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SOUL EATER語り

この所ろくに眠れなかったり中途覚醒したり寝ても体が強ばっていて疲労困憊している。
何年続いてるだろう?いよいよ精神的に限界だなと感じつつ安定剤で強制的にやり過ごす。
昨晩も2時まで眠れなかった。
浅い眠り、そして8時頃勝手に目が覚める。
ぐっすり寝たい。切望しているのは安眠だ。
目が覚めて一番最初にする事は歯磨き。そして白湯を汲んで飲む。どうやら朝から脳内が覚醒していた様で食べる事もせず昨晩落書きで描いたイラストにペン入れを始めた。
こうなるともう止まらない。描きあがるまで妙な程集中し終えるまで他の事が出来ない…。
食にあまり興味も失ってしまったし余計に今は食事を拒否してるのかもしれない。

昨晩なんとなく描き始めたクロナ。SOUL EATERの中で自身に一番近いものを感じるキャラクターでいてそして幸せを願ってしまう

そして今朝羽根の追加と手の長さを調整しペン入れを始める。朝ご飯はそっちのけ。何もかも他にはもう考えれない。一度中断してしまうと次からはうまく描けない気がしてしまう。緊張感が無いと描けないタイプかもしれない。

最終的に筆ペン、薄墨筆ペン、銀色ペンを使い分け白インクのペンを少し使って塗ってみる。巻頭のカラーを再現しつつ作者さんのセンスが本当に堪らなく好きだ。なんだかんだ模様を描きこんでる時は頭を空っぽに出来るので気持ちが穏やかになれる気がする。

私はイラスト自体趣味程度でしか描いていないしバランスやパース等専門的なことは全く置いてけぼりの素人で、昔から絵を描くのが好きで自分を表現したくて落書きしてきた。
本格的に学びたいという気持ちもあるしフィーリングでいいと思う気持ちもある。
入念な下書きをするよりも一発描きに近い方がなんだか自分の中で好きな感じが出せる気がしてあまり下書きをしなかったりする。
ここでも感覚で生きてるのだなと感じるな。

自分の認識では、クロナはとても親近感があって感情移入滅茶苦茶にした子だから漫画を読みながら泣いた!そしてクロナと友達になろうとするマカの寄り添い方も好き。
あーせいこーせいと指示したり操ろうとしたりあれ駄目これ駄目とかそんな事は全く出てこない。やり方についてうるさく言う印象が無い。

その寄り添い方がとても好きで、作者さんの絶妙な心理バランスの描き方には本当に立ち上がって拍手喝采を贈りたい。
誰からも接っせられる事無く生きてきたクロナには地獄の様に続いた自己否定が繰り返し繰り返しあって子供時代の格好になったクロナの世界、地面の砂の上に自分を囲む様に線で円が描かれている。
同じ狂気の波長に合わせたマカが子供姿のクロナの居る世界に同じく子供の姿で現れる。
近づこうとするマカを駄目だよと止め、線があるからこの中には入れないと拒絶する。
何が?と聞き線を理解するとマカは足で消し始め全ての線を取り払った。

現実の世界に戻った時クロナは全力で拒絶するしマカはそれに怯まない。叱るでもなく抱きしめて『友達になって下さい』と手を差し出す。
その後もクロナの所在を死武専に移してから色々ある。友達になれて嬉しい反面、支配的な母親である魔女メデューサに褒められたい認められたい気持ちが揺れそして和やかな世界への拒否反応がじわじわ侵食していき裏切り、後戻りできない闘いへと発展していく。詳しくは興味を持たれた方は是非漫画で読んで欲しい。

長々綴って脱線してしまったけれど、この漫画の終始変わらずある事は恐怖への対抗とその勇気。恐怖は伝染するし狂気も表裏一体で誰しも持っている。そこで描かれる全ては私に勇気をくれるし私もこうして勇気を持ちたい!!と素直に思える。願わくば完結した後の世界でクロナがマカと再び友達として再会出来る事を。

クロナの性格にも親近感を感じるしマカの力強い部分にも親近感を感じる。魅力的なキャラクターばかりだしイラストタッチが独特でセンスの塊であって少し脱力した所がまた読みやすい。
巻数は長いけれど一貫して読みやすいストーリーだと思う。アニメを再度3期以上の長編でやってくれたら咽び泣くと思う。
そんな感じの落書きとSOUL EATERに対する語りでした☺️


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