CTO YouTuber(技術系YouTuber)になりたいあなたへ。

先に述べておきますが、技術系YouTuberの道はなかなかにキビシィと思います。くじけずに頑張っていこうな!


このnoteの構成としては、

・ムズカしいポイントをざっと紹介

・~それを飛び越えるにはどうしたらいいんだろう~ CTO向けYouTuber戦略

みたいな感じでやっていきます。


あとさきに、こっちのnote読んでからのほうが話が入ってきやすい気はします。↓↓↓

記事の最後にもはっとくので、よかったらあとからでも!


てことで早速やっていく!

技術系YouTuberの難しいポイントの紹介から行きます!!



難しいポイント①技術系コンテンツはテキストが最適


コンテンツフォーマットとして、テキストと画像が最適であることが多いよということです。おわた。もとも子もない。元の木阿弥。


まず全体の話をしましょう。

コンテンツが人に見られるために、最も大切な基本戦略は

「トラフィックがあって、競合度が低いところにコンテンツを置く」

です。めちゃ大事なので2回いいますが、


「トラフィックがあって、競合度が低いところにコンテンツを置く」

これにつきます。


じゃあ技術界隈でトラフィックがあるところはどこかと考えると、ぱっと浮かぶのは、Google検索です。

SEOがんばって検索流入取りに行く的なやつですね。

じゃあこの検索クエリの内訳を見てみると、技術系のクエリのほとんどは、問題解決を求めていると思います。開発しててわかんないからググってるのが大半だとおもうんですよね。

事実1: 技術系のトラフィックの大半は、問題解決を求めている


動画なのかブログなのかは、コンテンツのフォーマットの違いでしかありません。そもそもニーズがあるのは問題解決コンテンツなのです。


そして、

事実2: 問題解決は、テキストと画像で解説されているほうが分かりやすい

ということです。

具体例をみてみましょう。

例えば「Apex/up でLambdaとAPI Gatewayをさくっとデプロイ!」みたいなコンテンツがあったとしますよね。

動画だと、コードのコピペができないし、閲覧スピードが動画編集に依存してしまうので不自由。人が文字を読むスピードは速く、人が話すスピードは遅いので億劫に感じます。そもそも動画なのでページの読み込みも遅い。並行してブラウザでいっぱい開いとくのもメモリ食うし。

とにかくテックブログに対して、動画の劣りがすごい。いいところ全然ない。

dotinstallみたいな動画コンテンツも成り立ってるやんけ!という反論はあるとおもいますが、ある程度自力があるひとならテキストのほうが良いと感じると思います。Get Startとかか動画で解説されてる場合が稀にありますが、ちょっとウッとなりますよね。


あとついでにいうと、YouTube内検索からの流入は期待しないほうがいいです。技術系のクエリの月間ボリュームは0に近いか実際に0です。

Google検索のトップに優先で表示されて流れてくるということもほぼ起こりえないと思います。(動画で見る需要がないので表示されないと思う。)


難ポイント②定常的にニーズのある動画コンテンツがほぼない

ないと思います。

一応、ぼくが見つけてないだけの可能性もありますが、どのみち、いっぱいはない気がします...。


先の話とも繋がりますが、開発上の問題解決のコンテンツはつねに需要があります。

でもそれはブログ形式がもとめられていれ、動画でやる理由はないし、作っても見られないのでやってもしょうがないです。(やりたいなら止めませんが、評価されないものを続けるのは難しいと思います。)

ので、安定して人に見られるというのが結構難しいです。


難しポイント③コンテキスト深すぎ、狭すぎ問題

一般に、コンテキストが深いこと自体はGoodです。内輪ネタが成立しやすくなるので、ウケるコンテンツを作りやすいためです。

いっぽうで、コンテキストが深いものほど、理解できる人口が減ります。


たとえばReactNativeに関する動画を出したとします。

これは、ReactNativeを書く人以外には全くといっていいほど需要がありません。CakePHPを書いてる人がみても全然理解できないし面白くもありません。オワタ。

エンジニア全体ではそれなりに人口がいると思いますが、具体的な技術カテゴリに切り分けた途端に、めちゃくちゃ人口が減ります。

技術カテゴリがかなり多岐にわたるので、人によって求めているものがぜんぜん違うのです。インフラエンジニアにフロントの話してもね...。

なさそうな中でも、一番ありそうなのはWordpress YouTuberです。(なさそう)

そんなにYouTubeを見ていない人でも、Wordpress YouTuberが大成しないのは分かると思いますが、大体のアイデアはこれ以下だと思います。ReactNative YouTuberとか成り立ちようがないね...。悲しいね。


コンテキストが深いとごく少数にしかみられません。

中学生が、学校の身内しかわからない先生ネタとかをYouTubeでやってる、みたいな感じでになるとおもいます。(実際に、そのぐらいしか再生回らないと思います。)


ここまででご理解いただけたと思いますが、かなり修羅です。

まあでもやりようがないわけでもありません。


~じゃあどうすんねん~ CTO YouTuberの最適戦略


結論から言うと、一番手軽で伸びる可能性が最も高くていいなと思っているのは、

「はてブで話題になっているエントリに物申す系 CTO YouTuber」です。


このコンセプトは、これまで上げたほとんどすべての問題をクリアしています。

①技術系コンテンツはテキストが最適問題

問題解決のコンテンツではないので動画でやれる。

②定常的にニーズのある動画コンテンツがほぼない

常にあるトラフィックを取りに行くのを諦め、かわりに、瞬間瞬間の強いトレンドに乗りに行く

③コンテキスト深すぎ、狭すぎ問題

はてブで話題になるようなエントリは、そもそもコンテキストが浅く、誰でも理解できて議論したくなるような内容。


ネタ元にもこまらなくてGoodです。ネタ数的に、毎日更新はむりなので、不定期でやっていくといいと思います。

わかりやすく『物申す系』といいましたが、『オピニオン系』ですね。無理に強い言葉を使う必要はないです。

それよりも、まだ誰も言っていない、ハッとするような鋭い新しい視点で意見できるかのほうが、コンテンツとしては大事です。自分の体験をおりまぜて話せると非常に説得力があるので、キャリアが長い人のほうが有利ですね。



なお、

技術コミュニティにおいて、現時点ですでにプレゼンスがあり、フォロワーも3万~ぐらいいるんだとしたら、他の道があります。

もうトラフィックは取れている状態で、あとはエンゲージメントを高めて(=自分のことを好きになってもらって)採用とかに繋げていくという流れを歩むのがいいと思います。

「動画は、エンゲージメントの向上にめっちゃ効く」という圧倒的な事実があります。

DJ社長の㊵分語りで、社長のことを好きになっちゃった人、多いんじゃないでしょうか。

YouTuberのヒカルさんも、「どんなに炎上して叩かれても、長い語りの動画だせば全員俺のこと好きになって戻ってくるから。全く怖くない」と言っていました。動画で自分の人生とか、会社のこととかを、技術的な展望とかを、CEOとか幹部とかとアツく語る動画とかめっちゃいいと思いますけどね!!


まとめると、すでに有名な人はトラフィックはあるので、あとはYouTubeで人間臭いところを出していって、エンゲージメントを高めて目的のアクションをとってもらえるように導いてくという流れのなかで、YouTubeを使うのがいいと思います。


編集フォーマット次第では、技術ブログ書くよりはコスト低いとおもいます。

一回編集フォーマット作り上げちゃいえば、クラウドワークスで編集外注さん探して、会社広報活動として経費きったらいいとおもいます。


ってことでした!


てことで先輩YouTuberからの戦略アドバイスでした...!

いい忘れてましたが僕もYouTubeをやっていて、一番回ってる動画だと30万再生ぐらいありますし、ちゃんと狙って当ててます。

自慢したいわけではなく、なんか悩みとかあったら相談してくださいということです!いつもおせわになってるので、ギブしたいという想いです!本業でもないので、なんでもしゃべっちゃうぞ!

DMまってます!→ そやのついったーにDMで相談する


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