンドームは避妊具であり、性感染症予防の機器でもある。これはコンドームが日本に登場した時から今まで変わらない。2つの目的を持つコンドーム。私達は何のためにコンドームを必要としてきたのだろう

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なぜコンドーム自販機は釣り銭が出ないのか

恐らく全国で一番よく見かけるコンドーム自販機はポストに似た形をしている。そしてこのコンドーム自販機は釣り銭が出ない。だから釣り銭返却口もない。更に使える硬貨は100円と500円のみだ。

他の自販機の様に10円、50円は使えない。コンドーム自販機はガチャガチャに似た仕組みと言えるだろう。ガチャガチャと違うのは返却レバーが付いている事。返却レバーを下へ捻ると投入した硬貨が商品取出口から戻ってくる。

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コンドームとコンビニと

「コンビニが日本の夜をだめにした。」

これは先日たまたま出会えた人から聞けた言葉。

本当にそうだろうか。
コンビニで夜にたむろする10代の若者。彼らをイコールで良からぬ事をする不良グループと見なすのは簡単だ。そんな場所を提供したコンビニはだめ。おそらくこんな感じの文脈で簡単に若者はだめになり、コンビニもだめなものになる。
しかし私は一方で、住宅街の夜の静かなコンビニの外で缶チューハイを飲む大人

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現時点での定義の様なものなど

「コンドーム自販機から家族を読み解く」

この試みを進めている「そして家族の夢を見る」内での、いくつか定義の様なものをまとめておきたい。

1) コンドームについて

コンドームの使用用途を、セックスに使用するものとする。
コンドームの使用用途にセックス以外もあることは認識しているが、ここでは「セックス」に絞る。

2) 家族

こちらも同じ家族には様々な形があることは認識している。同性のカップル

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コンドーム自販機の減少の今

コンドーム自販機とネットで検索をすると1つの記事がヒットする。

コンドームのコンビニ販売普及で、自販機「明るい家族計画」が激減!売れるエリアと商品とは?

この記事ではコンドーム自販機の減少には、コンビニが影響していると書かれている。この記事は2013年に公開された。ここの時点で現在あるコンドーム自販機の台数は1000台ほどと記載がある。
記事公開から4年。現在の台数はもっと少ないだろう。この4

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