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セフリス1キャストコンボ (隠道のセフリス 青春スタックス型 cEDH)

あたらなか!!!

1. はじめに

 大分前にサイクリング戦術をベースとする≪隠道のセフリス / Sefris of the Hidden Ways≫のデッキを「青春サイクリング型」として紹介しました.(https://note.com/0gnv2hh/n/n29f85c751807)このサイクリング型も良いデッキだとは思いますが,cEDHの環境ですとどうしても一手二手遅く勝ちきれないという課題がありました.そこで,現在はコンボ一直線ではなくスタックス戦術をメインとした,わいと夫人さんが考案したスタックス型のセフリスを練っています.
 昨夜,「統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い」にてこのスタックス型に期待の新人が追加されるという情報がWotc公式から発表されました.今回はスタックス型に関する雑な解説と共にこの新星に関して雑に解説したいと思います.


2. スタックス型セフリスと新星

 大分前のリストで練られていませんが一応掲載.

 スタックス型のセフリスはサイクリングではなくルータークリーチャーを多く採用し,手札の質を向上させながら適度に妨害することで相手を動かしていきます.最終的にスタックスで封殺,強力なクリーチャーでマウントを取って勝ち切ります.自身のリアニ能力をルーターにより任意のタイミングで起動できるため,スタックスデッキで良くある誰かには刺さるが誰かには刺さらず結果刺らなかった人が勝つと言った状況を起こしにくい利点があります.(この動きはスタックスというより寧ろコントロールに近いかもしれません.)

 セフリスはエスパーカラーのジェネラルですが,実はこれまでエスパーカラーのスタックスデッキを成立させるのは難しいと言われてきました.と言うのも,このカラーは「サイクロンリフトや波止場からの2アクションでひっくり返される前に勝ちきれる速度がない」という大きな課題を抱えているのです.例えばウィノータは暴とスタックスを両立できますが,エスパーカラーでは早い段階でクリーチャーを多く展開することが出来ません.ティムナマルコムでもスタックス型は検討されていますが,DD型の方が主流です.この課題から,エスパーのスタックスはぶっちゃけカス(Esper stax is sxxk)と言われてきました.一方で,セフリスは自身の能力で大きなクリーチャーを早い段階で展開することができるため,他のエスパーカラーのデッキよりも比較的素早くライフを詰めることが出来ます.

 しかしながら,暴だけでは依然としてゲームを決める前にすり抜けられることが屡々あります.そこで以前に紹介した≪生き埋め≫実質1枚コンボや,先述したスタックス型のリストで採用しているDD実質1枚コンボが考えられますが,いずれもリスクに見合う成果は得られていませんでした.結果,セフリスはコンボを全く入れずマウントを取って暴だけで勝ち切るのが正道というのが数少ないセフリススタックス使用者の会(日本で確認しているのは僕とわいとさんだけ,海外勢含めても僕が議論したことがあるのは4人ぐらい.存在していると言えるのか?)の結論でした.

 しかし,次の「統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い」に収録される≪Abdel Adrian, Gorion's Ward≫により,1枚スロットを交換するだけで無理なく1キャストコンボを投入することができるようになりました.

帳簿裂きに続いてこんなに強化貰って大丈夫か?

 世界喰らいのドラゴンに近い能力ですので詳細は省きますが,
 (1) セフリスがいる状態で≪動く死体≫や≪ネクロマンシー≫等で釣れば2回に1回セフリスでダンジョン探索して無限ダンジョン探索により無限ドレインでgg
 (2)セフリスがいなくとも無限トークンを生成することができるため,eotネクロマンシーからメインコンバットでggです.

 セフリスはもともと動く死体やネクロマンシーを採用していますので,1枚どこか交換するだけで無理なくコンボを投入できます.スタックス型ではルーターを多く採用していますので墓地に送ることは容易く,素キャストできる最低ラインの5マナというのも良いですね.コンボに行けなくてもまあまあ太いというのも〇.こいつが弾かれても今までの圧殺プランが取れるので,卓の状況に応じて変えられる1プランとして新しいセフリスの軸となるカードではないかと考えています.


3. おちまい

 他にも新たなダンジョン探索カードが追加されており,今後もあらたなが公開されていくと思います.

ルーターとの相性も抜群!

 つまり何が言いたいかっていうと,みんなもセフリス,しよう!!!!!!(直球)

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