SUMIFではなくSUMIFS、COUNTIFではなくCOUNTIFSを使う
SUMIFではなくSUMIFS、COUNTIFではなくCOUNTIFSを使うのがおすすめです。
SUMIFは条件に合うものを合計する足し算関数、COUNTIFは条件にあうものを数える関数です。
そしてSUMIFは条件が1つしか対応しておらず、SUMIFSは条件が2個以上の場合に対応しています。COUNTIFSも同様です。
僕は条件が1つの場合でも常にIFSを使うようにしています。
なぜなら、どの順番で引数を渡せばいいかわかりやすいからです。
たとえばSUMIFとSUMIFSで考えてみましょう。
SUMIFの書き方はこうです
対して、SUMIFSはこうです
順番が違いますね。
たとえばこういうデータがあるとして考えてみましょう。これはスプシヘルプの例を引用してます。
Todayの金額を、条件に応じて合計したいとしましょう。
たとえばコーヒーの金額だけ合計したいとかそんなかんじです。
こういうときに関数を着始めて何が一番最初に明らかかというと、合計範囲です。
金額をだしたいので、合計したい範囲はあきらかにB列ですよね。
するとSUMIFSだと一番最初にとりあえずB列いれます。
なのですが、SUMIFSではなくSUMIFだと、最後なんですよ。
これが思考のフローと噛み合っておらず、え〜1つ目にいれるのはなんだっけ?となります。
SUMIFSだと、合計範囲、条件範囲1、条件1、条件範囲2、条件2、・・・と続いてくので、かけたい条件を次々入れていけば完了です。覚えやすいね。
COUNTIFSも似たような感じです。
SUMIFSとちがって、条件に合致する行自体を数えるので、合計範囲は指定する必要ないです。
一番最初の条件範囲の指定が消えて
条件範囲1、条件1、条件範囲2、条件2・・・と続いていくだけです。
かんたんだね。
覚えることが減るのでSUMIFよりSUMIFS、COUNTIFよりCOUNTIFがおすすめということでした。
まあまあスプシできるひとでも、意外と関数の引数の順番は覚えてなかったりします。
SUMIFのほうが処理が軽いんじゃないか?という懸念を持つ方もいるかも知れませんが、僕の体感だと一緒くらいです。
重くてこまってSUMIFに切り替えたことは今まで一度もないので、大丈夫じゃないかなと思います。
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