【爆誕】ぶっ飛んだゲーム性で話題を喚起する系エッチな将棋ゲーム!|『教えて おねだり将棋』
三葉「清水さん、清水さん!」
清水「何ですか、興奮して。あなたもよい年なんですから、いつ何時もデンと構えていなくては」
三葉「これは失礼……」
清水「ふむ。で、なぜそんなに興奮しているんです?」
三葉「ええ、今日はちょっとエロゲームの話をしたいと思いまして……」
清水「何ですって!?」
<登場人物紹介>
・清水:マスター・オブ・アニメ。年100作以上のアニメを見続けて20余年。じつはゲームにも造詣が深い。特に好きなのは『アーマード・コア』シリーズ、『エースコンバット』シリーズなど。
・三葉:清水とは中学からの友人。不器用ゆえにゲームは苦手。数年前に清水と『Minecraft』をプレイした時は土ばかり掘っていた。
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清水「エッ、エロゲー!?」
三葉「……清水さん、落ち着いて」
清水「……はい」
三葉「いえね、まだ発売前なんですが、面白そうなゲームを見つけたんですよ」
清水「ほぉ」
三葉「以下に概要を整理しておきました。まずはこちらをご覧ください」
<参考サイト>
清水「なるほど。エロ要素のある将棋ゲームですか」
三葉「但し、いわゆる『脱マ(脱衣麻雀)』式の『対局に勝ったら女の子が服を脱ぐ』なんてありきたりなシステムではありません」
清水「ふむ」
三葉「『女の子が対局中に<まった>や<ヒント>をおねだりしてきて、それに応じると好感度がアップして画像が動画がもらえる』という仕組み、じつに面白いですよね!」
清水「ふーむ」
三葉「これが普通の将棋ゲームなら、対局相手からの頼みなんてにべもなく断るものですが……」
清水「ええ」
三葉「本作の場合は……対局には勝ちたい!が、エッチな画像や動画は見たいし、何よりも女の子の頼みは断れない……この甘美なジレンマ、最高ですね!」
清水「おっさん丸出しの感想ですね……」
「緊急回避画面 ママが来たモード」とは?
三葉「このゲームには他にも面白い機能がありまして」
清水「ほぉ」
三葉「『緊急回避画面 ママが来たモード』というんですが、要するにパニックモードですね。少年がエッチなゲームをプレイしていると……聞こえてきたのはママの足音!ヤバッ!少年は慌ててパニックモード用のボタンを押す。画面が切り替わる。映し出されたのは……詰将棋風の画面!無論エッチな要素はゼロ。ママがやって来て微笑む『あら、詰将棋?脳によいんですってね』。少年は胸を撫で下ろす……というやつですね」
清水「ふむ」
三葉「まぁエッチなゲームにパニックモードが付いているのはわかるんですが……問題は『ママが来たモード』という名前ですよ。いや、このゲームのプレイヤーはどう考えてもママの目を気にする年齢ではないだろ、と」
清水「ユーモア溢れるネーミングというわけですね」
「ぶっ飛んだゲーム性で話題を喚起する系エッチなゲーム」の系譜
三葉「いやぁ、まったく愉快なゲームですよ!清水さんはいかが思われます?」
清水「いまちょうど考えていたんですが……」
三葉「ええ」
清水「これは『ぶっ飛んだゲーム性で話題を喚起する系エッチなゲーム』の系譜に連なる作品だなぁ、と」
三葉「ん?『<ぶっ飛んだゲーム性で話題を喚起する系エッチなゲーム>の系譜に連なる作品』?」
清水「ええ、そうです。『<ぶっ飛んだゲーム性で話題を喚起する系エッチなゲーム>の系譜に連なる作品』です」
三葉「ふーむ。『<ぶっ飛んだゲーム性で話題を喚起する系エッチなゲーム』の系譜に連なる作品』ですか」
清水「いや、あなた……落語ではないんですからそんなに連呼しないでくださいよ。読みづらくて仕方がない」
三葉「で、その『ナントカ系エッチなナントカ作品』というのは一体何のことです?」
清水「まぁ、読んで字の如しですがね。例えばこんなゲームがありまして……」
きみは『スーパー将棋3~棋太平~』を知っているか?
清水「『棋士の星』モードというのは、要するに『将棋ゲーム』と『ノベルゲーム形式のギャルゲー』の融合です」
※ノベルゲーム:「画面に表示される文字を読み進める」を基本としたコンピュータゲームのこと。文字以外に、イラストが表示されたり、音楽やセリフが流れたりする。また、所々で選択肢が表示され、プレイヤーの選択に応じてストーリーが変化するものが多い。代表作は『かまいたちの夜』、『To Heart』、『ひぐらしのなく頃に』、『Fate/stay night』など。
※ギャルゲー:一言でいえば……魅力的な女性キャラが登場し、恋愛や、比較的軽度の性的なシーンが描かれるコンピュータゲームのこと。代表作は『Kanon』、『Air』、『Clannad』など。ギャルゲーや、それをアニメ化した「ギャルゲーアニメ」の現状はこちらに整理しました。
三葉「ほぉ、面白いですねぇ」
清水「『将棋をプレイしたい人からするとギャルゲー部分が邪魔で、ギャルゲー目当ての人からすると将棋部分が邪魔なのではないか』なんて批判もあるようですがね」
三葉「ええ」
清水「『得意な将棋で女の子から尊敬されたい』という欲望を持つ人は間違いなく存在するはずです。そう考えると、需要をしっかり捉えた名作だったと考えられるのではないでしょうか」
三葉「『得意な将棋で女の子から尊敬されたい』という欲望か……確かに!」
『どきどき魔女神判!』はマジでどきどきする
清水「あるいはまたこんなゲームもありまして……」
三葉「『女子中学生の体をつついたり、撫でたり』って、これは……」
清水「ええ」
三葉「大変興味深いゲームですねぇ」
清水「最も話題を集めたのは、取り調べシーンのスクリーンショットが発売前にお披露目された時だったと記憶しています」
三葉「ほぉ」
清水「まさにタッチペンで女子中学生を恥ずかしがらせているシーンだったのですが……もうね、そこらのアダルトゲームよりもよほどエロかったんですよ」
三葉「へぇ!」
『DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神』は、かなりアレ(←賛辞)
清水「そしてこんなゲームもありまして……」
清水「本編よりも、このミニゲームが話題になりましたね」
三葉「ほぉ」
三葉「これは……」
清水「ええ」
三葉「先ほどの『どきどき魔女神判!』も相当アレでしたが、こちらもまたかなりアレですねぇ」
清水「当時、『ヘブン状態』をネタにしたクソコラが大量生産されたことを思い出しますよ……いやぁ、懐かしい」
三葉「へぇ!」
清水「えらい盛り上がりでした」
三葉「湯気を吹き飛ばすために息を吹きかけるというのも、想像するだけで……」
清水「まったく」
三葉「女性が必死になって男の子の体をつついたり、フーフー息を吹きかけたりしたわけですか……」
清水「プレイ経験のある女性によると、これ、かなり興奮するらしいですよ」
三葉「ほぉ!」
清水「とまぁね、世の中には『ぶっ飛んだゲーム性で話題を喚起する系エッチなゲーム』がありまして、本作もまたこの系譜に属するのかなと感じた次第です」
三葉「みんなユニークなことを考えるもんですねぇ。じつに面白い!」
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(分析:清水、三葉 / 文、イラスト:三葉)
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