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全ての父と母に受診して欲しいという話

心臓が飛び出そうな信じられない嬉しい出来事もあれば、相変わらず仕事でアホなことをやらかしたり、ゴミを出し忘れたり台風で停電断水をくらったりしながらいつの間にか過ぎていった2023ももう終わり。

推し活を温かく応援してくださったみなさまも、インスタの投稿にいいねをつけてくださったみなさまも、お会いして楽しくお話させていただいたみなさまにも本当に感謝しかないです。

43歳の私にとって2023は色んな意味で本当に忘れられない一年になりました。忘れる前に死ぬかもしれないけど。


もともと偏頭痛持ちの私、ここ2~3年は頭痛が始まると鎮痛剤の効果もなく3日間は寝込むくらい痛みがひどくなっていて、それを見かねた看護師の母からMRIを撮ってこいと言われたのが今年の9月のことでした。


病院が大嫌いなわたしもさすがにこのひどい頭痛にいい加減うんざりしていたので、あの狭くて大音量の鳴り響く拷問みたいなMRI検査をいやいや受けることに。
あれ本当に拷問器具ですよね、閉所恐怖症の人はどうするんだろうMRI。

大丈夫大丈夫だと自分に暗示をかけながら何とかMRI終了、そして結果が出て医師から一通り偏頭痛についての説明をされたあと(本当にただの偏頭痛でした)、なぜか「このあと別の医師からお話があります」と更に別室に呼ばれたのでした。




何だろうと思ってそのまま移動した隣の個室の椅子に座ると、まず口頭で説明を受ける前に医師からはいコレと書類を渡されました。
そこの見出しにどどんと書かれていたのが
【まず落ち着いて読んでください】

いや何これ。

全然落ち着いていたのにこれ何?
余計にびっくりするよね?

そう思いながら目を通した書類の中身と医師の説明によると、わたしはどうも脳動脈瘤というものが頭の中にあるということ、そして大きさは手術を検討する程度に成長していること、更には瘤が2つあるのでリスクが少し高いこと、まだ若く子どもがいるので破裂するリスクを考えた場合手術を考えた方がいいかもしれないこと、破裂した場合半分の確率で死亡すること、助かった場合も重篤な後遺症が残る可能性が高いことなどなどを説明されました。(偏頭痛と関係はないです)

つまりわたしはこの瞬間からいつ破裂するかわからない爆弾を頭に抱えたまま生きていくか、リスクのある手術をするかどちらかを選ぶことになったわけですが、とは言え悩む余地はなかったんですよね。
だってうちには未成年の子どもが3人いるのに養育者はわたしひとり。
一番下の子が成人するまであと10年は絶対に生きて育てていかないといけない。

まあ誤魔化し誤魔化しどうにか手術をせずとも10年は破裂せずに生きられるかもしれないけど、それは誰にもわからないですよね。
そして何より怖いのが、万が一破裂して生き残って後遺症が残ってしまったら?
養育しないといけない子たちがいるのに自分が動けない働けない要介護者になってしまったら?
いやもう死ぬことよりそっちの方が断然恐怖でしかありません。

なので後遺症が残る結末だけは絶対に避けたい、手術を受けようと固く決意して、今こうして2024を迎えようとしています。(手術自体にもリスクがあり、知り合いの女性が最近同じ病気の手術中に亡くなっています)

もちろん、どんな健康な人も無事に2024も2025もその先もずっと生きていけるかどうななんてわからない。
でも自分の子どもたちが成長するまではどうにか健康で働いていくことも、親の大事な役目だと思うんです。特にわたしみたいなひとり親は。

わたしは人間ドックに乳がん検診子宮がん検診は35歳から毎年受診していて、自分で起業してからも従業員もわたしも全員フルで人間ドックは受けてもらっていました。
なので毎年結果を見る限り自分自身はまあ今すぐ死ぬことはないだろうとタカをくくっていたらこんなことになってしまったので、もっと早く頭の断面の検査も人間ドックに組み込んでおけば…と後悔してます。

とはいえ見方によっては運良く破裂する前に見つかっているので、あとは早めにできる限りの対処をしていくだけ。

というわけで何かの縁でこの駄文を読んで下さってるみなさん、ぜひにぜひに脳ドックの受診をお願いします。

多分これ読んでる人フリーランスやら経営者やらで健康管理は自分自身に任されている方が多いと思うんですよね。
人間ドックはもちろん、頭の中の検査も本当にお願いしたい。家族がいる人は2024すぐに予約して欲しい。

何ともなかったらそれでいいし、見つかっても破裂していなければどうにか対策が立てられます。

わたくし2024も元気でインスタを更新するためにも、推し活を続けていくためにも、そして子たちにごはんを食べさせていくためにも健康に留意をして頑張っていく所存です。


どうかみなさま、今手にしているスマホで脳ドックについてこのまま検索して欲しいと願い今年の総まとめとしたいと思います。

では良いお年を。

お読み頂いてありがとうございました。


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