100%ツールズ|創作の技術
最近の記事
- 固定された記事
「A(=真実)かB(=絶対にあり得ないこと)のどちらかだ」とわざわざ選択肢・候補を並べることで、「Aが正しい/Aしかない」と強調する ~映画「マネーボール」の場合
◆概要【「A(=真実)かB(=絶対にあり得ないこと)のどちらかだ」とわざわざ選択肢・候補を並べることで、「Aが正しい/Aしかない」と強調する】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「マネーボール」 ▶1 本作の主人公はビリー(男性40歳頃)。 彼は、プロ野球チーム「アスレチックス」のGM(=球団運営の責任者)である。 ビリーはいま、 ・Step1:たくさんのスカウトマンとともに、「来期に向けてどの選手を獲得すべきか」「どの選手
- 固定された記事
マガジン
記事
相手がすでにしたこと・していることに対して、「○○していいよ。おっと、もうしていたか」と皮肉を飛ばす ~ドラマ「After Life/アフター・ライフ」の場合 #1
◆概要【相手がすでにしたこと・していることに対して、「○○していいよ。おっと、もうしていたか」と皮肉を飛ばす】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:ドラマ「After Life/アフター・ライフ」(シーズン2の第4話) ▶1 本作の主人公は、トニー(中年男性)。 彼には友人がいる。ダフネ(若い女性)だ。2人は仲よしで、時折ダフネがトニー宅を訪れて一緒に食事をしたりしている。 ある朝、 ・Step1:トニーが朝食を食べていた時のこと
「ノー」と言う代わりに、「イエス。もしも○○ならね/ただし××だけどね」と答える ~ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(シーズン1)の場合 #1
◆概要【「ノー」と言う代わりに、「イエス。もしも○○ならね/ただし××だけどね」と答える】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(シーズン1の第6話) ▶1 本作の主要キャラの1人・シェルドン(20代後半の男性)。 ある日のことだ。 ・Step1:シェルドンは友人たちとともにペイントボール(ペイント弾と専用の銃を使うスポーツ。サバゲーのようなもの)に出かけたものの――。 ・S
「○○になってしまう」という反論・言い訳に対して、「だったら○○になればいい」と応じる ~ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(シーズン2)の場合
◆概要【「○○になってしまう」という反論・言い訳に対して、「だったら○○になればいい」と応じる】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(シーズン2の第2話) ▶1 本作の主要キャラの1人・ハワード(20代後半の男性)。 彼は女好きである。美女を見かけると必ず口説く。しかしその成功確率は極めて低い。そう、彼は女好きなのにモテないという哀れなやつなのである。 いろいろあってある日、