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志木市議選を振り返る



4月14日投開票の志木市議会議員選挙(埼玉県)当選者が確定した。
投票率は40.75%、有効投票数は24,832票であった。

今回、志木市議会議員選挙が注目されたのは、前回2020年の志木市議会議員選挙が定数14に対し、14の無投票で終わったことで、各地から候補が押し寄せ、最終的に14の枠に26名と2人に1人が落ちるという激戦になったことだ。

さぞや、志木市の有権者も注目していることだろうと思ったら、8年前の投票率と変わらなかったというのも面白い。
むしろ、選挙戦になって迷惑とでも思っているのだろうか?

激戦になったことで、現職が落選する危機感を覚えたのか、平日の昼間であっても駅前で街頭演説が見られ、選挙カーが走り回っていた。
それを有権者が冷めた目で見ているという、候補者ばかりがから周りの状態であった。

それでは得票順に振り返っていこう。


■こうのよしとく


無所属で現職

この候補者の選挙事務所にお邪魔した。

志木市のブルーマンである。


為書きが多く、自民系の候補と思われる。




選挙事務所の人に話を聞いた。

私「自民党ではないのですか?」
事「無所属です。」
私「菅さんや片山さんの為書きがある。」
事「自民党の方ですが、保守です。革新ではない。」
私「今回、激戦になった。」
事「志木は通りやすいと思われている、舐められているのではないか?余所で落ちて来た人もいる。」
私「立憲、国民、維新と揃った。」
事「中央政治並みです。一通りいる。」

共産党、公明党の他は諸派無所属が圧倒的に多かったが、政党色が付くようになった。
これが今後、志木市の政治にどのように影響するのであろうか?

■中村とものり



立憲民主党の新人

こうの事務所によれば、「舐めた人」である。

散歩中に出会ってしまったが写真を撮ろうとすると怒られた。
「無断で撮った」というがこちらはちゃんと声をかけてから撮ったのだ。
「当選していないから私人だ」「肖像権がある」と言う。

今回めでたく当選して公人になってしまったので書いておこう。

立候補した時点で公人となる。
選挙には税金が使われているのだ。
写真を撮られるのが嫌なら立候補するな。
その程度の覚悟もないなら、政治家になろうとするな。

肖像権などと法律用語を持ち出すのは訴訟恫喝に他ならない。
このような人間を立憲民主党は擁立しているのだ。




■高山ゆうた



無所属の新人


各地の選挙で主に女性候補のお手伝いをしている選挙マニアの志村さんとのツーショット。
男性候補とのツーショットは貴重である。







■天田いづみ


無所属の現職

■あんどう圭介



無所属の現職





■上野たくま



共産党の新人
共産党は現職(水谷としみ)の立候補がなかったので入れ替わり。

■小池まゆみ


公明党の新人
公明党は現職(西川かずお)の立候補がなかったので入れ替わり。

■今村ひろし


公明党の現職

■鈴木きよし


自民党の現職
前回無所属?

■ふるやたかし


ふるやたかしと志木の福祉と教育を守る会の現職
元N国

■あべ竜一


公明党の現職


■よしざわふみお


無所属の現職

■たばたかんじ


日本維新の会の新人



元プロ野球選手・元知事候補の青島健太が応援に入った。
元知事候補というのは、2019年の埼玉県知事選のことで、埼玉県民にはおなじみの、というニュアンスを含んでいる。
当時、現大野知事の対抗馬として自民党から出馬したが、その後維新に鞍替えしているので、自民党支持者からすれば裏切り者なのだが。


看板が倒れかけている。


■岡島貴弘



無所属の現職

と、ここまでが当選、新人で当選したのは5人だった。
現職で落選したのは2人である。

■岩下りゅう


無所属で現職
落選

■よぎ大介

地域起業党で現職
落選


よぎ大介と夫人のおかもとまりさん
常に2人3脚で回っていた。

間違った報道で突っ込まれて、色々悔しい思いもしたようだが、頑張ったと思う。
健闘を讃えたい。

追記
なお、本人によると、議会を休んだのは2回だけ。他の議員はもっと休んでいる。
税金を使った旅行に1人だけ反対したため、恨みを買っている。悪意を持ってマスコミにリークされた、とのこと。

それはYouTubeだけではなく、街頭演説で言えばいいのでは?
有権者に直接誤解を解く努力をしなかったのが敗因だと思うぞ。




■しきなみ泰明



国民民主党の新人
落選




■松田けんた



無所属で新人
落選

■今井あさと


無所属で新人
落選



■小日向たかふみ


無所属で新人
落選

自転車で移動しているのを見かけた。


■菊原英之



無所属で新人
落選

■池田和広


無所属で新人
落選

■掛川あきなり


子育て高齢福祉の会の新人
落選
「区議会議員の実績」というのは2019年にN国から台東区議会議員選挙に出馬して当選していることを指している。
2023年台東区で落選後、すぐに朝霞市議会議員選挙に出馬し落選。

こうの事務所が「余所で落選した人」と言ったのはこの人のこと、あともう一人いるが、「舐められている」と思われている。



ポスターもビラも緑なので維新と間違えられるとのこと。
狙っているようにも見えるが。

■岸せいいち


無所属で新人
落選

■ちの昌文


無所属で新人
落選

朝霞市議会議員選挙で落選、さいたま市議会議員選挙でも落選。
「余所で落選した人」である。


■ありまつとしかつ




無所属で新人
落選

最下位です。
最下位になる人のポスターは、やっぱどっか特徴がありますねえ。
有権者が全員見た上で投票先を決めているとは思えないので、ポスターがどうだというのは重要ですね。

ちなみに以下のポスター掲示板は前回。
ポスター貼らずに無投票で当選してしまった多田光宏は今回出馬していませんでした。
N国ならまだしも立憲民主党だったりれいわ新選組だったり国民民主党だったり参政党だったりと勝手に名乗った挙げ句、間違って当選してしまって何もできずに辞職勧告を受けるという残念な上、卑怯な人だったので、さすがに今回は懲りたのかもしれません。








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