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ガッツポーズ

自分の指導を振り返る。vol.41

マンネリした授業展開にメスを入れた。

定期試験で点数を取らせることにコミットした指導法

生徒とのやり取り感満載の授業展開

これでいいのか??
情熱は足りているか?
通常に疑問を抱かなければ、進化なんて無い!
通常の授業を疑え!俺!


そんな時は日常に目を落とす。

日常がヒントになることが往々にしてある。
これは経験談。

ある日
愚息がやたらと連呼する『突破~~』

これがヒント!
これが、今の授業に利用されていることを誰が想像できようか。

高3の受験期の思い出が蘇る。

「数学だけは誰にも負けたくない!」
そう意気込んで、予備校に殴り込んだ。(嘘。超ビビッてました。)
1週間足らずで、返り討ちに合いフルボッコ。
(学力の祭典は苦手な、テンションだけの私)
挫折を味わった。というより現実を知った。

目標変更

「女子には、数学で負けたくない!」
(物凄い偏見発言だが、当時の感情をリアルに表現。)

数学の授業終わりに、先生が
「できたら、持ってきて~」
というホイッスルを鳴らす。


この言葉が、自分の脳内のスイッチとなり
燃えに燃えた、
が、
一度として「姫」(女性)に勝つことができず、


夏休み突入。


すると、「姫」の存在がクラスから消失。
風の便りで、「選抜クラス」にランクアップされたと・・・。
負けず嫌いが体の8割の自分の体が、躍動した。
受付のべっぴんさん(死語)の、お姉さんを問い詰めた。
いや、デレデレトーク。


利光「選抜クラスに行きたいです♡」

お姉さん「9月のテストで合格すれば行けるよ~」


受験生の夏。
それは、勝負の夏であります。
その大事な時期の目標が決まった瞬間であった。

「夏は数学に捧げる」

もう大学合格とか、そんなことどーでも良い(やばい発想…)
「意地とプライド」
を貫いた。

全ては、選抜クラスに行くために、
それ以上に、「姫」に数学の勝負で勝つために!
「数学=勝負」という認識の過去の自分を振り返り
「青春だな~」なんて酔いしれる今日この頃。

9月「選抜クラス合格」

受付の紫式部。いや、お姉さんに言われた言葉は、忘れない。

「過去の生徒で一番良かった!」

過去?この塾は、出来立てホヤホヤの1年目?
煽てるための言葉だと認識するも、ニヤニヤが止まらん。

受付のクレオパトラ。いや、お姉さんと関われただけで大満足。
これが、下心たっぷりのTHE男子高校生の現状である。
私も当然そんな道を歩んでいる。
というより、そんな道しか歩んでいない。

さーー勝負の時が来た。

1歩、選抜クラスに踏み入れた瞬間の何とも言えない高揚感。
優越感と期待感、すべての幸せな感情が開花。


『先生、勝負はまだか?』

と、待ちわびるも何かが足りない…。


教室中を探すも発見できず、
視覚だけでなく、嗅覚を利用するも
検索に引っかかってこなかった。

(俺は犬か?いやイヌドシではある。)

「姫」・・・?


そんな時は、風の便りを待ちわびる



「指定校推薦内定」



「塾は英語だけ」



おーーーーーーーーーーーい。

『Come back to summer vacation』

他の教科の見事なまでの捨てっぷりは
ギネス認定レベル?


だけど俺は思ったんだ。
その馬鹿っぽい勝負がなければ、
数学に熱狂していなかったのではないか?
受験の結果とか、どーとかでなく
熱狂していた自分が、今の立場を作りあげたんだって。


そんな勝負に夢中になていた、俺は確かに存在した。
だから、「勝負」と「突破」のコラボが
授業で再現されることになったのだ。

授業を数回やっていると

男子生徒からプレゼント

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消しゴムで作ってくれた作品。
超愛用品。
アクションの先に、何やら化学反応が起こることを学べた。

「突破」企画は

「解けたら、持ってこい!」に釣られて、
俺みたく、No.1を目指して持ってきたり
俺みたく、「よっしゃ!」(ガッツポーズ)ってしたり
俺みたく、超悔しがったり
なんか
俺っぽさが漂う、新たな授業となっていった。

つまり、たまらんのです。


「生徒のガッツポーズ」を探求したい。
さらなる加藤利光ワールドを作れ!


現状を疑え!俺!


あっ因みに、
今年度一番のガッツポーズを引き出した授業は

「突破」企画ではなく~
『kahoot』を利用した授業。
(突破じゃないんか~~い!!!)

これは、最強。
隣で授業していた先生に怒られるレベル。
みなさんも是非挑戦して怒られてみて下さい。

ちゃんちゃん。


▼掛川教育フェス2021に登壇決定(3/27)

▼【教育探究】ミライクリエイターズチャンネル 出演







生徒に還元😁子供に還元😆