私がDairyNoteを続けたい3つの理由
広島からポケモーーーー二ング!!
私はいま、広島県福山市に来てます。
取り立てて語ることもないので、ヘッダーの画像は途中で寄り道した倉敷市です。倉敷はマジでよかった。
今日の記事は昼間にちょっとだけ話題になったDNことDiaryNoteに関しての想いです
Diary Noteとはなんぞ
DiaryNote は、シンプルで楽しくて長続きする無料の日記サービスです。2000 年にサービスを開始しています。
DairyNote(以後DN)のトップページを見たらこんな感じで書いてありました。
もともと、交換日記的な用途に強い無料ブログとしてリリースされ、
その後なぜかTCGのジャンルでの需要が伸び、
その流れがポケモンカードにも影響した結果、
ポケカブログを書くならDNという風潮になっていったようです。3年前くらいまでは。
なぜそのような発展をしたかについては、一生懸命分析したわけではありませんが、
適当にそれっぽい感じでまとめると、
軽くてシンプルで装飾性のないインターフェース…記録に強い
サイドバーにリンク先の更新記事がデフォルト一覧表示されるため、何の技術もなくてもRSS機能を持てる…交流に強い
という点だと思います。
かくいう私も、2015年からDNに「といぶろ」というブログを持ち、
これまでに421の記事を投稿しています。ビビったわ。
(見てくださいこのインターフェース。シンプルで飽きの来ないデザイン。今が2000年代だったら全力で頭を撫でて褒めてあげたいですね。)
どのサービスも別に何もしなければメモ的な感覚で使えるのですが、
DNには記事を装飾したり長文で読み応えのある文章を書くなど、頑張って書いている人が少ないため、
「あ、これなら俺でもできるかも」
と思わせる参入障壁の低さがある意味強みでもあります。
ところが、DNより簡易で、DNより交流に強く、DNより参入障壁の低い
SNSというサービス、というか文化が台頭してくるにつれて、
DNの強みは微々たるものになってしまいました。
DNを書く人が徐々に減り、記事が減るから読む人が減り、読む人が減るから書く人が減り、また記事が減る
現在のDNはそういった悪循環の環境下に置かれています。
寂れていくサービスの行く末は大体このような感じですね。
ざっくり言うと、今DNを読んでいる人の多くはDNを書いている人ということが言えるかもしれません。これは体感ベースですが。
それでも私はDNをやめたくない。
私の内面に抑えきれなかった様々な妄想を吐き出させてくれて、
数多の生まれたばかりの赤ちゃんイベントの宣伝をしてくれて、
そして素晴らしい出会いのきっかけになってくれたこのDNというツールを使い続けたい。
なのであらためて今、DNを続ける意味を確認し、そして啓蒙したいというのが今日の記事の趣旨であります。
DNの良くないところ
まあ、いきなりいいところばかり挙げるのも嘘っぽいと思ったので良くないところがあれば先にちょっと挙げようと思います。
でも私も3年くらい同じサービスを使っているわけで嫌なところはないんですよ。
まあ、あるにしてもそんなに致命的な嫌なところというのはない。
強いてあげるなら数点見つかるけどこれは逆に好きすぎて見つかってしまった点というか、愚痴に見えてそれ惚気ですやん。みたいな昼下がりのジョナサンで会話されるような内容なんですよね。ただそれでも公平性を期すためにあえて挙げますよ?あえて、ね。
まず有史以来100億回言われていることが、文中に画像を挿入させろ。そんなんガラケーで動くアプリでもできたぞ。高校でやってたchip!ブログとかいうわけわからんツールでもできた。正直ここさえ改善できればDNまだ全然使えるけどここだけはマジで無理。画像はなぜか右上に固められて表示されるし、なぜか画質が落ちるときあるし、なぜか回転するときすらある。
おそらく交換日記というツールデザインのため、画像を文中にいれるという行為を否定している。あほ。
あとは文中に使えるタグの少なさ。太字斜体引用下線赤青くらいはあるけど、それしかない。具体的には見出しタグとか欲しいし文字サイズももう少しいじれると良いし……
-------------------------------中略-----------------------------------
しかもなんでスマホ用インターフェースがないんだよ!!今時ブラウザと同じ画面見て指二本で拡大して操作するページなんてそうそうない……
中略-----------------------------------
あー!!あとあれもむかつく!!なんだよリンク上限って!?いるその機能!?なんで非リンク数の+50までしかリンクできないの???はぁー!!だんだんむかついてきた……
中略-----------------------------------
ハァ。嫌なところが100個くらい浮かんでしまったので一部省略しました。違うんです。今日の記事はDNの嫌なところを書きたい記事ではなく、続ける理由を書く記事なのでした。それではこれから本題に入ります。
DNを続けたい3つの理由
①コメントがもらいやすい
書き手と読み手の距離感が近いと言い換えることもできます。
先ほど今DNを読んでいる人の多くはDNを書いている人と書きましたが、これが実は重要なポイントです。
もう少し深堀りして、DNを書いている人はじゃあどういう人なのか考えてみると、私はこう思います。
ポケモンカードをすごく楽しんでいる人です。
DN全盛の時代にポケカをやっていた人はおそらく何名かは「DNをいつもちゃんと書いている人」をイメージできると思います。ka〇uさんとかテ〇さんとかしん〇くさんとかですね。
そういった、長い間本気でポケカを楽しんでやられている方からの意見というのは、私は本気で貴重だと思っています。だってすごく長い時間をポケカに費やしているのだから。
そういった方々は、もしかしたら私がたいあたりジムに書いている記事も読んでくださっているかもしれませんが、コメントはおそらくしてくれないでしょう。
交換日記をもとにデザインされたDNには気軽にコメントを残せる文化がまだ生きていると思っています。
そのありがたみに気が付いたのがJCSの時のこの記事ですね。
【募集】大型大会で気をつけること【協力してくださると嬉しいです。】
私のDNの更新頻度も落ちてきた頃だったのですが、この記事に皆様があたたかいコメントをくださったのは本当にありがたかったですし、
DNじゃなければ、こんなスピード感で皆様がコメントしてくださることはなかったんじゃないかなーと思います。
②リアルタイムな情報が拾いやすい
冒頭に書いたようにDNのインターフェースは見づらいですが、多くのページを巡回するのに適しています。
誰の記事を読み終わったら、その人のリンクから別の人に飛ぶ、みたいな動きはDN上でしかできません。
(普通はブログの作り手としては他のサイトに移ってほしくないので自サイト内で巡回させるような作り方をする)
その構造は、多くの人がリアルタイムに何をしているのかを追うのに適しています。SNSのタイムラインに近いですが、タイトルを見て読むかを選択できるのでまた少し使い勝手が違います。
主に私は全国のイベント開催情報を追うのに使っています。
DNの自分のリンク欄を見ると北海道、東北、中部、関西、中四国、九州、それぞれのイベント情報があるので、最近他の主催者の方々がどういう動きをしているのかを捉えるのには依然としてDNが一番便利なんですよね。
ここは厳密に言うと、書く理由ではなく読む理由なのですが、最近はDNの全体の更新頻度が下がっているため、以前よりも私もDNを巡回するということが少なくなりました。
意識的に巡回をするようにはしているのですが、必ず巡回するタイミングというのが、自分で記事を投稿したあとなんですよね。
なので、DNに書く機会がなくなると、DNを読む機会も減ってしまうと思います。
そういった意味でDNに定期的に投稿をすることで、ついでに情報を拾えるというメリットにつながります。
③なんだかんだそれなりにまだ検索に強い
さすがに今のホットワードで検索してもDNの記事が出てくることは少ないですが、なんだかんだまだ検索上位にDNが出てくる事は多いですし、ちょっとニッチなワードだと、まだDNが最上位に来ます。
例えば「アギルダー デッキ」で検索するとCHANGさんのDNがトップに出ますし、
「炸裂バルーン」で検索すると、公式の次に私のDNが出ます。
ということはDNの更新頻度を高くしておけば、様々なニッチな検索ワードから自分のDNに飛んできてもらえる可能性が上がりますし、そこからリンクを飛ばして別の場所に誘導したり、過去の自分のDNの記事を読んでもらったりと、まだまだ有効活用することは十分に可能だと思います。
「それをすてるなんてとんでもない!」といったところですね。
まとめ
書いてみて思ったのは、ブログって各々の家みたいなものだと思うんです。
家の中と外に明確な区切りがあって、みんな自分の住み心地が良いように家を改築していくようなイメージ。
対してDNって、大きな一つの家の中にみんなの部屋がある感じなんですよね。他の人の部屋だけど自由に行き来ができて、気軽にしゃべって帰っていけるような。
そういったDNの雰囲気が繋げて来た関係というのは、個人的な体感でもすごくありますし、ポケカ全体ではもっとものすごい数の人と人をつなげて来たと思うんです。
最近始めた方は知らないと思うけど、本当にちょっと前までは「DNやってます?」みたいなところからコミュニケーションが始まってたりしてました。ほんとだよ?
そんな感じの素晴らしいツールなので、多少人が少なくなるのは仕方ないにしても完全になくなったらすごく大きなものを失ってしまうことになると思います。
ですので今DNをやってない方に新しく始めろとは言いませんが、たまにはみんなDNを読んだり、DNを更新したりしてほしいな。って記事でした。
でもやっぱ嫌いなところがあるので私はしばらく、noteに書いたことをDNにも書くって方法をやってみたいと思います。
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