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考えたいことをとりあえずストックするやつ(2023年3月11日)

試用期間での転職活動は推奨しない

「せめて週に何回かは更新する」と思っていたのは本当だが、いざ仕事を始めると、手の抜き方を忘れてしまうのは悪い癖。
会社というのは入って初めて分かる課題というのも少なくない。
1月から今の会社に入り、3ヶ月ほど過ごした。
3ヶ月というのは割と良い区切りで、組織がどう動いているのか、どんな人間がいるのか、誰が優秀で、誰が「やばい」のか。こういう人たちとどう過ごすか、という問題がなんとなく把握できるようになる。

防衛機制という心理反応は非常によく説明のつく理屈だなと思っている。
実際、僕自身も非常にぼんやりと「なんかやりたいことと違うなあ」と思ってしまうのだが、多分これは僕の考える「面倒くさいけど自分のために必要なこと」をやらなければならないという接近ー回避コンフリクトに対する反応なのだなと思う。つまりは「新しいことを始めるのが怖い」ということだ。これは完全に甘えだが、言語化しないとこの甘えと向き合えないので、友人に愚痴ったり、毒づいたりすることでうまく整理している。
こういう愚痴に付き合ってくれる友人がいることこそが僕の価値なんだろうと思う。

自分より責任を強く持つ人間との信頼関係はまだ薄い。この人達が僕の万一の失敗をカバーしてくれる人たちであると信頼するには、まだコミュニケーションが足りないとも思っている。

3.11

東北の田舎出身の自分にとっては3.11は忘れることは難しい。
もうすぐ高3になろうとする高2の3月に、講堂で被災した。
津波こそなかったが、まだ雪の降る中、停電した家に帰り、
家族で川の字で寝た。当時飼っていた犬も一緒に横になり、
緊急地震速報が出るたび、揺れるたびに起きていた。
インターネットも大騒ぎだったし、当時はガラケーでワンセグを見ながら、
岩手、宮城、福島の被災状況を眺めていたのだった。
あれから12年経ってもこれだけのことを覚えている。昨日やった仕事は全然覚えていないのに。
運良く、家を失うことも、家族を失うこともなかった。
だが大学に行くと「クラスメイトが死んだ」とか「家は流された」とか、
普通にあって、それでもなお受験をして一緒に勉強した友人もいた。
今では疎遠だが、彼らの気持ちの強さは尊敬していた。

自分が楽しんでいない会社に人を呼ぶ気はない

今の会社は強くリファラル採用を推奨している。
個人的にはデータ分析官が働く環境として理想的とも思われないので、
とりあえず紹介してるけど強く勧誘はしていない。
反面、他の会社のリファラルを経由してカジュアル面談を受けると、
皆仕事は楽しそうで、課題だけでなく、仕事の面白さも同時に感じられることのほうが多い。なるほど、仕事が面白いと思えない限り、友人も呼べないよなあというのはまあそうだろう。
と言うかそもそも、僕は何かを楽しむというのがすごく下手なので、
仕事も何らかの「苦行」と位置づけてしまう場合のほうが多い。
でもどうやら、苦行でない仕事、あるいは仕事を「苦行」と捉えない考え方があるらしい。まあ環境にもよるだろうが。
……今の会社はこれから楽しめるようになるだろうか?知らん。お前次第だろ。

金に対する執着の高くなさ

お金は基本、生活に困らない程度に稼げれば良く、
キャリアも大手でメディア露出でワイワイ、年収数千万を目指せ!
みたいなことに一切の興味はない。
会社の売上も利益構造も知ったことではないが、この年齢になると否が応でも利益だ売上だと言う話に首を突っ込まざるを得なくなる。
利益や売上に興味のある人間は何が面白いのか。
……とここまで書いて気づいたのだが、「利益の使い方を考えるには、利益の生成過程を知らなければならない」ということなのか。
稼ぎ方とはすなわち使い方を知ることなのかもしれないというのは、一つの考え。金は真に使い方次第であるから、自分や組織が得た金で何をしたいのかという見方をすれば、それなら金に興味がなくてもどうにか考えが及ぶようにも思われる。

……久しぶりに考えていることをここに貯めた。また貯めに来よう。

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