鈴木千佳子

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鈴木千佳子

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最近の記事

お犬さまは16歳! 元気のために続けていること

~鈴木千佳子の日記33~犬というものは、かわいいったらありゃしない動物だ。 noteで画像を添付するのだが、このワンちゃんを選ぶまでずいぶん時間がかかってしまった。 と、このように私はこちらにたいへんお世話になっている。 Yuzu48さん、ありがとうございました。 なんとか30分で記事を仕上げたいものだと考え、でも考えたことをこうして書いてしまったりするからもっと時間がかかってしまうんだな、と反省しつつ、今回はわが家のシニア犬、チロルくんの話をしよう。 9月が生ま

    • 乾杯は、ひとまずビール。そのあとはずっとジンジャーエールで

      ~鈴木千佳子の日記32~わが家は毎晩晩酌をする。飲みすぎ注意報はたびたびでるものの、警報になる前に切りあげるよう、夫婦で努力し合っている。 ツマミは、刺身刺身刺身、肉肉肉肉、鍋鍋鍋鍋鍋、そしてオシャレにカルパッチョ、アボカドと小エビのサラダ、餃子餃子、中華中華などである。 書いていて、今はじめて気づいたのだが、私はアボカドのことをずっと、”アボガド”と呼んでいた。変換すると、何度も”アボガドロ”とか”アボガドロ定数”などと出るので、おや? と思い、Googleセンセイに訊

      • ヘタレな方向音痴が、ひとりでトーキョーに行った

        ~鈴木千佳子の日記30~方向音痴人間は、とても堂々と道をまちがえるのが特徴だ、と私は思う。 自分の決めた道に迷いがない。こっちだと確信したらこっちに行く。ほんとはあっちなのに。 道をまちがえるのはともかく、人生はまちがえなければよいが、と思いつつ、私はやっぱり方向音痴だったと再確認したことをお話ししよう。 そして今回は30回目の日記だったんだなあ、日記なんだから毎日つけなければいけないのになあ、と反省したこともつけ加えておく。 私は2019年10月3日、某出版社で行われ

        • ばあんと紹介! とってもかわいい 初めての女の子、猫

          ~鈴木千佳子の日記28~今わが家には、犬が一頭と、猫が二匹いる。これまでふたつほど、『我が家のペット自慢』として投稿させていただいたので、ぜひご興味を持っていただき、ぜひ読んでいただけるとうれしいな、と思う。 私たち夫婦は、同棲時代から現在に至るまで、常に犬猫たちと生活してきた。そのかわいらしさをnoteで自慢してきたのだが、うっかり屋の私は、紹介したチャムとビビが、オスだということを書き忘れている。 チャムとビビは、オス猫でした。 どうでもいいと、いわないでくださいね

        お犬さまは16歳! 元気のために続けていること

          三番目にうちの子になったのはビビ

          ~鈴木千佳子の日記27~11年前の、季節は冬だったか春だったかは忘れてしまったが、ともかく11年前のある夜。私は近所のケイちゃんから、 「仔猫を見にこない?」 との電話をうけた。 仔猫は、見てはいけない、ぜったいに。 だってぜったい一緒に生活したくなるからだ。 当時わが家には猫のチャムがいて、そうして犬のチロルがいた。 チャムは13年間ひとりっ子だったため、数年前ある事情で犬のチロルがうちの子になったとき、多大なストレスを感じたのだろう、かわいい頭にマルハゲができてしま

          三番目にうちの子になったのはビビ

          鈴木千佳子の日記21

          ~ショックをうけた歌~私が幼いころに、『ポンキッキ』という子ども番組があった。 今もあるのだろうか。わからない。わが家には、テレビもなければ新聞もないし、子どももいないからだ。 いや、テレビはあるけれど、接続しなくなって久しいので、ただの家具、というか、インテリア、というか、まあそんなものになっている。 ともかく今、『ポンキッキ』がやっているのかいないのかが私にはわからない、ということだけ頭に入れていただいて、さて、話をはじめよう。 『ポンキッキ』の詳しい内容は忘れて

          鈴木千佳子の日記21

          鈴木千佳子の日記19

          ~大好きな本~パソコンを開いたらnoteさまに、『読書感想文を書いてみたら?』的な提案をされた。 今日はクリご飯の話を書きたいな、と勝手に思っていたし、読書感想文なんて小学校5年生以来書いてないしな、と思ったけれど、ちょっと挑戦してみよう。 時間のムダ遣いにならなければよいが、と恐る恐るパソコンのキーを叩いている。 私がいちばん好きな本は『モモ』である。 友人のカヨちゃんに勧められて読んだのだけれど、時代といい、登場人物といい、描写がとてもステキだった。 副題がまた

          鈴木千佳子の日記19

          鈴木千佳子の日記8 ~初めてのウソ~

          『鈴木千佳子の日記10』を書き終わり、記念すべき回だったんだなあと思いつつ、今、noteを開いた。すると8が抜けている。下書きに書いたまま、忘れてしまったようである。 しかも下書きには『鈴木千佳子の日記8』しか書いていない。まったくだらしがないと我ながら呆れてしまうが、それを活かし、ウソについて書いてみようかな、と思う。ずぼらもなかなかいいものだ。 私が初めてウソをついたのは、幼稚園の入園式だった。今は三年保育が主流なようだが、私が子どものころは二年制で、年中さんがなかっ

          鈴木千佳子の日記8 ~初めてのウソ~

          鈴木千佳子の日記6 ~水商売は楽しかった~

          私がいちばん長く続けられた仕事は水商売、である。 「水商売なんて、今のひとはいわないんじゃないの?」 と夫から横やりを入れられたが、他にいいようがない。キャバ嬢ではなかったし、”お水”ともいわなかったし、ホステスとも称してなかった。 「アンタ今、なにやってんの~?」 「水商売だよー」 で十分通用してきたのだ。今回は、楽しかった、そのころの話をしよう。 世の中はバブルに浮かれ、若者は高級車をステータスとし、ディスコではキレイドコロが舞い、私はひとりの男性にフラれた。その失恋が原

          鈴木千佳子の日記6 ~水商売は楽しかった~

          鈴木千佳子の日記 ~失恋方程式~

          私は失恋の回数が多い。ほんとうに多い。 幼稚園や小学生のころの「スキ♡」はともかくとして、いわゆる思春期と呼ばれる中学生時代から、私はほんとうに失恋ばかりしていた。 中学生2年生のころ、初めて”両想い”を経験する。 「私と彼、付き合ってるの~」 ではない。あくまでも”両想い”である。その期間は2カ月。あっという間にフラれてしまった。初失恋である。 その後仲良くなる男子生徒がいても、彼らはすべて、ほかの女子生徒と”付き合って”いくようになった。すべてだよ、すべて。 高校生になり

          鈴木千佳子の日記 ~失恋方程式~

          鈴木千佳子の日記 ~がんばるひとは美しい~

          今でこそがんばって生きている私だが、『がんばることが恥ずかしい』。そう思っていた時期があった。 それは中学2年生のときの、マラソン大会が始まりだった気がする。 たくさんの同級生が懸命に走る。この時点でなぜか、同級生を軽視していたように思う。 だから私は友人たちととろとろ歩いていた。 そのころ流行っていた目の粗い、大きめのクシを手にして。 「千佳ちゃん、ほら、がんばって!!」 PTAとして活動されていたのだろうか。近所のおばさんが、私に声をかける。 「きゃはは! 千

          鈴木千佳子の日記 ~がんばるひとは美しい~

          鈴木千佳子の日記 ~小学生のころ~

          読んで字のごとく、 千 佳きかな の子、です。 今でこそ、よくぞ付けてくれました! と感謝ですが、昔はあまり、 好きな名前ではありませんでした。 当時”チカンこ”などと、 実に低俗な呼び方をされたからです。 「うるさいッ!」と、どなればどなるほど、 「ホンマはホンマにチカンやな~」と、 生粋の埼玉っ子が使ってはいけない言葉で ナメられたりもしました(ホンマは私の旧姓)。 小学生男子というのは厄介なものですね。 でも母から、 「いいことがたくさんあるよ

          鈴木千佳子の日記 ~小学生のころ~