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美しいパステル画を描くために…描くテクニックいろいろ

パステルの持ち方、オーソドックスな描き方

パステル画は、チョークのみで描くことが最もオーソドックスな描き方ですが、自由な表現のためにはどのような使い方をしても良いと考えます。

©︎TOUICHI WATANABE
A.紙とチョークとの角度を45°に近づければ近づけるほど、細部の描写や丹念な描写に向きます。B.紙とチョークの角度を0°に近づければ近づけるほど、軽いタッチと動きが出ます。

指の使い方

©︎TOUICHI WATANABE
上の図は右手で描く場合。指を使うときは斜線の部分を使うと描きやすいです。

粉のテクニック

点をつくる
a.1つの点

©︎TOUICHI WATANABE
①爪か指先でパステルを削り、粉を画面に落とします。②画面にトレーシングペーパーを被せ、上から手で押さえます。

b. たくさんの点

©︎TOUICHI WATANABE
①初めは少なめに粉を落とし、トレーシングペーパーで押さえます。②明度差を上げた粉を重ねて落とし、トレーシングペーパーで押さえます。画面の一部分のみに粉を落としたい場合は、紙で他を隠します。
©︎Ebi

粉から線をつくる 
まず、粉点を指で押さえ、筆のように動かします。
a.1つの点から1つの線

©︎TOUICHI WATANABE

b.たくさんの点からたくさんの線

©︎TOUICHI WATANABE
粉の1粒1粒を指でのばします。


粉落としから複雑なマチエールへ

©︎TOUICHI WATANABE
①人差し指と親指で粉をつぶし、画面にばらまきます。②粉の色は作品を考え、1色あるいは数色を使用します。③親指のはらを使って塗りつぶし、大きな面、そして複雑なマチエールを早く作ります。


境界のつくり方

チョークで作った境界の凸凹やかたさをなくす
境界に沿って、指で上からなぞります。
a.まっすぐな境界

©︎TOUICHI WATANABE

b.曲がった境界

©︎TOUICHI WATANABE

境界の変化

©︎TOUICHI WATANABE
①境界に直角に指を使ってこすります。②境界にグラデーション(ボカシ)を作ります。③境界と他の面をなじませます。④境界に立体感を出します。


©︎Ebi
ギザギザの線を描き、指で左方向へこすり作成
©︎Ebi
2色の間の境界を指でぼかす
©︎Ebi
赤から黄色へのグラデーション


定規を使った境界の作り方

©︎TOUICHI WATANABE

a、 定規を使うと、フリーハンドと違い、機械的な線(面)になります。
b 、定規は、画面を傷つけないよう丁寧に扱います。
c 、定規に力をかけず弱く押さえて描くため、チョークや砂ゴムペンシルが適当
  で、消しゴムの使用は控えます。
d 、パステルペンシルで直線、曲線を描いたり、凸凹の修正もできます。


デッサンの大切さ はこちら


雪がやむと  渡辺藤一

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