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考えたいことをとりあえずストックするやつ(2022年12月11日)

外出の抵抗感

「コロナも落ち着いてきたし」という言葉を聞くが、少なくとも東京都内は第8波に入っているし、減少傾向も見えない。

彼らはどういう観点をもって「落ち着いてきた」と言っているのだろう。
報道に取り上げられなくなったから「落ち着いてきた」というのか、
政府主導での行動制限がないから「落ち着いてきた」というのか……。
でも、データを見続けることはとても精神的につらいし、見慣れないとわからないものでもあるから、仕方がないのかもしれない。
個人的には、何も落ち着いていないと思う。5回目のワクチンが始まるようなタイミングでもあるので、コロナとの闘いは全く終わる気配がないと思う。
もちろん、経済活動を活発にすることは、この情勢下無視できないし、
感染を全く起こさずに過ごすことはもはや無理であるので、医療現場の逼迫がない程度に付き合っていくというのが多分現実的なのだろう。
かれこれ4年近く、大人数での会食には参加していない。勉強会に行くことの面白さは、その場での懇親会で、料理をつまみながら情報交換をすることにあるとも思った。正直、オンライン勉強会ではこれをすることはとても難しいなと思った。飲み会や忘年会・新年会は僕にとっては邪魔だけど、その場で知り合った人と食事しながら会話を楽しむというのはなかなか貴重な体験だったのだと思う。

友人が増えない時代

もう1つ、コロナ禍で難しくなったと感じることを述べれば、交友関係の広がりがかなり制限されるようになった。
Statistician-jaの活動で通話をするような知り合いも増えたが、直接あって話をする機会は本当に減った。ビデオ通話で顔を知った人は少なくないが、本当に顔と本名を知っているような友達は、2018年~2019年に出会った人たちが最新なんじゃないだろうか。
まあ「本名」を知っている必要性のない人間ではあるが、たとえばデータ分析、統計学以外の共通の趣味を見出して、それで遊ぶとか、割と近所に住んでいるらしいから、ご飯にでも行くか、とか、そういうのがない。
交友関係に関しては、別に広くもたず、気の合う人と関われれば良いと思っている方なので、無理に仲良くしよう、交友を拡げよう、とはあーんまり思っていない。それでも年1~2人は増えてもいいんじゃあないかとは思う。
勉強会とかイベントに行くとそれが容易だった。というかこれのために行っていたとも思う。
オンライン勉強会の大半は、基本は参加者同士の交流はないか、チャット内での交流にとどまるので、やはり出会いにはならない。
Twitterは最近大人しくしているし、そうでなくても本名で運用していないので、そういう意味でもリアリティがない。
特に自分より後の世代と対等に接する機会がないまま年齢だけ重なるのはちょっと怖いなと思う。幅広い世代と交流できると、その分友達が増える期待値は高いので、幅広い世代と交流したい。
妻は本当に交友関係が広く、かなり年上の人とも友人をしているし、そこそこ年下の人と対等に交流している。僕はと言えば同年代でつるむことが多い。そういうスタイルと言われたらそれまでだが、少しずつつるめる年代を広げていきたい。
そういえば大学の頃は「どこからが『友達』?」とか真剣に考えてて病んでいたなと思う。別にもういいんじゃないか、サシで飯食いに行ったら友達で。擦り切れたなあ。

昨日までの話

  • 無事にアドカレの記事は公開したので、読書を再開できそう。

    • 菊と刀

    • 現代暗号技術入門

    • 達人プログラマー

  • だが昨日、つい本が生えてきてしまった。

  • ネットライターの書く小説なら読めるだろう、という安直な考えその2である。

    • 作者のYoutubeチャンネルでこれをもとにした動画が投稿されていて、そこで面白さを感じたので買ってみた。

  • あと今日、kindle端末も購入した。

    • ビジネス書や技術書は紙媒体で手元に置く意義を個人的にあまり感じないので、実際に電子書籍として溜めていこうと思っている。

    • 今月は結婚指輪の追加費用も支払っているのでカード代が大きくなった。

    • なんなら退職にあたって給与からの天引きがでかいので収支がマイナスになる。

      • でも退職金も降りるのでもしかするとプラスかもしれない。

    • でもクリスマスの出費も激しいので、いずれにせよ出費は痛い。

退職と新天地

  • ほのめかしはしてきたが、現職を離れることにした。

    • 詳細は最終出社日後に記事にする予定だが、色々と区切りがついたことが大きな理由だったりする。

  • でも次職でやることはそんなに変わらない。代わり映えしない仕事にどれだけ楽しめるかはよくわからない。

    • ただ、一緒に働く人はすごい人ばかりなので、正直その点は楽しみにしている。

  • 振り返ると、傲慢かもしれないが、特定の領域において自分より優れた人と仕事をしてこなかったなと思う。

    • 僕が出来なければ、自社で対応ができない、というレベルの仕事をやっていたので、仕事に対するプレッシャーのかかり方がちょっと違う。

    • こう書くとすごいことをやってきているように見られるかもしれないが、正直そんなことはなく、RやPythonを触れる人なら当たり前に考えたり、思いついたりすることを仕事でやっていた。

      • たまたま、今の会社では僕以上にRとPythonを使いこなせる人がいないというだけ。

      • RとPythonが書ければ良いのだから、ScalaやRustなどは仕事には必要ない。

        • なんならR/Pythonですら書き方が我流で、これがチームにとって良い方向なのかを自分だけで定義しなければならなかった。

        • 必要ないと勉強しない自分にとっては、こうした機会を仕事で作れなかったことに関しては機会損失があったかもしれないと思う。

      • 誤解しないでほしいことは、総じてファーストキャリアを委ねて良かった組織だとは思っている。色々あったが、エンジニアでもない自分がRとPythonで事業貢献できる職種に、ちょうどよくありつけたので。

  • 自分が自信のある領域で、自分より優れた人と働くことは、きっと自分がもっとよくできるためのきっかけになると期待している。

    • 一方で、自信を大きく失うリスクというか、それを目一杯ケアする準備も必要だと思う。

    • コードを書いたり、Markdownで技術的な文書を書いているときが一番精神をフラットに仕事ができていると思うので、しばらくそういう仕事をしたい。

今年を振り返り、新年の抱負を考えない

  • 「新年の抱負」を立てる慣習は労働者2年目くらいまでやってきていたが、新年の気に当てられてどうせ達成できない目標を立ててしまうので、
    いつからか辞めてしまった。

    • 新年の抱負に書いていないことを始めてしまいがちで、結局新年の抱負で掲げたことは達成できなくなるのが自分の人生らしかった。
      むしろ掲げないほうが楽に過ごせるかもしれない。

    • 一方で、年末の振り返りはしても良いと思う。何をしようと思うかよりも明確に、何をやってきたかは思い出すべきだ。

      • 思い出したほうが定着するらしいしな。

  • いつもははてなブログでそういう記事を書いているが、明確に技術・統計の記事を書く場と気持ちや思考の整理をする場を分けて運用するのが良いと思ったので、上記などはそのうちnote記事にすると思う。

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