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藤沢市長選を振り返る


令和6年2月18日投開票の神奈川県藤沢市、藤沢市長選を振り返ってみる。



結果は次の通り。


画像:TVK


現職当選である。
鈴木恒夫氏が4選となった。


私も選挙期間中、一度だけ藤沢入りしたが、鈴木氏は駅前ではなくJAさがみで演説予定となっていて、基礎票固めをやっていた模様である。
その代わり、支持者が駅前で演説していて、確認団体ビラを配っていた。





鈴木氏は自民系の候補者なのだが、立憲の阿部知子が応援に入っていてリベラル色の強い候補である。


まあ、それを差し引いても現職有利なのは変わりが無い。
有権者は変化を嫌うからよほどのことがない限り現職を応援するのだろう。
壺だが。
条例で多選を禁じるみたいな話もあったようだがそれもマイナス要素にはならなかったようである。

こうやって各地で自民候補が当選するから、裏金や旧統一教会問題について何の反省もないのだ。マスコミがいくら叩いても有権者は頼もしい味方である。

その日は国松誠氏にも遭遇した。





現職の多選禁止の幟を立ててアピール、国松氏も自民系候補である。




三原じゅん子や野田聖子など応援に回ったようだが届かなかった。


笑うのは国松を応援する横山正人が「現職市長との事実上の一騎打ち」とXに書いたことだ。
相原倫子を泡沫候補扱いして相手にしていない姿勢を見せているのだが、結果を見ると鈴木氏とは21,000票差、相原氏とは12,000票差なので、ドベ一騎討ちなのだ。
ちなみに、国松氏も壺である。




相原倫子氏には遭遇できなかったが、確認団体がビラを配っていた。



18時に駅に来る予定と聞いたので、待っていたが現れないので待ちきれずに帰宅の途についた。


相原氏は社民党候補から今回無所属で出馬していて、一応リベラル系なのだが、LGBT問題で共産党自主支援取り消しとなっていて、これが得票にどう影響したのかはわからない。

共産党票が逃げたのか、または反共産党票が寄ったのか。
Xでは共産党支持者が相原氏をヘイター呼ばわりしていて、何が違うのか有権者には伝わりにくかったようだ。
もとよりLGBT問題は有権者にとって票を左右するほどのアピールにはつながらなかった。

また、村岡新駅についても阻止しようとアピールしていたが、これも何が問題かよくわからなかった。
有権者にあまり関心のないトリッキーな政策を掲げる候補は泡沫に多いのだが、こういうところも自民系の候補に舐められる原因になっている。
あと、女性だというのをアピールポイントにするのも食傷気味だ。



そもそも藤沢市というのは多少人口が増え、投票率も上がっているのだが、近隣の大学生が主なので若者は投票に行かない。
あいつら就職は横浜か東京だと思っているから、地元に愛着がないし、住民票を田舎に置いたままの奴も多い。

桐島のようなワケありの人間を深く追求せずに迎え入れるフトコロの深い人情厚い街だから、住民票がなくても何の支障も無く暮らせる街なのだ。

湘南台は相鉄との接続駅になり急行が止まるようになったから、移住してきたのもいるし、南側は江ノ島暴走族がアッパー目的でやってきて、そういう意味ではあまり治安もよろしくない。

そのくせ近隣の横浜を羨望の眼差しで見ており、20年ぐらい前に湘南ナンバーができたのも藤沢の住民が「スモウナンバーは嫌だ」と強烈にプッシュしたのがキッカケだと聞いている。

そのおかげで足柄山の猿しか住んでいない地域まで乗っかって湘南ナンバーになったため、猿が山から降りてきて、江ノ島のイケイケギャルを拉致監禁して山賊に洗脳しているらしい。

そういう被害者を生むキッカケを作ったのが藤沢市民なので、もとより選挙に興味があるわけがないのだ。
壺議員を当選させてしまうのも藤沢市民がアレだからなのである。

私も一時期藤沢に住んでいたので、人のことは言えないが、藤沢橋の袂の公衆便所にビニ本が捨ててあってよくお世話になっていたので、良い思い出しかない。


選挙ウォッチしながらノスタルジーに浸るのであった。


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