ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~ 感想③:大千秋楽(4月4日)

全体的な感想

大千秋楽は、ライブビューイングで観ました!人生初ライブビューイング!

配信の方もライビュ情報発表前に買ってしまっていたんだけど、ライブビューイングに行けてよかったです。大画面、音響、迫力が違いました。

初日は配信で観たけど、そのときより黒執事を感じました。

YouTubeのコメントに、「どの舞台でも千秋楽に向かうにつれて演技がブラッシュアップされて、役に入り込む」みたいなコメントがあったけど、その通りだったと思います。

劇場で生で観れなかったのは残念だけど、配信とライブビューイングという形で初日と千秋楽を楽しめて良かったです。

改善されてた

初日はアンサンブルの方々のウイッグに違和感がありました。大千秋楽では、改善されてました!髪型って、ウイッグ被っている人と染めてる人といるのかな?とか思いながら観てました。

初日、コール先輩の悪事がP4にばれたとき、コール先輩が頭を抱え下を向くシーン。コール先輩のウイッグのメッシュが見えてしまっていました。

大千秋楽では、メッシュが見えないように上手に髪をおさえながらの演技に代わってました。

面白かったこと

ソーマがコール先輩を追いかけるシーン。ソーマがコール先輩に「モーリス・カ~ル!」って呼びかけると、コール先輩が髪に手を添え「それはここ!」って言ったシーンは面白かったです。

クレイトン先輩がシエルのすごさをミカエリス先生に報告するシーン。初日は、クレイトン先輩が「ここなら寝れる!」って、寝て見せてそれを繰り返す感じだったと思います。

大千秋楽では、クレイトン先輩、修学旅行を体験できたそうですw

そのシーンは、クレイトン先輩や他のキャストが修学旅行の布団のなかで雑談をするような感じでした。そして、その中にミカエリス先生も擬態するというw

膝小僧やシエルをポッケに入れたいという話をしていました。それを、シエルが見つめてる。最後には、シエルが「ミ~カ~エ~リ~ス~先生~!」と呼んで起こすという感じ。

たぶん、このシーンは他のパターンもあるから円盤が楽しみ!

カーテンコール

大千秋楽では、キャストが一人ずつコメントしていました。

そして、スタンディングオベーション。ライブビューイングを観ていて、一瞬、何が起こったのか分かりませんでした。

スタンディングオベーションが起こると、座長のセバスチャン役、立石俊樹さんが出てきてくれました。

カーテンコールは、コロナの影響もあってか、初日も大千秋楽もあっさりしたものだったと思います。

初日も大千秋楽も、2回目に出てくるのが結構早かったです。初日は2回目が終わってはけたら、拍手が続いても終了のアナウンスがすぐに流れました。

大千秋楽でも、2回目全員で出た後、スタンディングオベーションが起こった3回目は座長のセバスチャン役、立石俊樹さん1人だけの登場でした。そして、3回目のあとも拍手は続きましたが、これもまたすぐに終了のアナウンスでした。

私はあまり舞台やコンサートを観に行かない人だと思います。しかし、その少ない舞台やコンサートでは、拍手が続く間は何回でも出てきた気がします。

豪華さ

ミュージカルの豪華さで言えば、2014年~2017年が一番お金がかけられているような感じです。2017年が豪華さで言えば、最高潮だと思います。

今回の寄宿学校編の豪華さ、生執事が始まった2009年頃に戻った感じがします。2017年で一旦、生執事がストップしたこと、コロナが関係しているのかな?

note で見つけた感想


ann さんという方が書かれた記事!すごく共感しました。私がうまく言葉にできなくてもやもやしていたことを書かれていてすごかったです。

ann さんの友人Sさんの言葉もすごく分かりやすく、文字起こしされていてすごいと思います。

↓は自分の言葉でもやもやを書いたんですけど、ann さんの記事にかかれていたことは全部共感できました。

私もこれまでの黒執事のまとめシーンはこんな風に表現するんだ!というワクワクはありつつも、約3時間の時間のうち、そんなに使っちゃうの!?

このシーンは省いちゃうの!?とか、そこでそんなシーン入れるの!?っていう驚きはありました。

夜の就寝シーン、マクミランと話した後。夢を見るシーンは驚きました。そのシーン自体は良かったし好きだけど、そこでそのシーン!?(時系列戻った~)そこで尺使う!?ってなりました。

過去の生執事の名シーンがいくつか出てきたのは、嬉しかったけど、詰込み過ぎ感がありました。

あと、省かれたシーンはキャストの人数のせいなのかなとか考えています。そして、キャストの人数が少ないのはコロナのせいかなとか考えています。

原作で校長先生(葬儀屋)を追いかけるシーンも初日はどんな風に表現されるかドキドキしてました。これもコロナのせいかなって思うことにします。餅月さん(Twitter:@mochimochimoon3)という方が

「これ完全な妄想なんだけど、もし今度の生執事寄宿学校編がコロナ禍上演じゃなかったら校長とセバスの鬼ごっこシーンで客席通る通路演出とかあったのかなぁとか思うと勝手に興奮がヤバい!
真横を校長が通るとか、こっちの通路いたと思ったらあっちの扉から出てきたとかCATSのマキャヴィティみたいに!」とツイートされているのですが、

めっちゃ共感です。過去作ではキャストさんがステージから客席へ、客席からステージへ、といった演出もあったので、残念です。

大千秋楽だから?

大千秋楽でキャストの皆さん、お疲れだったからか、かんだり、セリフの言いなおしがありました。あ!とは思いましたが、生の舞台だ~!と嬉しくなっちゃいました。DVDではどうなるんだろう?

シエルが「今回の件、僕はさるお方。。高貴なお方の命で調査をしていた」というセリフ。「さるお方」でも意味は通じるのに「高貴なお方」と言い直したのか不思議でした。

原作を読み直してみると、「さる高貴なお方」となっていました。原作通りに言い直したのか。

まとめ

でも、やっぱり生執事おもしろいです!大好き!初日と大千秋楽の配信、ライブビューイング、過去作のDVD、今作のDVD予約と私史上、最もお金を吸い取られていますw

来年も生執事が上演されますように!

そして、次は、ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~を観て、原作の展開を考えて思ったことを書きたいと思います。主に、ソーマとアグニ。







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