YouTuberヒカル氏のロコンド爆売に関する考察
YouTubeでどのくらいものが売れるのかという話ですね。
勝因としては
プロモーションとしてめっちゃいいかんじ
普段から長尺トーク動画なので、視聴者を教育してものを買ってもらうというのに向いている動画スタイル。
商品のコンセプトメイクがめっちゃいい
ざっくりこんなかんじなのかな~と思います。
「教育」という単語の使い方に違和感があるかもですが、マーケティング用語における「教育」とは、「商品の良さや必要性に納得してもらうコミュニケーション」みたいな意味合いです。
なんとなく視点が上からっぽいニュアンスがあるので僕は違和感あるんですが、マーケターの間では一般的にこういう用例で使われているので、本noteでも使用していきます。
あと視聴者層もおじさんが多いと思うので、購買層が多いんだろうなというのもいいですよね。
実際にはもっといろいろな要因があるかと思いますが、まあこんなもんかな。とりあえずこの3点をほっていきたいです。
コンセプト、いいな~
N = 1 ですが買った人にちょこっとだけ話を聞いて、あ~この層にささってるのか~確かにこの層はボリューム層だよな~と思いました。
ちなみに僕もこの層なので、僕ににもそこそこ刺さってます。買ってないけどリアルタイムで動画を見てたらお祭り感もあってもしかしたら買ってたかも。
ヒカル氏の靴のコンセプトは、
かつ履き心地が優先されてて、毎日履く用の靴。だけど高級素材でそこそこおしゃれ。
というかんじみたいですね。
男に共通するインサイトとして、
「正直、めちゃくちゃオシャレをしたいわけではない。そこそこでいい」
「無難、シンプルなもので十分」
「素材はいいもののほうがベター」
「おしゃれに関して、努力したくない。正解を教えてほしい」
「革靴がかっこいいのはわかるけど、履きづらいものは結局毎日はかない(服も同様)」
「服も靴も、数が増えても結局毎日着るものは決まってて、1~3種類くらいしかない」
というのがあると思うですよね。
同じ層に、ファッションYouTuberのゲンジくんがぶっ刺さってると思っていて、「黒スキニーはいときゃ間違いない!なんにでも合う!」みたいな正解を教えてくれて、そうか!とおもってまんま取り入れるが、男の大半なのではと思います。
無印良品とか、ユニクロもその層に刺さってますよね。無難で安価でいいもの。
こういうファッションって、おしゃれな人からすると「量産型じゃん!」「個性がない」と言われてしまうんですが、でも楽だし、変に頑張ってダサい服着るよりよほどいいじゃないですか。
がんばっておしゃれになろうと努力してた時期もあったりするけど、結局おしゃれできないんすよ。
「どうしたらそのへんなやつと変なやつを組み合わせて、そのおしゃれな感じが完成してんねん。意味わからんわ」
とおもってるんじゃないかな...。少なくとも僕は思ってます。
革靴とかも挑戦してみたりするんですが、「え!?このクッソ固くて100%靴ずれできるやつ、皆我慢してんの!?マジ?」となります。
女の子だとヒールとかも多分そうなんだろうな...。めちゃくちゃ痛いの我慢して履いてるっぽいですよね。
でも実際問題としてそんなのやりたくない...皮が柔らかくなるまで3ヶ月!?アホか!?ってかんじです。(サラリーマンとか営業で毎日履かざるを得ない人はもうちょっと違う考えだろうけど)
そこに刺さってるのがヒカル氏の靴のコンセプトで、
毎日履けるくらいの履き心地のよさ
高級な靴と同じいい素材
わりとおしゃれ(僕にはおしゃれさというのはよくわかりませんが...)
手の届く値段(税込1.5万くらい)
っていうことで、多少お金に余裕のある人なら、試してみよっかなと思える商品になってるんじゃないでしょうか。
やっぱ商売上手い人ってユーザー心理よく理解してコンセプトメイクしてますよね。マーケターだなーと思います。
普段のチャンネルのかんじがめっちゃいい
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