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補助金に溺れるな!補助金を活かした事業展開×チバレザー

割引あり



補助金ハイエナの末路

出会いからもう10年ほどになる木下さんの発信の中でも結構な割合を占める補助金についての言及。私なりに多くの中から要約すると「手段と目的の逆転」がこの補助金の罠であり悪手に陥る原因であると捉えています。
公共事業なんかは結構予算規模が膨らむことが多いですがその予算は売上を上げるのに必要なのか、箱物ありきで数字を出していないか、などですね。民間ではいかに小さく初めてスケールさせていくかを考えますが公共はそうではないことが多いようです。公共が絡むことでいつの間にか大きな予算になり足りないのでじゃ補助金使いましょうとか、運営も赤字出るので補填しましょうとか。いやいや、そうじゃなくて手元資金でできる範囲でやりましょうよという話。融資などは事業性資金なので〇です。もちろん返済・回収を考慮した上です。
100歩譲って考えに考え抜いてイニシャルコストがある程度かかる、こまった、そんな時に補助金使うならまだ良いかもですが運営にまで補助金使わなきゃいけないのはそもそも事業として成り立ってないので早く止めた方がいいです。血税が無駄になるとはこのことです。
最近の例だとこんなのあげられていますのでご覧ください。

省庁の補助金事業とクソコンサルの関係


皮革業界は基本的に経済産業省の管轄なので担当省庁もこちらになります。
今回、活用の対象になったのは以下のものです。※公募は終了しています

この他にも、獣害関係だと農水省が担当省庁になるのでそちらにもあったりするはずです。
今回は人づてにこの補助金のお話をいただいて、補助金!?そんな麻薬みたいなのいらん!な私でしたが一応話を聞いて腑に落ちることもあったのです。それは後半にお話ししますがその前に気になったのは「調べてもわかり難い」こと。今まで目もくれずにやってましたからそんなの探しにもいかなかった。んでもって今回、進められて、「はいそうですか!採用します」になる訳もなくもちろん自身で調べます。
そうしたらですね、まぁわかり難い。HPの階層も深い深い!水圧で圧死するんじゃないかってくらいの深淵ですw
今回は名称がわかってたんでまだマシですが調べるだけでとんでもない労力です。
なんだか使わせたいんだか使わせたくないんだかわからないです。そんなことをしてるうちに思ったのはこれ探すだけでも大変、だから補助金くそコンサルみたいなのでてくる一因なのか~と。
【はじまり】なんとなく補助金のこと聞いた
→見つけられないor探すの面倒
→専門業者があるらしい
→問い合わせ
→コンサル費用も補助金から拠出できます営業
→労せずGET
→次年度や他補助金もありますよ営業
→それなら今は特に使い道考えてないけれど依頼しようか
【無限ループ完成】
こんな感じの悪循環になり補助金を何かに宛がうことではなく貰うことが目的になった結果、やりたい事業がメインではなく補助金ありきの事業になって貰えるからこれをやるという本末転倒になるのだと。
まさに「手段と目的の逆転」ですね。
それを裏付けるようにとある取引先の社長が自慢げに「これがね補助金出るから新しくやってみようと思って~」
人の経営にまでとやかく言える立場でもないですしそこまでの関係もないので静観しますが前からやりたかったことならいいんですがね。一抹の不安を感じます。

さてこのあとはこんなことを言いながら、じゃあお前は何で補助金なんかに頼るんだよ!?の声にお応えしていこうかと思います。
自身に何度も問いかけました。それでいいのか?甘い麻薬のような補助金必要なんか?今野、そこに愛はあるんか?とw

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