【挑戦】お手本に倣って4コママンガを作ってみよう！｜「最悪のキレ方をするアガサ博士」（2）

100%ツールズ｜創作の技術

2019年2月17日 15:05

前回までのあらすじ

　三葉と清水は今日も面白マンガを発見し、幸せな時間を過ごしたのだった！詳細はこちら（読んでいなくても大丈夫です）。

びっくりムーン「最悪のキレ方をするアガサ博士」

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三葉「でね」

清水「ええ」

三葉「この面白マンガを抽象化して模式図にしてみたんですよ」

清水「なるほど」

三葉「改めて見ると、汎用性の高いフォーマットですよね」

清水「ふむ」

三葉「というわけで……」

清水「どんなわけです？」

三葉「『やってみよう』のコーナーです！」

清水「ほぉ」

三葉「びっくりムーンさんに敬意を表しつつ、この模式図を使って私たちも4コママンガ作りに挑戦してみたいと思います」

清水「承知しました」

～30分経過～

三葉「さて、かれこれ30分ほど試行錯誤しまして」

清水「ええ」

三葉「とりあえず10案ほど出たわけですが……」

清水「案外色々出ましたね」

三葉「その中でも私たちの自信作、3作を4コママンガ形式にしてみました」

清水「待ってました！」

三葉「と言ってもですね、私のクソ絵ではあまりにもアレなので、アイコン風イラストで制作しました。各自脳内補完していただけますと幸いです」

清水「はい」

【1】ハルヒを泣かせてみよう

三葉「それではまいりましょう。まずは『涼宮ハルヒの憂鬱』をモチーフにしたこちら！」

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清水「『涼宮ハルヒの憂鬱』の最大の秘密といえば『ハルヒがキョンに恋をしている』こと。それをキョン自身がバラしてしまうストーリーです」

三葉「4コマ目のキョンのセリフのあと、ハルヒの頬は真っ赤。眉は八の字で、目には涙を浮かべ、唇はプルプル震えていることでしょう。大変愛らしく、普段の勝気な姿とのギャップ萌えは間違いなし！……が、敢えてそれを描かず、読者の想像にお任せする構成……（我ながら）ニクイですね！」

清水「ええ」

三葉「まさに、前回ディスカッションした『隙』というやつです」

【2】やっぱりハルヒを泣かせてみよう

三葉「2つ目は……またしても『涼宮ハルヒの憂鬱』をモチーフにしております」

清水「あなた、『ハルヒ』好きですよね」

・

清水「ハルヒの『表情を失った顔』が目に浮かびますね」

三葉「ええ。これまた動揺したハルヒを敢えて描かないところが（我ながら）ニクイ作品となっております」

清水「ええ」

三葉「それから、みくるの『んー』という『溜め』がいいですよね。この一言があるために、みくるがハルヒとキョンの腕前を冷静に比較していることが伝わってきます。実に嗜虐性を刺激されますね！」

清水「……いや、それはどうかな……」

【3】サザエさんも泣かせてみよう

三葉「最後に……我が国を代表するアニメ『サザエさん』をモチーフにしたこちら！」

・

三葉「こちらも、サザエやフネの反応を描いていないということで『隙』のある作品ですね」

清水「ええ」

三葉「ストーリーとしては、一般的には『ノリスケ=クズ』というイメージがありますが、本当のクソ野郎は善人ぶっているマスオの方だと」

清水「まぁ、往々にして真の悪人は善人面しているものですからね」

三葉「おっしゃる通りです」

おまけ

三葉「とまぁ、以上が私たちの自信作でした」

清水「お目汚しいたしました」

三葉「3作中2作が『ハルヒ』ネタだったわけですが……」

清水「ええ」

三葉「実はこれ以外にもまだ2つあったんですよね」

清水「はい」

三葉「ということで、ご紹介差し上げたいなと」

清水「承知しました」

三葉「いずれも大きなストーリーは上述の『ハルヒ②』と同じで、最後のみくるのセリフだけが変わります」

清水「ふむ」

三葉「まずは……みくるのセリフが『そこはキョンくんにも触らせたことがないのに……』になるパターン」

清水「一体どこを触っているんでしょうかねぇ……」

三葉「もう1つは……みくるのセリフが『涼宮さんもキョンくんと同じところが好きなんですね』になるパターン」

清水「ふむ」

三葉「いずれも悪くないと思うのですが、『ハルヒ②』と似すぎているので没にした次第です」

清水「手前味噌ではありますが……『そこはキョンくんにも触らせたことがないのに……』は結構よいと思うんですけどね」

三葉「完全にエロ同人誌のノリですよね」

清水「ええ」

三葉「確かにグッとくるものがありますが……ちょっとお下品すぎるかと思って没にしました」

清水「……上述の『サザエさん』ネタも十分下品だと思いますけど……」

みなさんも是非お試しあれ！

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