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水に浮かべて


ウイロードの取り壊し工事も始まり どんどん露わになっていく 躯体自体

記録 といえども ロジカルに進捗をおこないつつも 身体が見ているのは'たましい'のあるところで まだまだ広がり水に浮かんでいる状態を言語化しかためていくのは 、不器用かつ言葉に捉われるわたしには酷な作業で、融通のきかせることができずにおりました。

豊島区道路整備課の河野主任はじめ、松田課長、片山係長さんたちとやりとりさせてもらいつつ、まるでシャンパンの泡のように高まっては壊し壊ししていた思考は、寝ているあいだにもスパークし、深まるのは内省ばかりで、......ややあぶないと、都市建築、工芸、民話、造形、歴史、民芸、そして美術へもう一度 勉強という体制で触れていくと、
行き着くところは内省にくるくる通じ巻きついていることに気づき、
何をしていたのかといえば、多方面から根っこを鍛えなおしているようでした。

制作については、あんばいのチャンネルを増やすように尽力していたようです。

先週は、ウイロード内の壁面に、塗料の試験施工を塗料メーカーさん方とおこないました。
壁の表情に手触りをもってふれあうこととができ、あらためて、どの瞬間にも立ち上がってくる'壁'自身のポテンシャル、エネルギーに惚れ惚れ。 どうしてこんなに愛しいのか、たまらない。
そもそも、壁という役割を思うと、懐の深さのかたまりのようであり、寡黙で武士の背中がよぎります。

77mという空間は、一見長そうではあるけれど、あっという間なんだという感触を持ちました。

西口ウイロード商店街のみなさま、
東口 石森宏さま(https://blog.goo.ne.jp/i-point/e/78048502641923a1427205f993a6c444)からいただいたかつてヤミ市解体後に現れたマーケットの実情が、鮮明に辛辣に綴られた「名店街ニュース」という 自主発行されていた膨大な資料(すごーくおもしろい)を読みふける秋の 冬の、長夜です。

座談描画、思い出のエピソードはひきつづき募集しております!
ぜひぜひ ささいな 個人的なおはなしを
聞かせてください。

https://www.city.toshima.lg.jp/436/weroad/1807301450.html

それらをぜんぶ抱きしめて、壁面への描画として、色を映していきます。

これから1/20目指して、ラフ制作に没入。


タイトルコールを現場に

左側通行 お願いいたします 。✨

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