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IVS2023を振り返ってみる


こんにちは!
久しぶりにnoteを更新してみようと思います。

大筋

6/28〜30に京都のみやこメッセで開催されたIVS2023、IVSのサイドイベントに参加した感想と学びを記したいと思います。
IVSとはスタートアップイベント、パネルディスカッション、ミートアップイベント、などなど。
私は、6/28の朝10時ごろに東京駅を出発し、京都の友人宅に3泊お世話になり、7/1の朝7時ごろに京都駅を発ちました。

大規模なカンファレンスの参加は今回で2回目となります。
1回目は2023年2月の末に東京フォーラムで開催された”City‐Tech.Tokyo”です。スタートアップによる多数の出展ブースや著名人によるセッションが開催されていました。こちらは学生運営スタッフとして参加しましたが、今回のIVSように十分に見回る時間は持てたと思います。

今回の目的は、
・IVSの雰囲気を感じ取る
・サークルで実施するハッカソンのスポンサーを見つける
・クリプト合宿のスポンサーを見つける
・普段出会えない人(クリプト以外に関わる人)と交流したい
・ハッカソンのピッチを見たい、プライズを受け取りに行く!

こんな感じに考えていました。

実際の旅の行程はこんな感じ。

1日目

14時ごろIVS会場着、Oasys主催の二条城のパーティーへ。その後、二条城で出会った友人のインターン先の同級生を紹介される。参加していたハッカソンが同じことや、同学年ということもあり、話が弾み、その方の尊敬する師匠の元へお話を聞きに学生5人で京都河原町まで。また、植物園カフェで開催された盆栽NFTのミートアップにもお邪魔した。

2日目

11時ごろIVS会場に到着。
「DAIS」として参加した「AI&Cryptoハッカソン」のピッチやプライズ発表があり、隙を見ながらインターン先やお世話になっている方に挨拶もした。今回のハッカソンは、10チームがステージ上で4分間のピッチを行い、6分間の質疑応答タイムが設けられていた。
2日目は行きたいサイドイベントが多くあり、18時〜行われているイベントに3つ参加した。ハッカソンに出場した大学生の友だち数人と京都の街を散策しながら回った。
上記ハッカソンのアフターパーティー、RefiHouse、京大企業部主催の学生ミートアップイベント、今回参加したアフターパーティーはどれも数人と深い交流ができた。

3日目

朝9時に京都河原町付近にて、FractonVenturesが主催するミートアップイベントに行った。午前中は一人で京都の街を散策しながら、お土産を買ったり、八坂神社に行ったり、スイーツを食べたりなど観光を満喫。みやこメッセのある東山駅まで鴨川沿いを歩いた。
13時ごろ会場に到着し、インターン先であるJPYC社員で集合し、元JPYCで働いていた大学生も含め、一時間ほど談笑をした。普段はSlack上でしか言葉を交わさなく、直接合う機会は殆ど無いため、とても楽しい時間だった。
その後は、YENというステーブルコインの発行会社の方とあったり、大学の先輩でクリプト分野で活躍されている方と再開したりと10人ほどと話を交わした。IVS終了後、大学の先輩とそのご友人が、一時間ばかりドライブで京都を案内してくださった。
19時から十七軒歌舞伎会にて、artics主催の仮面舞踏会に参加した。そこで友人のご友人を紹介して頂き、一緒にタクシーで京都河原町まで行き、私は夜の京都の繁華街を見ながら宿泊先へと帰宅。

以上が今回の旅の日程になります。
行きたいサイドイベントや会いたい人等はほとんど決めておらず、その場で会い意気投合した人と一緒に新しい出会いを求めて、出歩く旅でした。今回は5人ほどの人と深い交流ができ、刺激をもらいました。また、今までお世話になっている人と話が弾み、ハッカソン関連やサークルでのNoteについてをお話でき、やってきたことがだんだんと形になっており、それが非常に嬉しくも感じました。

詳細

正直なところ、今回IVSに行くのを割とためらっていました。
その理由は、金銭的に東京からの新幹線と宿代を負担が大きかったのと、私が今行っているJPYCやFREXでの業務、サークルでの活動やクリプト合宿の実施等で、クリプト分野において新たな取り組みをする時間的余裕が無く、IVSによって生まれる新たな実務はできないと思ったためです。
しかし、今回のハッカソンでPrizeが頂けるということで金銭的な負担は軽減され、またご友人が心優しくも泊めて頂けるということで、新たな出会いや価値観を求め、行くことにしました。

目的は4個、達成できました。

全体的な感想としては、IVSのCryptoの方では、東京で普段ご活躍されていたり、お世話になっている方や学生の友達がそのまま京都に来ていたという印象でした。ブースは日本向けと海外向けが半々くらいで出展していて、セッションは日本語がほとんどでした。IVSの方では、ハッカソンのスポンサーをしていただいているYOUTRUSTの方とお話する機会があり貴重なお話を聞けました。セッションの方は行けませんでした。

スポンサーに関しては、実際に会って話さないと感触がつかめないため、10件ほどアタックしてみました。傾向や感触がつかめました。もう少し、アタックしてもよかったかな、、。

普段出会えない人(距離的にと、分野的に)とは自分からお話できるようになったこともあり、学生含め10人以上と深い交流ができました。とても満足です。
自分からお話できるようになったのは、自ら手を動かしてやれていることが増えたからではないかと思います。サークルでの定期開催の輪読会や、インターン先でのお仕事で自ら動けた経験、など。どれもチームでやっていることで、私がフレームを作れているわけでは無いので、まだ言語化はできない段階ですが、前進に繋がったと思います。

Prizeに関しては、渡辺創太さんから直接コメントを頂き、ステージ上でプロダクトがチームの皆さんとともに紹介できたのでとても嬉しかったです。誘って頂いたエンジニアのユウキさんには本当に感謝しています。初めてのハッカソン出場でとても貴重な経験をさせて頂きました。


最後に

City‐Tech.Tokyoの方が、規模もクオリティも高く、他分野にわたるスタートアップが来ていたため、見物客としては面白かった。また、東京開催という来場者も多かった。IVSは地方で行うことで、熱量の高い参加者や出展者が多いという印象。屋台の鹿肉美味しかった〜。そして、以前別のボランティアで一緒になった方とまた再開できた。
いつも思うのが、同じ国では売ってるものが画一化されているから(どこに行っても売っているもの、食べるもの、人々の服装が同じ)だからもっと繊細な感覚が無いと文化を感じ取ることができないと思った。



雑記

今回、IVSの帰りに距離的に近いため長野で開催されていた合宿に参加しようと思っていたが、その参加をしなかったのが自分としてはとても複雑な思いだった。その決定的な理由としては、名古屋駅から信州へ向かう列車が雨のため運休していて、それが運転再開未定だったため、睡眠不足や慣れない場所での疲労と重なり、再開を「待つ」という選択肢を選べなかった。自身の中では、部活の優先順位を一番に持ってきているつもりだったが、それが保てなかったというのが、「自分に負けた」というか「侵食された」というか、午前6時に京都駅で冷静な判断とチャンスを掴むことができなかったことが悲しい。
まあ、普通に旅の直後に合宿は入れないほうがいいのかもしれない。今年の3月にそれを1回やったときは、パッキングを泣きながらしたし。

今回、観光もそれなりにできて、リフレッシュもできたと思う。
鴨川沿いをあるくの楽しかった。夜に歩いた時にとても楽しかったので、昼に一人で歩いた。友達はそこで陸上部時代走ってたらしい。いいな。
京都は車を使うと回りやすいこともわかった。車で観光に連れて行ってくださったときは、清水〜金閣まで15分ほどで行けた。びっくり。近い。
街は人口に比例して広がるから、東京はやっぱり広い。

それと、クリプトって全体的にハイブリッドが過ぎるなと。なんでもかんでもそれっぽいトレンドを組み合わせて、「〇〇を解決します」と謳っているものばかりだからこそチャレンジし易い分野だとも思う。ただ、解像度と分野には慎重にならなければいけない。そのためには正しい知識で器を広げて、落とし込んで考えるしかないのかな。その「落とし込み」の作業が凡庸な学生時代をすごしてきたため欠如していると感じる。もちろん知識面もだけど、それは進むべき道はうっすらとは見えてきた。



以上


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