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一方通行の評価から三者評価へ〜部下を評価するだけの時代は終わり

2020年頃だろうか?私はウーバーイーツのドライバーとして小遣い稼ぎをしていた。

その時感じた事だけどマインド的な時代の変化をすごく感じた。

それは三者評価のシステムだ。
客、店、ドライバー(配達員)がそれぞれ評価し合うという従来なかった価値観に感動した。
今までのパターンでいくとドライバーは店からも客からも評価されるだけの一方通行の評価で理不尽な出来事も飲み込むしかなかった。
この一方通行の評価ではトラブルがあった時にどこに問題があるかを適切に判断できないし、どーしても弱い立場がうまれハラスメントにも繋がりやすい。

しかしこの三者評価なら立場によらず過失を見つけやすい。
例えばドライバーが到着しても客と連絡が取れず9分後にやっと連絡が取れ配達が完了したとする。
確か当時は10分待っても連絡が取れないとそれは処分していいルールだった。※うる覚えなので間違えていてもここでは10分と仮定する。
そしてこの客が実は毎回9分後に連絡が取れるという悪質な行為をしていたとしても従来の評価システムではドライバーの間でウワサになる程度終わってしまう。
でもドライバーも客を評価できる事で多数のドライバーの評価でこの客に対して何らかの対処ができれば多数のドライバーの9分のロスが減り円滑にまわる。
ドライバーにとっては数分のロスですら痛いし、プラットフォーマーとしても取引の回数が減る事に繋がるのは望ましくない。

そしてこの三者評価のシステムは一般企業でも、社会全体でも取り入れていくべきシステムだと思う。
従来の(今もそうかもしれないが)部下を評価するだけの管理職という一方通行の評価は社内ヒエラルキーの上部の過失が見つけにくい。

ビットコインで使われているブロックチェーン(中央集権からみんなで管理しようという分散型に)というシステムがでてきた時にはもう既に時代的な流れは変わっていたと感じている。

もしかしたら評価する事すら必要のない未来があるかもしれない。
そうであれば素晴らしい。


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