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これは困った

オーノー、これはまずい

変な嘘吐きの人生を追ってたら

ただの正直者だった

彼等はあるとき、時間を止めた

そこから全てを部品にしただけ

小説映画、戯曲に絵画

筆と技法は何のその

てっきりキ○ガイと思ったら

賢い子供のままだった

変な学者も多分そう

じゃあ宗教家は?

キリストは何回も殺され

アッラーは原理主義だとちょと怖い

孔子は飲み会、老子はトコトコ

弟子が勝手に書きまくり

あとあと色々広まって

ソクラテスはプラトンが掘り出し

そんなことを考えていて

僕はふと立ち止まった

0.1ビットのパソコンスマホ

挙げ句の果てにAIに

0の数字を作った誰かは

インドのどっかに居たような

漢字二文字のハゲさん達が

分かりづらくはしているが

多分、彼自身は

普通のことしか言ってない

おまけに無神論

スーパーの缶チューハイの値札に

膨らんだゼロがあって

アルキメデスは正直者だと

しみじみとして

僕は公園で1人

ベンチに座って音楽聞いて

昔の友達とやりとりしてから

普通に歩いて帰りまして

この記憶や文章すらも

本当は嘘かもしれないと

半分くらいは考えながら

漱石の科学への不安や

芥川を自殺させたアレは

もしかしたら僕の

そっくりさんのせいかもしれない

そんなこんなで
ありもしない虚妄を抱えて
ふわふわした散歩をする

木々を眺めて、明日の予定が頭に浮かび
僕は現実の肉体へ戻る。

一休さんはよく頑張ったよ、彼面白かったし。

嘘の現実化というのもあるんだなあ、と。
ゆいまこじ


まあ、元々そんなモノないんですけどね

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